募集の概要
- 買収対象領域
- ●社会インフラ性の高いサービス、SaaSを提供している企業 ●Webやアプリを通じ、ユニークなコンテンツを提供している企業 ●FinTechサービスを提供している企業 ●システム開発を行っている企業
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 前提として、案件サイズにより変化しますが、基本は初期検討は1~2週間、DDは1ヶ月、Closingは1ヶ月を想定しております。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
メディアアプリのほか、アドネットワーク事業やゲームメディアなど複数のメディア事業と広告事業を展開
Gunosyは『情報を世界中の人に最適に届ける』をミッションに、情報キュレーションサービス「グノシー」や女性のためのトレンド情報アプリ「LUCRA(ルクラ)」のほか、KDDIとの協業で「auサービスToday」「ニュースパス」を運営しています。これらのアプリの国内累計ダウンロード数は、2021年5月末時点で6,360万DLと順調に推移しています。
また、「グノシー」などのメディアサービスによる情報配信を通じてユーザー数を拡大するとともに、ユーザーの興味・関心に関するデータを蓄積しています。このデータを活用し、顧客企業に対して費用対効果の高い広告ソリューションを提供しています。
当社の強みは、深層学習や機械学習技術を用いたアルゴリズムの力で、各ニュースコンテンツの評価を行い、ユーザーに最適な記事の配信を行っている点にあります。これをさらに強化すべく、社内の研究開発組織「Gunosy Tech Lab」において、データ活用の促進や情報推薦の研究を行うとともに、社外への技術提供、および学会における論文発表を中心とした研究開発を行っています。
子会社のゲームエイトでは、日本最大級の総合ゲーム攻略情報メディア「Game8」を運営。そのほかに2C事業としてユーザーの気分に合わせてお茶を毎月届ける「YOU IN」など、新規事業も続々と開発しています。
何を目指しているのか?
中長期の指針として、既存事業のグロースと新規領域の開拓を通じて企業価値を向上し、グループ全体で時価総額1,000億円の達成を目指しています。
当社の主力事業であるニュースメディアについては、ユーザー目線でのプロダクトの作りこみを軸に投資対効果を高め、広告宣伝への再投資により再成長を図ることで中長期的な成長を目指します。
一方、新規事業についてはDX領域を中心として当社の技術力、メディア基盤、マーケティングノウハウを活かせる領域への進出を進めます。社外投資も積極的に行って新領域を開拓し、非連続な成長を目指します。
何を必要としているのか?
取締役 最高財務責任者(CFO)・間庭 裕喜
上記の中期経営を実現するには、当社のIT分野の技術力と知見を活かせる新たな収益源の発掘や、迅速な開発体制を維持するための優秀なエンジニアの採用が不可欠です。そこで、M&Aによってこれらの課題を解決したいと考えています。
なおM&A先の選定にあたっては、当社のミッション『情報を世界中の人に最適に届ける』との親和性や、企業として目指している方向性に共感できること、また、そこに大きな影響を与える経営者の人柄を重視します。上記を満たす事業者様であれば広く検討対象としますので、お気軽にご相談ください。
特に強い興味を持っている領域は以下の通りです。
●社会インフラ性の高いサービス、SaaS(GovTechなど)
たとえば「グノシー」は、ニュースという古典的な社会インフラをDX化した例といえます。また、当社はインドの金融サービス「slice」へ出資し、若年層に与信機能を提供するインフラとなるようなサポートしています。
このように社会インフラ性の高いサービスをDX化したいと考えています。GovTechはその典型です。行政DXを推進するGovTechに、当社の情報発信力やデータ活用力を組み合わせることでサービスの付加価値を高められると考えます。
●ユニークで価値のあるコンテンツを提供する企業
Webメディアやアプリを通じて、ユニークなコンテンツを提供している事業者のM&Aを検討しています。オリジナルコンテンツに限らず、天気や災害情報のわかりやすいまとめや、自治体の発信情報のまとめなど、編集により付加価値を出しているものでも構いません。コアなユーザーが1日~数日に一度はアクセスするようなコンテンツであれば、広告による収益化が可能と考えています。
●FinTech関連
当社の各メディアやサービスにプラスすることで付加価値を高められる、FinTech関連のサービスを検討しています。
●システム、アプリの開発を行う企業
開発力の基盤となるエンジニア人材の確保を視野に入れており、システム開発等の事業者にジョインしていただきたいと考えています。
なお、過去のM&A事例としては、2015年に株式会社ゲームエイトを子会社化しました。同社は新型コロナの影響下においても好調に推移してGunosyグループの第二の柱となりました。東証一部上場企業のグループ会社となったことで人材採用がしやすくなるなどのシナジー効果も現れています。
また2019年にゲームエイトを通じて、ゲームプラットフォームなどを運営する株式会社Smarpriseを子会社化しました。ゲームエイトからSmarprise運営サービスへ送客などを行うことで成果を上げています。
何を提供できるのか?
当社グループに加わることによるメリットとしては、技術力やノウハウの提供があります。当社では機械学習、自然言語処理、アドテクノロジー、メディア基盤などの技術、マーケティング、アライアンスなどのノウハウがあり、これらを貴社にも活用していただけると考えています。メディア事業を通じて取り引きのある多数の顧客基盤も共有します。
コーポレート機能を提供したり、事業管理体制の質的向上を支援したり、成長のための資金支援をしたりすることも可能です。ゲーム領域であれば、当社のエンジニアリソースの提供もできます。
なおグループに加わった事業者に対しては、親会社としての意見や手法を押しつけることなく、経営の独立性を尊重します。貴社が何を望んでいるのか、何を目指しているのか、詳しくお伺いしながら最もシナジーを発揮できる方法を見つけていきたいと思っています。
起業家・経営者に向けてひとこと
CEO室 室長・岡村 高之
スマートフォンの普及に伴う情報量の増加によって生まれた情報格差をテクノロジーで解決するために、Gunosyは創業されました。今後もデータを活用した科学的なアプローチにより、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいきます。お互いの良さを尊重しながら、新しい挑戦に一緒に取り組んでいきましょう!