募集の概要
- 買収対象領域
- SES事業/フリーランスエンジニアマッチング事業を展開されている企業様を募集しています。 特に関心を持っている領域は以下です。 ※エンジニアのキャリア支援に強みを持つSES企業様(特定言語・技術領域に強みがある/高い継続稼働率を誇る 等) ※フリーランスエンジニアの獲得および稼働支援において独自のネットワークや集客手法をお持ちの企業様 ※受託・常駐を問わず、エンドクライアントとの直接取引実績が一定数ある企業様 ※エンジニアの案件マッチングを支援するSaaSやプラットフォームを保有する企業様
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報等をもとに、簡易的なデューデリジェンスを行った後、面談を通じて、当社とのシナジーや事業の成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。打診いただいてから契約締結まで、通常1~3か月程度です。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 弊社の注力領域と異なるため、以下のような事業については基本的に対象外としております。 ※IT・デジタル領域と全く関連性のないリアルビジネス(飲食・小売・製造など) ※物理的な資産運用が中心の事業(不動産賃貸・物流倉庫業 など)
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 原則売却オーナーの意向に従う
- その他M&Aの方針
- 出資も検討します。お気軽にお問い合わせください。
M&Aの戦略
何をやっているのか?

当社のミッションは、「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」。ソーシャルメディアとシェアリングエコノミーの2事業を通じて、社会課題の解決を目指しています。
ソーシャルメディアサービス事業:企業や自治体に向けた、ソーシャルメディアの企画・構築・運用。コミュニティ・Webサイトの構築や活性化など、ソーシャルサービス運用のための業務を幅広く提供。
シェアリングエコノミー事業:ライドシェア、ミールシェア、体験シェアなど、CtoCの各種シェアリングサービスを多数運営。
経営スタイルの面では、当社の大きな特徴は、「スタートアップスタジオ」というコンセプトで組織構成をつくり上げていること。端的にいうと、事業会社とインキュベーターの中間のような立ち位置です。
アントレプレナーシップあふれる人材を採用し、社員一人ひとりが周囲の起業家と触れ合う中で事業ノウハウを身につけつつ、社内のリソースを使って事業を創造していきます。各事業部にオーナーシップを付与しているほか、事業展望がある程度見えたタイミングでの子会社化(カーブアウト)も可能です。事業のリーダーを社長に就け、事業メンバーには最大50%のストックオプションを付与します。入社から半年程度で子会社社長に就任する人も少なくありません。
さらに、子会社には外部からの投資判断も含めた資本政策の権限も認めており、より上場可能性を高められる環境を用意しています。過去には、iPhoneやiPadなどの総合情報サイト「AppBank.net」を運営するAppBank株式会社の創業者、村井智建(マックスむらい)氏などが、同制度を活用して上場を果たしています。
何を目指しているのか?
赤の他人同士をつなげたい――1999年の創業時、まだソーシャルメディアという言葉もなかったころから、私の思いは一貫しています。インターネットの普及により、会ったこともない人同士がつながることが可能になり、社会に革命的なインパクトを与えられる可能性が生まれました。その“つながり”が情報の面だけでなく、リアルな世界にも及んだ仕組みがシェアリングエコノミーと言えるでしょう。
インターネット上のレビューサイトのコメントを頼りにショッピングすることが当たり前になった現在、20年前に比べると、赤の他人との距離感は格段に縮まっています。しかし、他人と親兄弟を同列に見るレベルには、まだまだ達していないのが現状です。
私の理想は、いずれは他人と肉親の扱いに差がなくなるところまで、“つながり”を進化させていくこと。なぜなら、他人との間に壁を作ることが、大きな非効率を生み出しているからです。たとえば、車を運転するとき、同じ方面に向かう家族や知り合いがいたら一緒に乗せていく人も、赤の他人となると、目的地が同じでもシートが空いていても、声をかけないですよね。このような意識の壁さえなければなくせる無駄を解消していきたいというのが私の考えです。
当社では、同じ思いを持つメンバーを仲間に迎え、互いに切磋琢磨しながら事業の芽を育て、独立させて株式市場に送り出していくことを通じ、この理想社会の実現を目指しています。
何を必要としているのか?

