株式会社マトリックス

株式会社マトリックス

https://www.matrixsoft.co.jp/

企業情報

設立年度
1994年
代表者名
大堀 康祐
従業員数
97人
資本金
1,000万円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都新宿区歌舞伎町2-44-1 ハイジア13F
事業概要
戦略系ゲームをはじめとするゲームソフト、遊技機向けソフトのほか、非ゲーム分野にもゲームで培ったUIやデザイン力を活かして進出中。大規模案件にも対応できる豊富な人材とチームワークが強みです。
会社の特徴
第一業界区分
サービス・インフラ
第二業界区分
アミューズメント・レジャー

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

マトリックスは1994年の設立以来、27年間にわたり、ゲームソフト開発において確かな実績を築いてきました。特にシミュレーションゲームやボードゲームなどの戦略系ゲームを得意とし、手がけたタイトルがゲーム雑誌「週刊ファミ通」の新作ゲームクロスレビューにて5連続ゴールド殿堂入りを果たすなど、そのクオリティは高い評価を獲得しています。また、遊技機向けの画面開発も長年手がけ、専門技術を磨いてきました。

当社の大きな強みは、100人近い開発専門スタッフが在籍し、顧客のニーズに応じた規模のチーム体制を柔軟に構築できること。かつてのファミコン全盛期、日本のお家芸だった時代のゲームビジネスは、開発機材も非常に高価で参入障壁が高かったのですが、今は誰でも簡単にスタートできる開発環境があり、海外の企業もどんどんヒット商品を出しています。こうした環境下で、日本のゲーム企業がグローバル競争を勝ち抜いていくためには、独自性の強いとがった商品を出していく、あるいは大規模開発への対応力を高めていくことが必要。社内のリソースに加え、社外の志を同じくする企業とも連携を強め、優位性を追求しています。

また、ゲーム開発で培ったUI/UXやデザインのノウハウを他分野で活用していくことにも、早くから取り組んできました。これまでに、電機メーカーと組んで産業用ロボットをつくったり、通信教育会社と一緒に知育アプリを開発したり、ARを使った観光プロモーションソフトの開発に参画したりした実績があります。こうした非ゲームの分野においても、今後は対応力を一層強化し、さまざまな業界で進むDXの取り組みに、当社がゲームで磨いてきた「分かりやすさ」や「楽しさ」を付加していきたいと考えています。

何を目指しているのか?

ゲーム開発においては、強みである戦略系ゲームの領域で、圧倒的な地位を確立していくことを目指しています。「至高の思考」というフレーズを合言葉に、ユーザーが頭をフルに使い、かつてないプレイ体験ができるようなゲームを生み出していきます。

今、特に注力しているのは、プロフェッショナル人材の育成です。限られた色数で作られた絵を、ユーザーが想像力で補って楽しんでいた初期のファミコン時代とは大きく変わり、ゲーム機の表現能力が圧倒的に高くなった今では、開発側がまるで映画のように作り込んだ世界観を提示することが当たり前になりました。そうなると、企画、デザイン、絵描き、色彩、それぞれについて、その作品に求められるものをしっかりと表現できるプロが必要。自分の感性で仕事をする、かつてのいわゆる“職人”とは、少し異なる人材像です。

加えて、制作管理を担うプロデューサー・ディレクター陣の増強も図りたいと考えています。日本のゲーム業界では、伝統的に「作りながら考える」傾向があり、結果的に手戻りの多い制作プロセスになりがちです。一方、海外の競合たちは、当初の計画に沿って、良質のコンテンツを予算内につくれる仕組みを構築している。ここは当社も、海外企業と互角に戦えるよう、早期の構造改革を進めていきます。

さらに、非ゲームの分野では、引き合いは順調に増えている中で、これまで社内のリソース不足で案件を受けられないケースも出ていたのですが、今後は業務提携やM&Aなども積極的に進めることで、体制を拡充し、より幅広い案件を手がけていきたいと考えています。