貴社のソフトウェア/システム事業をレバレッジ! ゼンリンデータコムと新たなステージに 進みませんか?

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株式会社ゼンリンデータコム

株式会社ゼンリンデータコム

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募集の概要

買収対象領域
物流/運輸、交通、建設/不動産、小売/流通、自治体、法人向け/一般消費者向けサービスなどの業界に一定の顧客基盤をお持ちである、ソフトウェア・システムの企画開発・販売会社
募集の特徴

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
弊社のソリューションとの親和性がない業界や企業は対象外とさせていただきますが不明の場合は、お問い合わせ頂ければ、ご返答いたします。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

ゼンリンデータコムは、住宅地図大手ゼンリン株式会社のグループ企業として、2000年に設立されました。スマートフォンやパソコンなどあらゆる情報端末向けに、親会社であるゼンリンが保有する膨大な地図情報をベースとしたITソリューションを提供しています。現在、展開している事業は、以下の3領域に分けられます。

・ネットサービス事業
法人顧客を対象に、ゼンリンの住宅地図をはじめとする各種地図データをベースに、ルート検索機能やデータ管理機能、プリントアウト機能などを加え、ビジネスシーンで活用しやすいパッケージにして提供。民間企業・公的機関を問わず、あらゆる業界のお客様にご利用いただいています。

・モバイルサービス事業
スマートフォンやタブレット、フューチャーフォンのユーザーに対して、ナビゲーション、地図、ドライブサポートなどのアプリケーションサービスを提供。個人ユーザー向けのサービスが中心ですが、法人向けにカスタマイズして提供する場合もあります。徒歩・電車・車・自転車などのあらゆる移動手段で、最適なルートと音声ナビを提供する「ゼンリンいつもNAVI〔マルチ〕」、地形や建物、道路が3D表示されるほか、リアルタイムでの渋滞情報や駐車場の満車・空車の確認が可能な「ゼンリンいつもNAVI〔ドライブ〕」、当日の交通取締り情報をお知らせする「オービス&取締通知」など、多彩なサービスがあります。

・ITS事業
高度道路交通システム(Intelligent Transport Systems:ITS)分野に対応した、高鮮度・高精度・高機能なカーナビゲーションサービスを開発・提供する事業です。携帯電話やスマートフォンでのナビサービスを長く手がけてきた優位性を活かし、ナビメーカー、自動車メーカーとも連携しながら、次世代のドライブをサポートするサービスづくりに取り組んでいます。

何を目指しているのか?

ゼンリンデータコムは、「21世紀のコンパス」となることをビジョンに掲げています。情報が溢れる現代社会の中で、誰もが、いつでも、簡単に、行動に必要な情報にアクセスするための確かな手がかりを届けていきたい――このビジョンの実現に向けて、さまざまな新サービスの開発・提供に取り組んでいます。

最近、開始したサービスとしては、ビーコンをはじめとしたさまざまな測位技術を用いて物流プロセスにおけるモノの流れをデータ化し、業務効率化やコスト削減につなげる「物流向け動態可視化サービス」などがあります。また、研究開発中の案件として、ドローン向けに3Dルート探索を行うため、飛行制限区域や地形・飛行障害物の3次元地図情報に、人口統計情報や電波強度情報、気象観測システムなどのデータを統合させる取り組みを進めています。

今後の注力領域としては、屋内動態管理やドローンのほか、インバウンド、IoT(デジタルサイネージ)、車両情報システム、次世代ナビゲーション、自動運転支援、行動分析、AI活用(渋滞・行動予測)、知財戦略を掲げており、これらを「10本の矢」と称しています。
こうした新領域の攻略においても、当社の保有する、多彩で高品質な地図データや精度の高い検索技術が有力な武器となります。1日あたり全国でおよそ1,000人の調査スタッフが街を歩きながら調査・情報収集し、定期的な更新を続けている「住宅地図」や、豊富な情報量を誇る「道路地図・市街図データ」、ピンポイントの検索が可能な「住所検索データ」などの上に、さまざまな価値をプラスすることで、生活やビジネスに役立つ革新的なサービスを創出していきます。

何を必要としているのか?

新たなサービス開発を加速していくために、当社のビジネスと近い領域、あるいは当社のビジネスと融合することでシナジーを発揮できる領域で、サービス提供しているソフトウェア開発会社やシステム開発会社との出会いを求めています。当社の得意分野である「位置情報」「地図データ生成」「動態管理」などを基軸に、たとえば「位置情報をマーケティングに活用する」「IoT技術を使って情報を収集し、地図データを生成する」「動態管理技術を使って、人の流れを分析する」など、新しいビジネスのアイデアは無数に考えられると思います。

これまでも当社は、さまざまなかたちでアライアンスを進めてきました。たとえば2017年には、アヤリーシステム株式会社から、ドライブレコーダーおよびデジタルタコグラフ向けアプリケーションソフトの販売事業を譲り受け、動態管理領域の拡充を図りました。2018年には、空間認識技術「KudanSLAM」を提供するKudan株式会社と業務・資本提携。ゼンリンデータコムが持つナビゲーションや屋内外動態管理などのサービスと、Kudanの空間認識技術を組み合わせることで、位置情報分野での事業拡大につなげています。さらに、2019年7月にはリース専用パッケージシステムの販売・保守を手がける株式会社リースシステム企画を子会社化しており、共に法人向け物流機器や産機・建機の位置情報分析ソリューション、車両運行管理サービスの提供などを推進していきます。
今後も、当社のサービスや技術と組み合わせることで、新たなサービスの創出につながる事業者様をグループに迎え入れたいと考えています。斬新な提案をお待ちしています。

何を提供できるのか?

創業70年以上の実績があり、地図情報の分野ではダントツの実績を誇るゼンリンの傘下に加わることにより、そのコンテンツ力やブランド力を活用いただけることは大きいと思います。また、当社・ゼンリンデータコムも、大手自動車メーカーや通信事業者、官公庁を筆頭に、幅広い法人との取引実績があり、このネットワークも併せて活用いただくことで、貴社ビジネスの加速的な展開が期待できると考えます。

コーポレートの面では、経理、総務などのバックオフィス業務のサポートも必要に応じて提供できます。経営体制の大幅な刷新などは想定しておらず、これまでの組織体制や企業文化、働き方を尊重しながら、よりよい会社になるように、将来へ向けた戦略を一緒に考えていければと思っています。

起業家・経営者に向けてひとこと

「位置情報付コンテンツや地図情報を活用して、良質なサービスをリアルタイムに提供することで、新たな行動の喚起や業務の効率化を促進し、一人ひとりの豊かな生活に貢献する」、これが2000年の設立以来変わらない当社の経営方針です。この19年間、業界の技術の進歩は目覚ましく、ユーザーの行動スタイルが大きく変わってきた中でも、「新たな行動の喚起」や「業務の効率化」とそれを通じた「豊かな生活」を追求し続ける私たちの思いは一貫しています。

私たちと貴社のリソースや技術、サービスの融合から生まれる、潜在ニーズをとらえた行動シーンや革新的な業務プロセスが見えてきた方は、ぜひ一度お声がけください。ご連絡をお待ちしております。