募集の概要
- 買収対象領域
- ●アプリケーションの受託開発会社様 ●システム開発領域に強いSES会社様 ●クラウド開発に強みのある会社様 ●独自パッケージ、サービスをお持ちの会社様 ●その他、AI / IoT / ブロックチェーンなどの技術をお持ちの会社様
- 実現したいこと
- シェア拡大
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- ・企業概要の確認 ・秘密保持契約(NDA)締結 ・詳細情報の確認 ・面談 ・基本合意
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短3ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
当社は独立系システムインテグレータとして1971年に設立され、金融機関向けのシステム開発からスタートし、50年にわたって着実な歩みを続けてきました。
特徴の一つは、アプリケーションからインフラまで一気通貫、ワンストップでのシステム開発が可能なこと。もう一つは、金融領域を得意としながらも、産業、流通、医療、公共など対応領域が幅広いことです。具体的な顧客ならびにこれまで手がけてきたシステムの詳細は、以下をご覧ください。
主要取引先 https://www.rand.co.jp/corporate/biz_connection.php
導入事例 https://www.rand.co.jp/case/
現在、提供しているサービスは、主に以下の3カテゴリーに分けられます。
①アプリケーションを開発する「システムインテグレーション・サービス」
②サーバー、ストレージ、ネットワーク、クラウドなど、アプリケーションを動かす基盤を構築する「インフラソリューションサービス」
③エンドユーザーにとって最適なシステムを当社が選択し、ソフトウェアパッケージ・クラウド製品の導入支援、カスタマイズ、アドオン開発、保守、運用までを行い、トータルサービスを提供する「パッケージベースSI&サービス」
①と②は大手SIerからの依頼も含めた受託型のサービスであるのに対し、最近注力している③は直ユーザに対する提案型のサービスです。受託型、提案型の双方を手掛けていることは、経営のリスクマネジメントにもつながると考えています。
昨今クラウド環境が充実し、中小企業などでも導入しやすい、安価でありながら効果的なツールやプラットフォームが数多く登場している中、③の「パッケージベースSI&サービス」は、順調に依頼件数を伸ばしています。CRM(顧客関係管理)、SFA(営業支援)、会計、人事給与を中心に、さまざまなベンダーのパッケージを扱うことで、顧客ごとに異なるニーズに応えられる体制を構築。取り扱い製品の中には、「Salesforce®ソリューション」「マイクロソフトプロダクト・サービス」「SuperStream」「奉行シリーズ」などが含まれます。
当社は創業母体が学校法人ということもあり、創業時から従業員の育成に力を入れてきました。業務上必須となる技術や知識を身に着けることはもちろん、ビジネスマナーやコミュニケーション力を向上させ、お客様が抱える真の課題を見つけ出す能力を高めていくことも重視しています。さらに、現場ニーズに即したシステムを構築する力を高めるため、お客様の業務に関する知識の習得も奨励。実際、従業員は各種IT系資格はもちろん、担当業務領域における資格も積極的に取得しており、従業員1人が持つ資格数は平均3.04(2018年度実績)に達しています。
こうして築き上げたエンジニア陣の確かな知識とスキルをベースに、お客様に提供してきたシステムは、その品質を高く評価いただき、多くのお客様と長きにわたってお取り引きいただいています。この強固な関係性があるおかげで、当社メンバーは各業界における業務知識をさらに積み上げることができており、この好循環も当社の大きな強みとなっています。
何を目指しているのか?
当社は創業3年目以降、40年以上にわたり黒字経営を継続しています。2015年に東証二部に上場し、2018年には同一部(現プライム)にステップアップしました。上場に際しては、会社のロゴマークなども含むコーポレートブランドを刷新しています。
このようなブランド戦略が奏功し、上質で大規模な案件の依頼を多数受けるようになりました。また、案件依頼数自体も大幅に増加し、現在ではお引き受けする案件を選定させていただいている状況です。直近の業績は、過去最高を記録しました。
今後はこの勢いをさらに加速させていきます。目下、売上123億円を目標に掲げ、「VISION 2023」のスローガンの下、全社員一丸となって早期達成を目指しており、その先も、さらなる成長カーブを描いていく勢いです。長期的には売上だけでなく営業利益においても、現在より高い水準を目指していきます。
何を必要としているのか?
「VISION 2023」を実現させるには、これまで以上に顧客満足度の高いシステムの開発実績を積み重ねつつ、大型案件の受注につなげていくことが重要です。そして、その実現に向けては、優秀なエンジニアを確保・育成していくことが不可欠です。
「お客様のためだけではなく、お客様の立場に立って仕事をしよう」。これは代表の私、福島が社員に常々伝えている言葉です。経営理念にも掲げているとおり、「お客様の事業の発展に真に貢献するシステムを提供できているか」「高い信頼性を確保しているか」「適切なコストでシステムを維持するためにシンプルな構造を実現しているか」といった視点を持って仕事に向き合えるエンジニアを増やしていかなくてはなりません。
このため、M&A対象としては、アプリケーションやインフラ、ソフトウェアの受託開発を手掛けている会社、中でもインフラにおいてはクラウドに強い企業に高い関心を持っています。また、システム開発領域に強いエンジニアを多く抱え、SES事業(技術者派遣)を展開している企業にも興味があります。
「パッケージベースSI&サービス」の実績が伸びていることから、クラウドまわりの実装スキルに強みを持つ企業も探しています。パッケージのカスタマイズならびにアドオンツールの開発業務に特化している企業、自社でパッケージを開発・販売している企業も歓迎します。
さらに、AI、IoT、ブロックチェーンなどの技術に強い企業にも、ぜひお声掛けいただきたいと思います。
何を提供できるのか?
・社員教育制度
当社の教育制度を活用することができます。新人、中堅、幹部など階層別の研修、技術特化型の研修、コミュニケーション能力にフォーカスした研修など、多種多様なプログラムを用意しています。
・品質管理体制
当社では、体系化された品質管理体制を構築・運用しています。これは当社のパートナー企業である大手SIerで採用されている仕組みをベースとし、当社内の長い歴史の中でブラッシュアップしてきたもので、貴社の状況に合わせた横展開が可能です。
・人材(エンジニア)の提供
当社には約530名(契約社員含む)の従業員がおり、そのほとんどがエンジニアです。M&A先で人手不足が発生した際には、当社人材を含めたリソース調整を行うことができます。
・ブランド力
当社自身の経験から、上場企業としてのブランド力は、取引先に対しても、また採用においても、大きくプラスになると言えます。応募母数が増えるだけでなく、質の高い人材が多く集まるようになるため、採用活動の費用対効果の大幅な向上が期待できます。
起業家・経営者に向けてひとこと
繰り返しになりますが、当社は社員を大事にする会社です。技術はもちろん重要ですが、いわゆる「人となり」、人間力や心の面が充実していてこそ、技術を生かすことができる。社是に掲げる「こころできまる」は、まさにそのような理念を表しています。
社風の面では、社員同士の熱いつながりを大切にしており、今どきのドライな風潮とは真逆と言えるでしょう。全社会議、合宿研修、社員懇親会等を開催し、社員間の意思疎通を図りながら、全社員一丸となってプロジェクトを推進しています。このような社風や文化に共感してくださる会社や経営者であれば、より強いパートナーシップが結べると期待しています。