募集の概要
- 買収対象領域
- ・データ連携市場を協業の上で共に開拓していける事業者様 ・コラボレーション市場を共に開拓していける事業者様 ・技術者集団の事業者様(Javaベースが最もマッチ)
- 実現したいこと
- 新規事業の獲得
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 当社M&A担当が書類チェック・面談・質疑応答による審査を実施。その後、トップ面談やマネジメントインタビューを実施した上で、意向表明を提出。基本合意による独占交渉権付与後にデューデリジェンスを行い、最終的にはビジョンや事業方向性等合意できるか確認後に、株式譲渡契約・事業譲渡契約等を締結させていただきます。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- ハードウェア関連領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短3ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
データ・アプリケーションは、企業間の電子商取引を迅速化・高速化するための仕組みであるEDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)ミドルウェア市場で約40%のトップシェア(※)を誇るマーケットリーダーです。
※富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2022年版」
流通・サービスを中心に、製造業、金融業、公共団体など幅広いエンドユーザーに製品を導入いただいており、「止まってはいけない」企業のミッションクリティカルなシステムを支えています。現在は、この圧倒的な実績・技術力をベースに、企業間だけではなく企業内外のデータを連携させるデータ連携市場でもNo1を目指しています。
当社の強みは以下の通りです。
1. EDIマーケットリーダーとしての圧倒的な実績・製品力
2. ワンパッケージで幅広いデータ連携が可能
3. 大手システムインテグレータを中心とした強力な販売体制
4. リカーリング事業比率約7割超の安定的ビジネスモデル
5. 技術者比率約5割超の研究開発企業
尚、「日本経済新聞」に、売上高300億円以下の中堅上場企業「NEXT Company」を対象とした、2023年7〜9月期の売上高営業利益率が高い企業第7位として掲載されています。
何を目指しているのか?
今後も継続的に成長していくためには、新たな分野への進出が欠かせません。そこで当社は中期ビジョンとして「個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現する」を掲げ、事業戦略・計数計画・財務方針を策定し、持続的な成長と企業価値向上に向けた新たな一歩を踏み出しています。
また、当社は、DX化された新しい働き方を「DIGITAL WORK」と定義し、DIGITAL WORKの実現と企業成長を両立するために、以下、3つの事業戦略を設定しております。
・事業領域の拡大・開拓
・収益安定性の向上
・人的資本経営の推進
中期ビジョンでは計数計画(2027年3月期)として、
・総売上高:33億円
・リカーリング比率:80%
・EBITDA:7億円 ※EBITDA=営業利益+償却費+株式報酬費用
財務方針として、
・DOE:3.5%水準
・配当下限額:25円
・ROE:15%以上(2027年3月期)
を定め、この達成に向けて着実に歩みを進めています。
今後は、個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現するために、企業をつなげる、データをつなげる、人をつなげる、そしてナレッジ(知識)をつなげる、「つなげる」ために必要な基盤技術「DAL PLATFORM」を提供してまいります。
何を必要としているのか?
