ショッピングセンターで子どもとファミリー向け施設を展開。「まなび」「温浴」領域のパートナー募集!

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株式会社イオンファンタジー

株式会社イオンファンタジー

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募集の概要

買収対象領域
・プログラミングスクール、英語教室、スポーツ教室、料理教室、保育施設 ・遊具のメーカー、商社 ・飲食店 ・温浴施設 ・デジタルコンテンツ

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
「あそび」「まなび」「くつろぎ」と全く関連のない事業は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円10億円〜
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

1988年にジャスコ株式会社の社内ベンチャーとして誕生した当社は、イオンモールをはじめとするショッピングセンター内で、子どもとそのファミリーを対象とするアミューズメント施設およびインドアプレイグラウンドの運営を行っています。2015年にダイエーのグループ会社だったファンフィールドを吸収合併し、アミューズメント施設業界ではNo.1企業となりました。現在、イオン株式会社の出資比率は65.5%となっており、イオンファンタジーとして東証一部に上場しています。

現在の主力業態は、クレーンゲームなどを中心とするアミューズメント施設で、約600店舗を展開する「Mollyfantasy」がその代表ブランドです。また、近年は子どもたちの心と体を育む場やテーマ性のある遊びの空間を提供する「インドアプレイグラウンド」業態にも注力。インドアプレイグランドとしては、子どもの成長を育みながら親子で安心して遊べる「kidzooona」や、小さなお子さまがひとりで遊べる「SKIDS GARDEN」、フィンランドの教育思想を取り入れ「あたま」「こころ」にファーカスした「FANPEKKA」、NHKのキャラクターと触れ合える「にこはぴきっず」、ボールプールで遊べる「こどもの湯」を展開しています。さらに、新規の業態開発も精力的に進めており、スマートフォンで遊べるオンラインクレーンゲーム、サーカスをテーマにしたキッズレストランなどを続々と市場投入しています。

海外展開にも力を入れており、約900店舗の約半数は、中国およびASEAN諸国で運営しています。中国、マレーシア、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムに現地法人を開設して店舗展開しているほか、カンボジアにも出店。他社のショッピングセンターへの出店も多く、海外市場ではイオンモール内店舗を上回る出店数となっています。

何を目指しているのか?

当社は2019年4月、今後目指す姿として、「⼦どもと家族の笑顔を広げるために、世界中に楽しい『あそびとまなび』を届けるオンリーワンのエデュテイメント企業」を掲げました。国内の少子化が進む中、これまで海外展開の強化や対象年齢層の拡大などの施策を進めてきましたが、従来の中心的な顧客層である「子どもとそのファミリー」に対し、来店頻度アップにつながる施策を仕掛けていくことも重要です。そのためのキーワードとしてたどり着いたのが、Education(まなび)とEntertainment(あそび)を融合させた造語、エデュテイメント(Edutainment)です。

同じお客さまにたびたび来店いただくには、主役の子どもたち自身に「また来たい」と言っていただくとともに、保護者の方々にも「ここならまた来させたい」と判断いただけるだけの価値を提供していくことが必要です。子どもが夢中になれる魅力を備え、かつあそんでいるうちに自然と知力や体力が育まれるコンテンツがあれば、その双方の条件が満たされるはず――「エデュテイメント」はそうした発想から生まれました。
2019年1月には、このエデュテイメントの実験店として、あそびながら科学の勉強ができるテーマパーク「莫莉幻想研究島」を中国安徽省にオープン。「キッズプラザ大阪」に監修いただいて開発したコンテンツが好評を博しており、今後、日本国内やASEANでの展開も進めていきたいと考えています。

「エデュテイメント」の市場創出と並行して、子どもとそのファミリーに提供できる新たな価値として、「くつろぎ」や「触れ合い」の領域にも進出していきます。2018年には、神奈川県海老名市の温浴施設をM&Aにより取得し、エンターテイメント性を付加した温浴施設「OYUGIWA」としてリニューアルオープン。当社にとって初となる温浴施設の運営に乗り出しました。オープン以来、施設のキャパシティが追いつかないほど多くのお客さまに来館いただいており、この領域の可能性を感じています。

何を必要としているのか?

