ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
当社は1999年の設立以来、賃貸物件の仲介を行う「アパマンショップ」を直営およびフランチャイズで展開してきました。賃貸住宅仲介業店舗数No.1(※2019年10月1日時点 矢野経済研究所調べ)です。また、賃貸不動産のオーナーから入居者の募集や契約、家賃回収、物件のメンテナンスなどを請け負う賃貸管理領域においても、トップクラスの管理戸数を有しています。
「アパマンショップ」の認知度から、仲介会社としてのイメージが浸透しているAPAMANグループですが、実は設立時から、不動産業界におけるITの活用を進めることを目指し、システム導入において先駆的な取り組みを続けてきた会社でもあります。また、時代の流れを踏まえた不動産の有効活用を進めていく観点から、シェアリングエコノミーの領域においても、近年仲間に加わったグループ各社がユニークな事業を展開しています。
現在の事業内容は、以下の3領域に分けられます。
●プラットフォーム事業
「アパマンショップ」運営に加え、賃貸不動産管理や、当社がオーナーから物件を借り上げて入居者に賃貸するサブリースも手掛けています。
●クラウドテクノロジー事業
「アパマンショップ」で活用している基幹システムを開発・運用。最近、ユーザーの入口としてますますウェイトが高まっているポータルサイトの開発・運用も手掛けています。賃貸管理物件で空き部屋が出た際には、「アパマンショップ」のデータベースに反映される社内システムも構築しており、グループとしての総合力の源泉となっています。
●シェアリングエコノミー事業
グループ内に、コワーキングスペースを展開するfabbit株式会社、シェアパーキング運営のwepark株式会社、シェアサイクル事業を行うecobike株式会社を擁し、次代のグループビジネスを牽引する柱として育成中です。
何を目指しているのか?
APAMANグループにおいて、事業全体の成長を牽引するエンジンの役割を果たしているのが、賃貸管理業務を通じて築き上げた、不動産オーナー約20万人、入居者約100万人のプラットフォームです。これまでも積極的なM&Aにより、この基盤の拡充を進めてきましたが、今後も引き続き、スケールアップを図っていきます。
近年、サブリースをめぐる契約トラブルが社会問題化したことを背景に、2020年6月に賃貸管理業者を対象とする法案が成立したことにより、賃貸管理の業界は寡占化が進んでいくと考えられます。厳しさを増す環境下で、単独での事業継続に困難を抱えている同業者が増えている中、そうした会社を仲間に迎え、Win-Winの関係を築いていきたいと考えています。
管理戸数を増やしていくのと同時に、不動産オーナーの満足度を向上させるための仕組みづくりにも注力していきたいと考えています。たとえば、最近は物件選びをWeb上で完結させたいと考える人が増えていることに加え、新型コロナの影響で店舗への来店を控える動きも出てきています。今後、店舗に足を運ばなくても内見や契約ができるシステムを整えていくことで、オーナーの皆様にとっての最大の関心事といえる入居率の向上に貢献していけるはずです。また、家賃回収を着実かつ効率的に行っていくため、督促ツールを開発・活用していくといったことも、オーナーからの信頼度を高めていくためには重要です。
「アパマンショップ」のサイト、および連携しているグループ内クラウドシステムを業界に先駆けて進化させていくことにより、多くのオーナーに「APAMANに任せれば安心」と認識いただき、管理戸数においても圧倒的No.1を獲得できるよう、体制を強化していきます。