上記の事業戦略の三本の柱の一つである「事業領域の拡大・開拓」においては、以下の3点を掲げております。
・データ連携市場の拡大
・コラボレーション市場への進出
・M&A・海外展開
上記と関連する形でM&Aスコープを設定しております。
①「データ連携市場の拡大」のために、協業の上で当社と共に開拓していける事業者様
当社は今後、EDI市場だけでなくデータ連携市場の拡大のためのアクションを積極的に行っていく予定です。そのために、以下の事業者様のM&Aによるグループインを積極的に検討いたします。
・データ分析基盤を保有する事業者様(AI、BI/ダッシュボードなど)
・データ基盤を保有する事業者様(DWH、データレイクなど)
・データサイエンス・データアナリティクスなどを扱う事業者様(データコンサルティングなど)
・Web/ソーシャル関連の事業者様(APIゲートウェイなど)
・IoT基盤を保有する事業者様(エッジなど)
・SaaS事業者様(SFA/経費精算/請求書管理/人事管理など)
・IaaS事業者様(ERPなど)
・オンプレミス/データセンター/プライベートクラウド関連の事業者様(PLM・CPQなど)
・工場/倉庫等のデータ連携に関係する事業者様(MES/PLCなど)
②「コラボレーション市場への進出」のために、シナジーを発揮できる事業者様
当社では、チームコラボレーションプラットフォーム
「Placul(プラカル)」(https://www.placul.jp/)を新製品として提供開始しております。コラボレーション市場への進出を更に進めるために、以下の以下の事業者様のM&Aによるグループインを積極的に検討いたします。
・コラボレーションツール関連の事業・プロダクトを扱う事業者様
・コラボレーションツールとの連携によりシナジーを生み出せるSaaSツールなどを持つ事業者様
③「海外展開」のために、海外に拠点を持つ事業者様
当社では今後、弊社製品の海外展開を見据え、上記のデータ連携市場・コラボレーション市場関連で、日本だけでなく海外に拠点を持つ事業者様に関しても、M&Aによるグループインを積極的に検討いたします。
※ 特に日本語対応人材のおられる事業者様を積極検討いたします。
また、三本の柱の一つである「人的資本経営」においては、以下の3点を掲げております。
・優秀な人材の獲得
・人材育成の強化
・ウェルビーイングの推進
④「優秀な人材の獲得」のために、技術者集団の事業者様(Javaベースが最もマッチ)
当社では、研究開発型企業集団の核となる技術者の増強が必要です。
具体的には、現在の技術部門40名程度の体制を、更に倍以上に拡大していく体制となることを目標としております。
特に、Java製品の開発・保守を担っていただける事業者様はシナジーが大きいため、積極的にグループに迎え入れたいと考えています。
M&A対象としては、Javaに精通した技術者が在籍しているソフトウェア受託開発会社・SES企業様で、40~70名程度の規模感(売上5億円超程度)の事業者様を想定しています。当社の主力であるEDI製品の開発経験がなくても構いませんが、通信プロトコルを実装したソフトウェアやミドルウェアの開発に携わった経験があれば、当社製品の開発にも問題なく取り組んでいただけるはずです。
また、エリアとしては日本全国のどこでも構いません。現在も鹿児島オフィスを地方開発拠点として構えており、問題なく運営・連携しております。
※ 特に札幌・福岡の事業者様などは積極募集しております。
当社自体もリモート勤務・フルフレックスタイム制度などを導入しており、柔軟な働き方ができることが特徴です。
何を提供できるのか?
当社グループに参加していただくことで提供できるメリットとしては、
・技術力の向上
・当社の顧客基盤の提供
・強固な財務基盤を生かした資金面でのサポート
・バックオフィス機能のサポート
などがございます。
なかでも大きなメリットは、技術力の向上です。当社はEDIをはじめとするデータ連携分野の研究開発型集団であり、業界をリードする高度な技術を持っています。当社と一緒になって開発プロジェクトに携わっていただくことで、技術者のレベルアップも実現していただけるはずです。さらに今後は、AIやブロックチェーン、AR/VR、データ分析など、最新の技術トレンドを研究する専門部隊も設立する予定です。この部門と連携し、または参画することで、世界の最新技術についての知見も深めていただけると考えます。
そして何よりも、「ワクワク感」を提供できます。当社がトップシェアを誇るEDIの市場規模は約53億円。これに対して、これから当社が取り組もうとしているデータ連携市場の市場規模は約420億円です。最後発組ながら、EDI市場でトップシェアを誇るまでとなった当社の技術力をもってすれば、データ連携市場においても数年のうちに確固たる地位を築けるものと確信しています。
当社にジョインすることで、新しい分野に挑戦する「ワクワク感」や、グループ一体となって成長していく「ワクワク感」を、ぜひ味わっていただければと思います。
起業家・経営者に向けてひとこと
当社の長期ビジョンは、「データと一緒にワクワクする未来へ!」です。また、ミッションとして「私たちは、社会インフラを支えるソフトウェアを提供することで、利便性や生産性向上の実現を目指します」を掲げています。私たちと共に働き、ワクワクする未来をつくりましょう!