エデュテイメントと温浴施設の領域で、スピード感を持って事業拡大していくためのパートナーを求めています。

●エデュテイメント
「エデュケーション」の領域で専門的な知見をお持ちの皆様と組み、当社が「エンターテイメント」領域で築き上げてきたノウハウとの融合を図っていくことにより、以下のような分野において、独自の「エデュテイメント」プログラムを展開していきたいと考えています。

知育:小学校の学習過程に導入されることに伴い、社会の関心が高まっているプログラミング教育や英語教育に注目しています。プログラミングスクールや英語教室の運営事業者様を仲間に迎え、子どもがあそび感覚で楽しめるプログラムを共に開発していきたいと思います。

体育:子ども向け運動教室を展開する取引先様のご協力のもと、インドアプレイグラウンドで「鉄棒」「縄跳び」「跳び箱」などのコツを教えるプログラムを開発中です。平日の日中という比較的空いた時間帯のインドアプレイグラウンドを活用し、未就学児が運動の基本動作を身に着けられるプログラムを目指しています。教室運営や遊具の提供などの面で協業くださる事業者様を募集します。

食育:まだ全く着手していない領域のため、企画検討からご一緒くださるパートナーを求めています。たとえば、クッキングスクール様と組み、料理の楽しさを体験できるような子ども向けプログラムを展開する方向性もあり得るでしょう。また、飲食店様と組み、イオンモールに出店いただく実店舗において、子ども向けの「お仕事体験」プログラムを展開するといった方向性も考えられます。

徳育:ここもこれから検討を始める段階ですが、思いやりや周囲を気遣う心などを自然と学べるプログラムを開発できればと考えています。たとえば、インドアプレイグラウンドでのプログラムにおいて、年齢差のある子ども同士をペアにして、年少者を助ける振る舞いを身に着けてもらうといったやり方もあるかもしれません。知見豊富な保育事業者様と組み、検討を進めていければと思います。

●温浴施設
「OYUGIWA」ブランドの下で、共に店舗展開に取り組んでくださる温浴施設の運営事業者様を求めています。2018年11月に1号店を出したばかりの「OYUGIWA」は、コンセプト自体まだ練り上げていく必要があると考えており、温浴施設運営において経験豊富な事業者様のお力を借りたいと思います。立地はロードサイドなど、商業施設の周辺を想定していますが、今後の検討可能性としては、テーマパーク要素を加えたタイプや、宿泊施設を併設したタイプなど、大型温浴施設の開発も視野に入れており、その場合には立地も幅広く検討します。

なお、エデュテイメント施設、温浴施設ともに、海外での展開も想定しています。温浴施設も、すでに中国で人気が高まってきていることもあり、海外でも十分に勝負できると考えています。

何を提供できるのか?

ショッピングセンター内に展開する当社店舗の集客力は、エデュテイメント関連のパートナー様にとって大きな魅力になると思います。エデュテイメントプログラムの舞台となり得る「kidzooona」「SKIDS GARDEN」は、国内約60店舗、海外約200店舗。出店戦略では、当社はイオンモールへの出店において大きなアドバンテージを有しているのと同時に、最近は国内でも他社大規模商業施設への出店も増やしており、グループの枠組みにとらわれず、自由に出店先を決定できる環境があります。

空調の利いた施設内であそべるインドアプレイグラウンドは、暑さの厳しいASEAN諸国では特に人気が高く、充実した従業員教育を行っていることもあって、意識の高いメンバーがそろっています。また、多くの日系企業が運営面で苦慮されている中国においても、当社は行政および出店先の各地域と良好な関係を築いており、離職率も非常に低くなっています。海外進出をお考えの事業者様には優れた事業基盤をご提供できると思います。

また、当社には、誰もがオープンに意見を言える文化と、失敗を恐れずに挑戦を促す社風があります。その自由な雰囲気は、社員からしばしば「ベンチャー企業で仕事をしているような感覚」という声が聞かれるほどです。目的さえ共有できていれば、進め方は各組織の裁量に任されており、資金面でも十分なサポートが可能。“⼦どもと家族の笑顔を広げる”領域で、かつ世界を舞台にチャレンジしたい皆様にとって、やりがいの大きな環境をご用意しています。

起業家・経営者に向けてひとこと

当社はこれまでにも、旧マイカルグループのマイカルクリエイト、ダイエーグループのファンフィールドとの合併を経験しており、多様な企業文化を活かしあいながら発展を続けてきました。新たな組織を迎える際に、異なるDNAを受け止め、まとめあげていくスキルが社内に蓄積されています。今回お迎えする会社の皆様も、きっとスムーズに馴染んでいただけることと思います。

イオングループは、「謙虚」「誠実」「自己研鑽」「変革への挑戦」「社会への奉仕」をうたった行動規範を掲げています。これに賛同いただける事業者様で、かつ当社事業との何らかの接点をお持ちであれば、ぜひ互いのビジョンを語り合い、最適な関係性を検討させていただきたいと思います。まずは、お気軽にお声がけください! ご連絡をお待ちしています。