株式会社TTS

株式会社TTS

https://www.ttcf.co.jp/

企業情報

設立年度
2008年
代表者名
芦崎 信栄
従業員数
15人
資本金
9,000万円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都千代田区外神田2-4-4 第一電波ビル2F
事業概要
カセットボンベ・コンロ、ライター、点火棒などの卸売を手掛けており、二次卸業者を通じ、全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどに提供しています。
会社の特徴
第一業界区分
商社
第二業界区分
専門商社

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

当社は、カセットボンベ、カセットコンロ、喫煙具(ライター)、点火棒など、日用雑貨の卸売を手掛けています。親会社は韓国の製缶メーカーであるOJC株式会社。カセットボンベの仕入先でもあります。仕入先はほかに、カセットコンロは日本国内のメーカー、ライターや点火棒などは中国やベトナムのメーカー。商品の提供先は、日本全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ホームセンター、ディスカウントストアなどをカバーしており、二次卸業者経由でこれらのチャネルに卸しています。
現在の売上は、ボンベ・コンロと喫煙具・点火棒の2領域が牽引。いずれも業界では2、3番手に位置しています。

TTSとしてスタートしたのは2008年ですが、その際前身の会社である東京たばこ商事から事業を引き継いでおり、合計すると半世紀を超える歴史を持ちます。前身会社時代に築いた取引関係、マーケットとのつながりが当社の大きな財産となっており、今、バイヤーがどのような商品を求めているのかをスピーディーに把握できる環境があります。

こうした市場とのパイプを生かしてホットな情報を収集し、一方では協力関係にある中国のメーカー各社と緊密に連携することにより、自社企画商品の開発も手掛けています。商品のジャンルはライター、点火棒のほか、最近は喫煙具のマーケットが縮小していることもあり、新領域開拓にも力を入れています。注目領域の一つは介護。表面は吸水、裏面は防水機能を持ち、尿漏れなどから寝具を守る使い捨て防水シーツの売れ行きが好調で、手応えを感じています。また、前身会社時代からの塩の仕入れルートを生かして商品化した、人工海水やペットの水槽用の水質調整剤などにも、今後の拡販に向け期待をかけています。

何を目指しているのか?

当社は東京たばこ商事の時代から、業務とお客様に誠実に向き合う姿勢を大切にしてきました。取り扱う商品のラインアップや販売チャネルは時代と共に変わっても、「よい商品を提供し、お客様の豊かな生活に貢献する」という理念は、今後とも当社事業の核として守り続けていきます。

一方で、ますますスピードを増している事業環境の変化には、柔軟に対応していかなくてはなりません。特に、インターネット環境の普及に伴う販売チャネルの多様化への対応は急務です。eコマースに関しては、当社はすでに楽天市場に出店してはいるものの、専門スタッフがいないこともあり、売上はまだまだ小規模に留まっています。今後は当社自身のEC体制を早期に拡充していきたいと考えています。

もう一つ、先ほども触れた喫煙具のマーケットの縮小も、当社にとっては大きな環境変化です。この減少分をカバーするため、現在、日用雑貨全般を対象に、将来の売上を牽引するような有望商品の開拓に力を注いでいます。

新商品の販売先としては、国内のみならず、海外のマーケットも視野に入れています。親会社のOJCが本社を置く韓国市場はもちろんのこと、世界50カ国に広がるOJCのネットワークを活用する選択肢もあります。また、当社の協力メーカーである中国の会社も、中国国内に独自の販路を持っています。
日用雑貨の中でもキッチン用品に関しては、OJCが展開するセレクトショップ「Dr. HOWS」を活用するルートもあります。「Dr. HOWS」は韓国の有名百貨店などに出店しており、オリジナルのキッチン用品や欧州や日本のメーカーから仕入れた商品を販売。日本での買い付けでは、「Dr. HOWS」のスタッフと当社の商品開発担当が一緒に展示会などを回って商品の選定を行っており、これまでに土鍋や弁当箱、クリスタルのグラスなどを出荷しています。
こうしたグローバルネットワークをバックに、今後も海外で喜ばれる日本の優れた商品を見出し、商流に乗せていきます。