募集の概要
- 買収対象領域
- 《識学が買収するケース》 ●業務効率化や生産性向上に寄与するSaaSなどを提供している企業 ●士業事務所・法人 《ハンズオン支援ファンドから出資するケース》 業種業態は問いません。
- 募集の特徴
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- ロックアップ
- 交渉次第
- その他M&Aの方針
- ハンズオン支援ファンドから出資するケースでは、議決権の33.4%以上の獲得及び役員を派遣すること、識学を導入することが前提です。
M&Aの戦略
何をやっているのか?
「識学」は、論理的かつマネジメント層へのマンツーマン型アプローチを採用しています
株式会社識学は、「識学を広める事で人々の持つ可能性を最大化する」という経営理念のもと、2015年に設立した上場企業(東証グロース市場)です。
当社独自の組織運営理論である「識学」に基づき、その導入を通じてあらゆる組織の成長を支援しています。
識学は、組織内の「誤解」や「錯覚」がどのように発生するのか、どのように解決できるのかの答えを持つ理論です。
識学を学び、実践することで、人材育成、評価制度、生産性、ガバナンスなど、さまざまな組織運営上の課題を解決できます。
識学は、人間の意識構造という普遍的なものに基づくアプローチのため、汎用性が高く、どんな業種、業態、企業規模であっても成果を得やすいのが特徴です。
当社は現在、主に以下のセグメントで事業を展開しています。
【組織コンサルティング事業】
組織コンサルティング事業の1つ目の軸が、「マネジメントコンサルティングサービス」です。
組織の状態に合わせて、経営・組織コンサルティング、経営陣・幹部研修、従業員向け研修などのメニューを組み合わせて提供するサービスです。
当サービスの累計契約社数は4,000社を超えます。
2つ目の軸は、識学の導入・実践にあたり必須となる「プラットフォームサービス」です。マネジメントコンサルティングのアウトプットフォローや識学クラウド機能、定期勉強会を含めた総合パッケージを提供しています。
【VCファンド】
「識学の有用性の証明」を目的として、VCファンドを組成し、成長が見込まれる企業(主にIPOを目指されている企業)に対して投資を行い、投資先企業の業績改善・成長を支援しています。
【ハンズオン支援ファンド】
「識学の有用性の証明」を目的として、新生銀行グループの新生企業投資株式会社との間でハンズオン支援ファンドを組成しています。
成長や改善が見込まれる企業に対して投資を行い、ハンズオンにより投資先企業の業績改善・成長を支援しています。
【スポーツエンタテインメント事業】
福島スポーツエンタテインメント株式会社にて、プロバスケットボールチームの運営を行っています。
これも「識学の有用性の証明」の一環です。
何を目指しているのか?
当社は中期ビジョンとして、以下の「目指すべき状態」を掲げています。
●「識学」の考え方に基づく働き方がスタンダードとなった状態
●「識学」の言葉が一般化され、独自マーケットが存在する状態
この実現に向けて、成長戦略として「組織コンサルティング事業の確固たる地位の確立」と「事業領域の拡大」を推進しています。
1.組織コンサルティング事業の確固たる地位の確立
「識学」の波及範囲を拡大すべく、フロー型事業である「マネジメントコンサルティングサービス」と、ストック型事業である「プラットフォームサービス」のソフト面・ハード面の充実を進めています。
2.事業領域の拡大
識学は人の意識構造を研究した独自の理論であるため、スポーツチーム、教育コミュニティ、さらには家庭まで、さまざまな集団で発生する課題に対して解決策を提供することが可能です。
既存のVCファンド・ハンズオン支援ファンド、スポーツエンタテインメント事業のように、新規事業推進による新たな成長可能性を模索します。
今後は、マーケティングBPOや人材紹介サービス、toC向けサービスなど、更なる事業領域の拡大を検討しています。
何を必要としているのか?
代表取締役社長・安藤広大
上記の成長戦略を推進する手段としてM&Aを検討しています。
M&A実施にあたっては、識学の直接買収、ハンズオン支援ファンドを通じた出資の両面で考えています。いずれの場合も識学の有用性を証明できる企業・法人
《識学が買収するケース》
基本的に100%出資によりグループジョインしていただく買収が前提です。具体的な事業内容は、下記を検討しています。
●業務効率化や生産性向上に寄与するSaaSなどを提供している企業
当社のクライアントはもちろん、当社内でも活用できるような業務用ツールを自社で開発・販売している事業者様をイメージしています。
●士業事務所・法人
企業が個別契約するには少しハードルのある士業などの外部人材サービスは、当社クライアント企業にとって有用です。当社がこれらのサービスを提供することは識学の付加価値を向上させることになります。
《ハンズオン支援ファンドから出資するケース》
業種業態は問いませんが、議決権の33.4%以上の獲得及び役員を派遣することが前提です。内部の立場から事業者様の経営を直接支援し、最終的には、株式公開、事業売却、識学へのグループインなどの出口を目指します。また、識学を導入することが必須です。
何を提供できるのか?
識学の2,200社以上の法人顧客網に対してクロスセルを行うことで、事業者様のプロダクトをスケールさせることが期待できます。経営面の課題については、識学の導入により改善をお手伝いします。
ハンズオン支援ファンドによる出資の場合は、識学による組織改善支援×金融・ファイナンス支援、PMIのコンサルティングなどを行い、事業者様の企業価値向上を図ります。当社の株式上場の経験を生かし、将来的なIPOを視野に入れた支援も可能です。
なお当社はこれまでに以下の3社のM&A実績があります。いずれもM&A後にシナジーを発揮し事業成長を実現させています。
●M&Aトレーニング事業
2019年6月、TIGALA株式会社からM&A法人コンサルティング事業を譲受しました。現在は識学のクライアント企業の経営層に対するマンツーマンサービスとして軌道に乗っています。
●福島スポーツエンタテインメント株式会社
2020年4月、プロバスケットボールチーム「福島ファイヤーボンズ」を運営する同社を買収。コロナ禍で苦戦していましたが識学の導入により経営改善が進みつつあります。スポンサーの数も増え、コロナの収束後には黒字化を達成する見込みです。
●株式会社MAGES.Lab(メージスラボ)
2020年12月、モバイルアプリ・ゲームの開発を行う同社を、連結子会社のシキラボに吸収合併しました。両社のエンジニアリソース及びノウハウを融合することで、プラットフォームサービスの継続的な成長と、さらなる業容拡大を進めています。
起業家・経営者に向けてひとこと
これまでにご縁がありM&Aで仲間となった各社は、識学の導入により結果的に業績が伸びています。これから新たに当社グループにジョインしていただく、またはハンズオン支援ファンドを通じてサポートさせていただく事業者様とも、良い関係を構築できると考えています。
組織運営や資金面などの課題などお持ちであれば、当社がお手伝いできます。一緒にビジネスの成長を加速していきましょう。