募集の概要
- 買収対象領域
- ●金属・ゴム・プラスチック・炭素繊維・ガラス・木材等の加工メーカー(素材問わず) ●各種メーカー(産業用機械等、業種問わず) ●ITベンチャー(EC運営等) ●金型製造会社 ●配電盤・分電盤製作会社 ●電設資材卸会社 ●機械設計会社 ※上記以外でも“ものづくり”全般に関わる企業であれば幅広く検討します。
- 募集の特徴
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
1983年、福岡県で創業された金属加工メーカー「日創プロニティ」。建築・建材、環境・エネルギー、工場・プラント、駐車場、仮設・プレハブ、半導体、農業、畜産、車両部品関連などの幅広い業種に向けて各種金属製品を供給しています。
当社の大きな強みは材料の調達から最終加工まで、加工のサプライチェーンを一元化したオールインワン加工体制を構築している点です。通常、金属加工業界は「材料切断」「プレス加工」「成形加工」など、それぞれの加工に特化した小規模な専門業者が多く、当社も創業当初は装飾金具の製造を中心としたプレス加工を専門としていました。
しかし、多方面から別の加工について相談が寄せられるようになり、何よりもお客様の声を第一に、それぞれのニーズに応えるべく数十年前から積極的に設備投資を実施。そういった実績や信頼を積み重ねることで、2019年に東証二部へ上場を果たしました。
現在はプレス加工、精密板金、切削、ベンディング、レベラーカット、溶接・組立、シャーリング、ロール成型、レーザーカットといった業界で必要とされる一通りの金属加工に対応しつつ、問屋を通さない鉄鋼商社からの直接仕入れや、材料メーカーとの価格交渉など仕入れの低コスト化も実現し、低価格で高品質な製品を供給しています。
何を目指しているのか?
お客様が各種素材を仕入れる際に、一括で依頼ができる企業があれば費用・時間・効率性などで大きなメリットにつながります。
そのため、今後は『加工』というキーワードのもと、ゴム、プラスチック、ガラスといった金属以外の素材も調達できる『加工のプラットフォーム』を創出し、お客様の期待に応えていく方針です。
『加工のプラットフォーム』とは、何かを加工したいと考えるお客様のニーズに対して、「日創プロニティに聞けば答えを出してくれる」「迅速に対応してくれる」と思ってもらえる体制を構築することです。
お客様の持つ多種多様な問題を解決するすべての加工を行えることが究極の理想であり、目指すグループ像です。
また、将来的にはメーカー的な役割を担える開発体制を構築していく方針です。具体的には、設計・加工・デザインまで自社で対応できる範囲を広げ自社ブランドの製品ラインアップを増やすことで、BtoBはもちろん、BtoCに対しても積極的に展開していく考えです。
何を必要としているのか?
代表取締役社長・石田 徹
今後1~2年でグループ会社を最大20社まで増やしていきたいと考えています。今回のM&Aについては、以下のような企業を募集しています。
●金属・ゴム・プラスチック・炭素繊維・ガラス・木材などの加工メーカー(素材問わず)
金属はもちろん、幅広い素材の加工を今後、提供していく予定です。後継者不在の企業の承継も検討します。金属加工を提供している企業でも、当社にない金属加工技術があれば大歓迎です。
●各種メーカー(業種問わず)
今後はグループ各社の素材加工技術を駆使して自社ブランド製品を増やしていく予定です。たとえば、BtoBであれば産業用機械、BtoCであれば家電製品などです。
すべての工程で内製化することを目指しているため、特定の領域に限らず、“電気を動かす技術”を持つのメーカーからの打診をお待ちしています。
上記以外でも金型製造会社、配電盤・分電盤製作会社、電設資材卸、機械設計会社に至るまで、“ものづくり”全般に関わる企業であれば幅広く検討します。
何を提供できるのか?
グループイン後は可能な限り経営陣の続投をお願いしています。後継者不在の場合は、一時的な幹部社員の派遣など、あらゆるサポートを施しますが、いずれはプロパー社員を経営陣に配置するべく、全力で支援します。
●人材確保、成長戦略の推進といったマネジメント支援
「経営の見える化」を積極的に推進し、原価低減に向けた経営管理支援はもちろん、人材育成を通しての経営幹部への登用や、日創グループ全体での成長戦略の実現に向けた親会社による支援など、マネジメントの領域で幅広く支援できると考えています。
●営業力、購買ルートなどの顧客基盤の提供
グループ会社を含め、オールインワン加工体制で培ってきた幅広い業種の顧客基盤を共有可能です。技術力は優れていても、営業力で課題を抱えている場合、販路拡大で貢献できると考えています。
起業家・経営者に向けてひとこと
親子会社のような関係や、当社が一方的に上に立つようなことはありません。目線を揃えて一体感を持ち、成長できる関係を求めています。過去にM&Aを実施した3社とも、できる限りプロパー社員による役員・幹部への登用を実施しています。
自社ブランドの展開など、やらなければならないことはたくさんあります。大きな目標に向かって、ともに歩んでいきましょう!