募集の概要
- 買収対象領域
- 就労支援施設A.B型 ●法人向け商品・サービスを持つ企業 ●SaaS系企業 ●情報通信サービスを提供している企業
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスを行った後、面談を通じて、当社とのシナジーや事業の成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
「グローバルWiFi事業」「情報通信関連サービス」の2つの分野で多様なサービスを提供
株式会社ビジョンは1995年、国際電話の取り次ぎサービスからスタートした会社です。その後、固定電話回線・携帯電話・インターネット回線、OA機器の販売、そして海外用Wi-Fiルーターレンタルサービスなどに事業の幅を広げてきました。現在では「グローバルWiFi事業」「情報通信関連サービス」の2つの分野で多様なサービスを提供。2015年には東証マザーズに上場し、翌2016年には東証一部へと市場替えしました。
グローバルWiFi事業では、世界200以上の国と地域で使える海外用Wi-Fiレンタルサービス「グローバルWiFi」の他、訪日外国人向けのWi-Fiレンタルサービス、国内用Wi-Fiレンタルサービスなどを展開しています。コロナ禍で海外向け・訪日外国人向けの売上高は減少していますが、その一方で、テレワークやオンライン授業、GIGAスクール構想による自治体(教育委員会等)のニーズ増加を受けて国内向けサービスが伸びています。
情報通信関連サービス事業では、主に中小企業に対して、固定通信サービス、移動体通信サービス、OA機器、ビジネスフォン、Webサイト制作など、多様なサービスを提供しています。月額制ホームページ制作サービス「Vision Crafts!」、勤怠管理やワークフローの「VWSシリーズ」など、企業のDXを支援する独自商品・サービスも多数展開。企業のコスト削減ニーズ(通信料金及び電力料金等)やテレワーク対応ニーズの高まりを受け売上は好調に推移しています。
当社はスタートアップ企業やベンチャー企業を主な顧客とし、その企業の成長に合わせて、アップセル・クロスセルを行うことで契約数を増加させることを基本戦略としています。既存顧客に対するアフターフォローや情報提供は、顧客専属のコンシェルジュ機能を持つカスタマー・ロイヤリティ・チーム(CLT)が担います。CLTが顧客にヒアリングし、その要望や課題を営業チームと共有し、提案機会の増加につなげるという体制です。また、潜在顧客の拾い上げはWebマーケティングチームがITツールを駆使して行います。
この「Webマーケティング×営業×CLT」の三つが連動した高効率なマーケティングが他にはない当社の強みです。これにより、たとえばコピー機の販売なら、営業1人あたりの販売台数で当社は業界平均の4倍以上を実現しています。特に情報通信サービス事業では、三位一体のマーケティングを生かし年間約3万社強の新規契約を獲得しています。
何を目指しているのか?
ビジョンは、経営理念として「世の中の情報通信産業革命に貢献します」を掲げ、これまで培ってきた経験やノウハウを最大限活用し、時代のニーズを的確に捉え、最適な製品やサービスを最適なタイミングで提供することで人類と社会の進歩発展に貢献していきたいと考えています。
中期的には、ウィズコロナ・アフターコロナを見据えた成長戦略を描いています。既存事業の領域ではオンラインやニューノーマルといったニーズに順応しつつ、アップセル・クロスセル強化により、生産性の向上を図っていきます。収益構造強化のために自社商品・サービスを強化することも課題の一つ。現段階でも自社商品・サービスの割合は6割を超えますが、この比率をさらに高めていく考えです。一方で、グローバルWi-Fi、情報通信サービスに次ぐ3本目の柱となる事業の育成にも注力しています。
何を必要としているのか?
代表取締役社長兼CEO・佐野健一
上記の成長戦略を実現するために、当社グループの仲間に加わっていただく事業者様を探しています。具体的にM&Aを検討しているのは以下の領域です。なおM&Aスキームについては、株式譲渡だけでなく株式交換なども柔軟に検討します。
●SaaS系企業
当社も勤怠管理、ワークフロー、ビジネス向けSNS、オンライン商談サービス、電話代行サービスなど、多様なSaaSを自社サービスとして提供していますが、ラインナップをさらに増やしていきたいと考えています。当社の提供しているサービスと重複しない領域で、何らかのSaaSを提供している事業者様に仲間に加わっていただきたい。当該ジャンルで後発のSaaSでも構いません。当社の顧客基盤や営業力を使って、売上を伸ばし、トップを狙いましょう。
●法人向け商品・サービスを持つ企業
SaaSに限らず、法人向けの製品やサービスを持つ事業者様を求めています。当社の持っていない商材を扱っている事業者様はもちろん、当社と同じようにOA機器販売や、DX支援、Web制作などのサービスを提供している事業者様でも構いません。
●人材サービス企業
当社のメイン顧客であるスタートアップや中小企業にとって大きな課題が人材です。そのニーズに応えるため、人材派遣や人材紹介など人材系サービスを展開している事業者様をグループに迎えたいと考えています。
そのほか、情報通信サービスを提供している企業や、グランピング・キャンプ等の事業を展開している企業のM&Aも検討しています。
何を提供できるのか?
これまでもご説明した通り、圧倒的なマーケティング力・営業力と、それがもたらす充実した顧客基盤が当社の大きな強みとなっています。例えば情報通信サービス事業では、国内で新設される法人の約10社に1社は当社と契約しています。そして、それらの顧客に対して満足度の高いサービスを提供することで、長期にわたる関係を築き、売上を安定的に成長させています。
この圧倒的な営業力を活用していただくことで、貴社の製品・サービスの売上拡大をサポートしていくことが可能です。たとえば「SaaSを開発したものの、営業力がないために今一つ売上が伸びない」「BtoB事業を行っているが、販売チャネルを広げたい」といった事業者様は、当社に最もマッチするはずです。
また、当社は東証一部上場企業として高い水準のコーポレート機能を有しています。この機能を生かして、貴社のバックオフィス業務を引き受けたり、人事労務の仕組みを整備したりといったサポートを行えます。
なお、これまでも当社は数社のM&Aを実施してきた実績があります。たとえば2018年には、オフィス移転やオフィスデザインに関するプランニング・コンサルティングを行う会社を買収しました。同社は当社グループ入り後、当社の既存顧客に対してオフィス移転等のサービスを提供するといったかたちでシナジーを発揮し、売上を7~8倍に伸ばしています。また同じく2018年、OA機器販売やホームページ制作を行う企業を買収。この会社は当社スタイルの営業の仕組みを導入することで、売上・利益を大きく伸ばすことに成功しています。
起業家・経営者に向けてひとこと
当社は2015年に東証マザーズに上場していますが、今もベンチャースピリットを持ち合わせ挑戦し続けている企業です。ぜひ、当社の仲間に加わっていただき、お互いにベンチャースピリットを発揮して成長しましょう。伸び悩んでいる事業者様も、当社独自のビジネスモデルをフル活用して、大きな成長チャンスを享受してください!