電気業界の老舗がこれまでの経験値を基に、新しい製造系のシステム開発に向けてSI事業のパートナーを募集

  • 会社・事業買収
気になるに追加すると、追加した企業に一括で打診することができます。
売却案件を公開している場合、相手企業に通知が届きスカウトを受けることができます。
株式会社電巧社

株式会社電巧社

  • 公開日:
  • 更新日:
  • 気になる: 25

このキーワードにマッチする企業をさがしています

募集の概要

買収対象領域
・SI(システムインテグレーター)事業 ・当社ビジネスとのシナジーが望める領域はすべて検討いたします ・所在地域は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)を優先します
募集の特徴

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
電気の分野と全く関連の無い事業領域、例えば食品、アパレルなどは対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
契約締結までの期間
最短2ヶ月
ロックアップ
交渉次第
その他M&Aの方針
当社では、「成長」とは意外性のある出会いが重なり次のステップに進むことであり、そのきっかけがM&Aであると考えています。ですから、固定観念に捉われた枠のなかで相性を判断することはいたしません。異質な組み合わせがシナジーを生むと考えております

M&Aの戦略

何をやっているのか?

創業92年を迎えた電巧社。電気機器の販売と配電盤の製造を主力ビジネスとしています。「電気のコンシェルジュ」のコーポレートメッセージと、「電気の世界を変える」というミッションを掲げる電巧社が、なぜSIビジネスに注力しようとしているのか疑問を抱かれるかもしれません。

電巧社は、長きに亘り東芝製品をはじめとする商品販売で実力を発揮してきましたが、将来を見据えて「商品の提供に留まるビジネスモデルには限界がある。これからは、ソフトと組み合わせた顧客サービスが必要」との強い信念を持ちました。
また、SIの技術を融合させことにより、製造業にイノベーションを起こすことができると確信しました。
SIビジネスへの参入を決意するには、これら2つの理由だけで十分でした。

現在、電巧社が手掛けているSIビジネスは大きくわけて次の4つです。
1. エンドユーザの業務システムの開発
2. クライアントのシステム・コンサルティング
3. WEBマーケティング・デザイン開発
4. 社内業務改善システムの開発とプロダクト化
これらのビジネスに10数名のエンジニアとスタッフが携わっています。

社内業務改善システムでは、自社のメーカー部門の効率化に取り組み、そこで開発した技術をプロダクト化することを目指しています。

何を目指しているのか?

SIビジネスにおける電巧社の強みは次のとおりです。
1. システムだけに留まらず、顧客の課題に総合的なソリューション提案ができる
2. エンドユーザ―との直接契約のため、ユーザー本位のシステム開発ができる
3. WEB開発、マーケティング、デザイン開発、ディレクションと幅広く対応できる
4. メーカー向システム開発は、自社のメーカー部門でテストマーケティングができる
これらの強みに更に磨きをかけるべく、パートナーやオフショアと連携して様々な業種・業態のノウハウの蓄積をしています。
そして、自社の業務改善を通じて習得した技術やサービスのノウハウを電巧社ブランドとしてプロダクト化し、販売していく計画です。
ハードウェアの機能だけに依存せず、ソフトウェア側からのアプローチで顧客に高い有用性を提供することにより電気の世界を変えることがSIビジネスのミッションだと考えます。
また、幅広く顧客にソリューション提案ができるよう、新しい技術を積極的に取り込み、組織の強化と拡大を果たしていきたいと考えています。それが、電巧社のM&Aのねらいなのです。
SIビジネスは5年後を目標期間と定め、現在の2倍以上の人員と3倍以上の売上高を目標としています。

何を必要としているのか?

目指す目標にいち早く到達するためには、最良のパートナーとタッグを組まなければならないと強く思います。現時点において、電巧社にとっての最良なパートナー(組織)の条件は次のとおりです。
1. 製造業や商社向けのAIソリューションを所有、もしくは開発中の組織
2. 自社向け、またはグループ企業向けのシステムの開発経験や興味がある組織
3. 10~20名程度のエンジニア集団である組織
これらのいずれかの条件を満たすのであれば.NET、Java、Python、PHPなどの言語に捉われることなく、パートナーとしてタッグを組みたいと思っています。
もちろん、いずれの条件に該当せずとも、電巧社のSIビジネスに共感いただける組織でしたら大歓迎です。

何を提供できるのか?

電巧社の一番の自慢は、三井グループ各社をはじめとする優良顧客を多く抱えていることです。さらに、東芝ビジネスパートナーとして、東芝グループ各社との強固なパートナーシップ体制を整えています。ですから、貴社が開発したシステムやサービスを垂直立ち上げ的にビジネス展開できるチャンスがあることと思います。

また、エリア戦略としては本社のある東京の他、大阪、仙台、新潟、福島、といった国内の拠点網を活用することが可能となります。加えて、中国・上海の子会社を通じて中国マーケットに参入することも可能だと思います。

電巧社は、港区芝2丁目に新たな自社オフィスビルを建築中であり、間もなく竣工となります。現在のオフィス(港区海岸3丁目)と併せて活用することができるため、ここに入居することにより大きなコストを占めるオフィス賃料の負担がなくなることと思います。

もしもM&Aが実現すれば、電巧社の経営基盤や信用を担保にして、これまで以上のスケールでのビジネス展開を図ることが可能だと思います。
実際に、近年M&Aによってパートナーになった社員からは、「企業規模の広がりが信頼感のアップにつながり、顧客の幅を広げることができた」との声がありました。

起業家・経営者に向けてひとこと

「ビジネスを通じて世の中に貢献したい」「自分の技術で業界にイノベーションを起こしたい」など、夢を抱いて起業したはずが、顧客探しに頭を悩ませ、運転資金の調達に追われる日々。やがて、夢への情熱も潰えてしまう。こうした経営者の話を耳にするたびに、非常に残念な気持ちになります。電巧社は、創業92年で築き上げた優良な顧客基盤を持っています。自らの経験を通じてのビジネス・ノウハウもあります。また、夢を支援する資金も準備しています。
私たちは、M&Aを通じて夢の実現を応援したいと考えています。会社をお譲りいただいた後も、引き続き会社に残り、夢のつづきを追いかけることも大歓迎です。電巧社に、夢の実現のお手伝いをさせてください。一緒に世界を変えていきましょう!