募集の概要
- 買収対象領域
- ●AI、ITコンサル、DXコンサル、システム開発、SES、アプリ開発、RPA、ロボット開発などの事業に取り組んでいる企業 ●飲食・小売・アパレル・駐車場・装置産業などの領域で実店舗ビジネスを行っている企業
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、事業、財務、法務面でのデューデリジェンスや面談を通じて、当社とのシナジーや事業成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
クライアントの経営課題を解決できるような提案から開発、サービス化までを一気通貫でサポート
ヘッドウォータースは、AIソリューションを一気通貫で提供している会社です。AIの導入は、業務システムにAIを組み込むだけでなく、最終的に企業の生産性やサービス品質の向上などの成果を上げられなければ意味がありません。そこで、当社ではコンサルチームが顧客企業の業務分析を行って経営課題を抽出し、実証実験を短期に繰り返しながらAIの学習モデルを生成し、AIソリューションの実装をサポートしています。
また、AIの実装はデータを蓄積し、学習精度を上げていくことが必要です。最終的に安定稼働できるまで、顧客に併走しながら運用や追加学習を行います。このようにAIのアセスメントから周辺システムの開発、運用までを1社ですべてやり切り、成果を出せている企業は日本では当社しかないと自負しています。
当社がAIソリューションを提供するうえでの強みは下記の通りです。
●創業から19年の蓄積
金融系のセキュアなシステムからスマホアプリ、各種業務システム、ECなど、広範囲な業種・業態の受託開発を経験することで、あらゆるシステムに対応できる開発体制、ノウハウなどのベース能力を鍛え抜いています。
●ロボット関連事業で培われた多様な技術
ソフトバンクのロボット『Pepper』のアプリ開発にトップランナーとして関わりました。ロボットはさまざまなセンサーとモーターを組み合わせた高度なIoTデバイスです。そのデータをAIに活用する経験を通じ、多くの事例を蓄積しています。
●AI人材の育成ノウハウ
AI領域が未経験の人材を1年で高度な技術を有したスペシャリストへと育てる仕組みを確立しています。
何を目指しているのか?
当社は下記の2つの方向性で、AIソリューション事業を拡大したいと考えています。
●本質的なDXをハンズオンで支援する進化したDXコンサル
ヘッドウォータースのコンサルチームは、顧客企業の業務分析を行い可視化します。業務フローを抽出するのではなく経営課題を抽出し、そこから属人化している業務やボトルネックとなっている業務を顧客企業と共有します。
そのうえで、どこにAIを導入し、何をデジタル化すると、どんな効果があるかを想定し、実証実験を短期に繰り返して、導入効果を実感しながら3年ほどをかけてDXを実現していきます。このように顧客企業と一緒に実用性の高いシステムを育て上げていく、ユニークなDXサービス/AIソリューション事業をさらに推し進めていきます。
●リアルの場にあるデータを獲得してAIで価値を生み出す
近年、ECが伸びているとはいえ、まだ80%以上の購買は実店舗で行われています。消費者の実店舗内での行動をデジタルデータ化して蓄積し、他のデータと掛け合わせることにより、売上増加や新規業態の開発などに活用できます。そのようなリアルデータを獲得し、AIを活用して価値を生み出していくことを目指しています。その一環として、国が進める「スーパーシティ構想」への適用も検討しています。
GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの略称)はオンラインのデータを寡占しましたが、リアルのデータを寡占している企業はまだありません。当社はAIの黎明期から蓄積したセンサーによるデータ収集と分析手法で、その領域のトップランナーとしてサービスの提供を進めていきます。
何を必要としているのか?
代表取締役・篠田 庸介
デジタルとアナログ、それぞれの面を補完するパートナー企業の買収、または出資を検討しています。
●AIソリューションを補完する企業
当社はAIを実装するにあたり、業務分析・アセスメント・PoC・システム開発・保守・運用・追加学習といったプロセスを踏んでいます。これらのうち、いずれかのプロセスを補完し、AIソリューションの強化につながるようなパートナーを仲間に迎えたいと考えています。
具体的な領域としては、AI、ITコンサル、DXコンサル、システム開発、SES、アプリ開発、RPA、ロボット開発などの事業に取り組んでいる企業が挙げられます。
●実店舗ビジネスを行っている企業
飲食・小売・アパレル・駐車場・装置産業など幅広い領域で、デジタル化による収益改善・業務改革を目指す企業への買収、または出資を検討しています。
当社が出資しているカフェ『AZLM CONNECTED CAFE』では、店内にセンサーを設置し、匿名化した行動データを取得し、AIで分析・活用することで収益の向上を実現しています。このようにアナログで事業を展開している企業とパートナーシップを組むことで、AIソリューションの開発を進めつつシナジーを創出できます。データの確保のため、保有店舗数は多い方が望ましいと考えています。
なお、出資の場合はシード期以降のフェーズを希望します。出資割合は20%程度から検討します。マイノリティー出資から始めて相性を見極めて、シナジーが期待できそうなら買収に切り替えることも検討します。
何を提供できるのか?
ヘッドウォータースは、多くの顧客企業に対してAI導入をハンズオンでやり切ってきました。AI導入の各プロセスにおけるノウハウや、さまざまな事例を共有することで、下記のような価値を提供できると考えています。
【AIソリューションを補完する企業に対して】
●コンサルから構築・運用まで担えるようになることで、顧客への価値提供を最大化できる
●AIの多くの事例を活用することで、既存ビジネスにドライブをかけられる
●AI人材育成プログラムを通じてエンジニアのスキルアップができる
●上場企業の一員になり、AIという新たな切り口を得ることで採用力を向上させられる
●当社の技術・経営資源を活用することで増収及び利益率の向上ができる
●大手企業を中心とした当社の顧客基盤に対して貴社サービスを提案できる
【実店舗ビジネスを行っている企業に対して】
●当社からの資金提供によりDX投資を行える
●デジタル化による省力化・効率化・売上の向上が実現できる
●時代の変化に合わせた新規業態の検討ができる
●既存の業務システムの見直しや統合ができる
●上場企業の一員になることで信用力が高まる
起業家・経営者に向けてひとこと
ヘッドウォータースは、「やってみよう」を大切にしているチャレンジングな会社です。また、従業員100人未満の小さな会社で、上下関係もなくフラットな企業風土を持ちます。そして各メンバーの適正・能力に応じた仕事内容やポジションを与えることが重要だと考えています。
たとえば、買収先の経営者がマネジメントを得意としていたら、ヘッドウォータースの役員や社長を務めてもらっても構わないと思っています。それくらい自由な発想で最適な組織をつくろうとしています。
「リアルのデータを押さえる」という私たちの挑戦はいずれ大きな濁流となり、世界をあっと言わせるはずだと真剣に考えています。この思いに共感できる方は、より大きなマーケットを目指して一緒にチャレンジしましょう!