募集の概要
- 買収対象領域
- 当社の直営店舗は、いずれも駅構内などの流動が多い場所に特化したブランド(安価で提供スピードが速い業態)です。今後、地上や外部商業施設への事業展開を図るうえで、既存ブランドでは集客力が乏しいため、「目的集客型」の集客力が見込めるブランドを持つパートナーを探しています。
- 実現したいこと
- 新規事業の獲得
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスや面談を通じて、私たちとのシナジーや貴社の事業成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- わからない
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
東京メトロの完全子会社で、駅チカ店舗や商業ビルといった商業施設の運営管理等を行う
メトロプロパティーズは東京メトロのグループ会社として、駅構内の商業施設の企画・管理やテナントの誘致、直営店舗の運営などを行っている会社です。
●商業施設の運営管理事業
「Echika表参道」「Metropia」などの駅チカ(駅構内)施設や、「Esola池袋」「メトロ・エム後楽園」といった駅ビル・駅商業施設を展開。開発計画から施工管理、運営管理までトータルに実施しています。
●プロパティマネジメント事業
駅構内や駅ビル開発・運営の実績とノウハウを生かし、商業開発・運営に取り組む企業に対して、開発マネジメントやリーシングマネジメント、営業マネジメントといったサービスを提供しています。
●リテール事業
東京メトロの駅構内を中心に16店の飲食店舗を展開しています。直営店としては「そば処 めとろ庵」(そば)、「パティオ ドゥ メトロ」(カフェ)、「スイーツ・ドゥ・メトロ」(スイーツ)、フランチャイズ店としてはカレー、カフェ、うどん業態があります。
「東京メトログループのブランド力と資金力」「高い立地優位性を持つ駅構内や駅隣接物件を多数管理」「駅構内という特殊かつ狭小空間での運営管理実績」が当社の強み。ただ、駅構内を主な営業エリアとしているため、開発余地が限定的なのが課題となっているため、今後は駅以外の物件への出店を検討しています。
何を目指しているのか?
引き続き当社の強みを生かし、東京メトロのネットワークを中心に時代に合った斬新で、魅力的な商業空間を生み出していきます。成長ドライバーとなる取り組みとしては、以下を想定しています。
【成長戦略】
●東京メトログループが開発する商業物件についての開発・運営
●東京メトロ以外の業務の受託(不動産仲介を含むリーシングマネジメント業務、アドバイザリー業務、コンストラクション・マネジメント業務など)
●直営飲食店舗の加速
直営飲食店舗については特に力を入れていきます。現在運営している店舗は駅構内に立地するものがほとんどで、訪れるのは「目的型来店」ではなく「衝動型来店」のお客様が中心です。
今後は地上やメトログループ以外の商業施設内に出店しても「目的型来店」を見込めるようなブランドを確立し、出店を拡大します。また、スイーツ業態においては自社オリジナル商品の開発を計画しています。
何を必要としているのか?
めとろ庵 新木場メトロピア店
具体的に検討対象としている業態は以下の通りです。
●そば業態
新たなそばブランドを確立するため、そば業態で実績あるパートナーと組みたいと考えています。ファストサービス系でも、本格的なメニューをそろえたフルサービス系でもどちらでも構いません。
駅構内への出店ではなく、路面店やテナント店として出店して集客が見込めるブランドを条件としています。また、セントラルキッチンや大規模な店舗設備を持ち、当社既存店分の食材加工・製造を行える企業であればなお歓迎します。
●スイーツ関連の業態
当社のスイーツ事業では他社から商品を仕入れて販売しています。今後は同業他社との差別化やブランドの強化、利益率の向上を図るため、自社内でのオリジナル商品の開発・製造を検討しています。
そこでスイーツの開発・製造ノウハウや設備を有するパートナーを探しています。店舗を持つ企業でも、開発・製造に特化した企業でもどちらでも構いません。
●その他の業態
当社の既存事業とのシナジーが見込めそうな飲食業態であれば、上記以外でも検討の可能性はあります。
何を提供できるのか?
●資金や企画提案などの出店サポート
当社の事業拡大のために駅構内以外に出店し、新ブランドとして活躍していただきたいので、資金確保や企画立案、物件探し、店舗の設計・施工といったサポートを行います。
●駅構内への出店の可能性
当社が管理する駅構内や商業施設の区画に空きが出た場合、当社の直営店舗の一つとして出店することも検討します。
●仕入れ・製造加工面でのシナジー
当社はそば業態7店舗を運営していますが、いずれも店舗面積が狭小で作業スペースが限られています。そば関連のセントラルキッチンや大規模な店舗設備を持つ企業と組むことにより、当社にとってはオペレーション改善、貴社にとっては製造加工業務の拡大や一括仕入れによる原材料低減などのシナジーが得られます。
●東京メトログループの信用力
当社は東京メトログループの一員であり、社外からの信用力があります。この信用力はいろいろな場面で生かされるといえます。従業員様に対しても安定した就労環境を提供できます。
起業家・経営者に向けてひとこと
代表取締役社長 齋藤敏和
いきなり吸収合併するのではなく、まずは業務提携などでシナジー効果を確認してから将来の方針を探っていければと思います。
貴社の店舗運営方針についても当社の考えを押しつけることはせず、将来的に当社の直営店舗の一つとして大きく成長するブランドを共につくりあげていきたいと考えています。飲食業態で実績のある会社のお力を借りながら、新たな分野に挑んでいくつもりです。当社の挑戦に一緒に取り組んで頂けるパートナーの方からのご連絡をお待ちしております!