バッグ業界のリーディングカンパニーである当社と、ファッショングッズの領域で業界をリードしましょう。

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株式会社サックスバーホールディングス

株式会社サックスバーホールディングス

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募集の概要

買収対象領域
●服飾雑貨のリテールおよび製造を行なっている事業者様 ●服飾雑貨のEC事業者様(営業拠点が東京周辺・大阪周辺が望ましい)
募集の特徴

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円10億円〜
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

当社の前身は、現会長の父が1938年に東京都葛飾区新小岩に開業した荒物雑貨店です。その後、取り扱い商品をバッグに絞って規模を拡大していくにあたり、1974年に現会長が今のサックスバーホールディングスの中核企業である株式会社東京デリカを設立しました。高度成長期の波に乗って順調に店舗数を拡大し、1994年に店頭公開、2012年には東証一部上場を果たしました。現在は全国で約630店舗を展開しています。

バッグ業界は、国内メーカーがブランドからライセンスを受けて商品を製造し、それを小売店が販売する仕組みの下で発展してきた業界です。1974年の設立当初、これらのライセンスブランド品の卸先は百貨店が中心となっていた中で、当社が仕入れ先を開拓していくには苦労もありましたが、少しずつ取引先を拡大。2002年にはメイドインジャパンのバッグ・小物を中心に、国内外から集めたブランドを扱うセレクトショップ「SAC’S BAR(サックスバー)」をスタートさせることができました。

現在は「SAC’S BAR」のほか、「GRAN SAC’S(グランサックス)」をはじめとする多様なコンセプトのセレクトショップ、「kissora(キソラ)」「efffy(エフィー)」といったオリジナルブランド、「BEAU ATOUT(ボー アトゥ)」「Tees Cees(ティーズシーズ)」といったアクセサリーショップなどを展開しています。また、大阪にEC事業部を設置し、eコマースにも力を入れて拡大しています。

主力の「SAC’S BAR」は、商業施設のテナントとして、ディベロッパーの皆様から高い評価を受けています。繊研新聞社が主催する「ディベロッパーが選んだテナント大賞」では、導入したいショップとして支持が多かったテナントに与えられる「プロポーズ賞」を、7年連続で受賞しました。おかげさまで全国のディベロッパーからお声がけをいただいています。

何を目指しているのか?

当社は創業以来、日本のバッグ業界の発展に貢献するべく、リテール(小売)領域においてノウハウを蓄積してきました。その結果、多数のメーカーの製品を取り扱うことができ、おかげさまでリテールでは業界トップクラスのポジションにいます。当社は今後も、自社がSPA(製造小売)となるのではなく、多くのメーカーとの共存共栄を図っていくことで、日本のファッショングッズ業界全体の発展に貢献したいと考えています。

日本のバッグの文化・技術は世界的に見ても素晴らしく、ものづくりのレベルは世界の中でもトップクラスに位置しています。今後はもっと世界へとシェアを広げていくべきだと考えており、当社もいずれは世界へ出ていきたいというのが夢です。まずはアジア圏、そして将来的にはアメリカやヨーロッパにも進出したいと考えています。

何を必要としているのか?

事業拡大に向け、取り扱う商品の幅を広げていきたいと考えていますが、まずは得意分野である服飾雑貨を中心に広げていきたい。そこで、バッグ・アクセサリーを中心に、服飾雑貨のリテールおよび製造を行っている事業者様のM&Aを検討しています。リアルの店舗を持つ事業者様はもちろん、eコマースを中心に展開されている事業者様も歓迎します。バッグやアクセサリーのジャンル・価格帯は問いません。リテールやメーカーについては、営業地域も問いません。eコマースの事業者様については、サックスバーホールディングスの本社のある首都圏、またはEC事業部のある大阪に拠点を置く会社が望ましいと考えています。

当社はこれまで数社のM&Aを実施してきましたが、いずれの会社も買収後に業績が向上し、従業員の給料も伸びています。今後も引き続き、経営者様にも従業員様にも喜ばれるM&Aをしたいと考えています。経営者様には、基本的にはグループ入り後も引き続き運営をしていただきたいと考えていますが、引退したいというご意向がある場合には臨機応変に対応いたします。

何を提供できるのか?

バッグ業界のリーディング企業である当社は、メーカー各社との契約において、独自のバイイングパワーを前提とした取引条件を設定しています。リテール事業者様が当社と一緒になれば、当社と同様の取引条件で仕入れができるようになります。おそらく現在の粗利益率を5%ポイント以上改善できるケースが多いかと思います。また、当社は商業施設のディベロッパーとも強固な関係を築いているため、リテール事業者様が新規出店する際には良い店舗立地を押さえることができます。

現在、ファッション業界の売上が全体的に苦戦している中、大型モールなどの区画に空きが出ることが多くなっています。当社では、既存店舗の隣に空きが出た場合にはその区画を借り、店舗の大型化を進めています。大型化によって店舗の家賃効率や従業員の人時生産性が高まり、収益が出しやすくなるからです。当社グループに参加していただいた事業者様の店舗についても、そのようなかたちで当社のブランドと一緒に展開することで、収益性の高い店舗運営が可能になります。

メーカー事業者様にとっては、当社の630店舗を販売網に加えていただくことができます。特にeコマースを中心に展開されているメーカー様にとっては、販売の範囲をリアル店舗にも広げることができる点はメリットといえるのではないでしょうか。

当社のM&A実績を挙げると、2012年に子会社化した、バッグやスーツケースの卸売りを行うロジェールジャパン株式会社の場合、当社は株式を100%取得し、経営陣にはそのまま残っていただきました。グループ入りによって販路が拡大したことで、同社の売上は当時20億円ほどでしたが、現在は40億円規模になり、利益率も上がっています。また、2019年に子会社化した、「日乃本帆布」ブランドのバッグ・小物の企画・製造・販売を行う有限会社三香堂の場合、当社の店舗網、eコマース、店舗開発力を活用することにより、売上はすでに前年同期比2倍のペースで拡大しています。経営については、前社長が引退されたいというご意向でしたので、現在は前副社長が社長を務めています。

起業家・経営者に向けてひとこと

当社はこれまで何度かM&Aを経験し、グループ入りした企業の業績はいずれも伸びています。お互い協力してブランド価値を高めるとともに、従業員の皆さんによりやりがいを持っていただき、より幸せになっていただくために、一緒に知恵を絞っていきましょう。ご相談をお待ちしています。