弊社では、HR領域の中でも「IT人材の流動性の最適化」および「フリーランスを含む多様な働き方の支援」を重点テーマとして掲げており、その中核に位置づけられるSES事業およびフリーランスエンジニアのマッチング領域において、M&Aを通じた事業拡大を目指しています。
▷ M&Aしたい企業の要件定義
【事業領域】
SES事業、またはフリーランスエンジニアの案件紹介・マッチング支援事業を展開している企業様
【ビジネスモデル】
・エンジニア個人と直接つながっているモデル(派遣型、準委任契約型、またはマッチングプラットフォーム型 いずれも歓迎)
・エンドクライアントとの直接取引、または上流工程の案件実績が一定数ある企業様は特に歓迎
・営業と採用が分業されているなど、組織体制がある程度整っている事業はより高く評価
【技術領域/自社製品」
・特定の技術領域(例:Web開発、業務系システム、モバイル、クラウドなど)に強みがある、またはマッチングに関するSaaS・自社開発ツールなどを保有している企業様は歓迎
【従業員規模】
社員・契約含め〜50名程度までを想定(規模は柔軟に検討可能)
【営業地域】
全国対応の企業様を歓迎(特に関東・関西エリアに強みを持つ場合は親和性高)
【業界内ポジショニング】
ニッチな業種・言語特化型や、若手エンジニア育成型のモデルなど、特徴的なポジションを持つ企業様は歓迎
【経営者様のご意向】
一定期間のご継続を希望される場合も歓迎。代表交代型・PMI前提型のご相談も柔軟に対応いたします。
▷ 当社の成長戦略との整合性
当社(ガイアックス)は、インターネットを基盤とした新規事業開発を強みとしており、既にHR領域(人材・採用支援)において複数の事業運営実績を有しています。
今後は「働く個人のキャリアと企業ニーズをより柔軟につなぐ仕組み」の構築を目指しており、SES/フリーランスエンジニア領域はその実現における重要なピースと位置づけています。
既存のネットワークや採用チャネル、事業開発ノウハウを活かすことで、
譲受企業様の事業成長、そしてより多くのエンジニアの活躍機会の創出につなげられると確信しております。
まずはカジュアルなご面談からでも、ぜひお話を伺えれば幸いです。
何を提供できるのか?
弊社はすでに人材紹介事業を複数年にわたり運営しており、特にIT・デジタル領域における人材支援に関して豊富な知見と実績を有しています。譲受後、以下のようなシナジーを提供できると考えております。
【IT・HR領域に精通したチームの支援体制」
人材紹介事業を通じて、求職者対応・求人開拓・カスタマーサクセスなどに精通したメンバーが在籍しており、M&A後の事業統合・成長支援が可能です。
【既存の顧客基盤を活かした案件提供】
スタートアップから大手企業まで多数のクライアントを有しており、譲受企業様のエンジニアリソースに対して、常時案件供給が可能な体制を整えています。
【複数の投資先・提携先とのネットワーク】
ガイアックスグループとして、複数の投資先企業や提携先との連携により、新たな案件・協業機会の創出にもつなげられる環境があります。
上記を通じて、譲受先企業様の「営業力強化」「案件安定化」「組織体制構築」の加速を支援できると考えています。
起業家・経営者に向けてひとこと

M&Aは、単なる事業の引き継ぎではなく、理念や想いを受け継ぐ「チームづくり」だと考えています。
私たちは、これまで自ら事業をつくってきた経営者の皆さまの挑戦や意思を尊重し、新たな仲間として迎え入れる気持ちで向き合っています。
M&A後も、定期的な対話やチーム交流、目標共有の場を通じて、一体感を大切にした関係を築きながら、事業の成長と人材の活躍の場を共に広げていけたら嬉しいです。