何をやっているのか?
当社は、カセットボンベ、カセットコンロ、喫煙具(ライター)、点火棒など、日用雑貨の卸売を手掛けています。親会社は韓国の製缶メーカーであるOJC株式会社。カセットボンベの仕入先でもあります。仕入先はほかに、カセットコンロは日本国内のメーカー、ライターや点火棒などは中国やベトナムのメーカー。商品の提供先は、日本全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ホームセンター、ディスカウントストアなどをカバーしており、二次卸業者経由でこれらのチャネルに卸しています。
現在の売上は、ボンベ・コンロと喫煙具・点火棒の2領域が牽引。いずれも業界では2、3番手に位置しています。
TTSとしてスタートしたのは2008年ですが、その際前身の会社である東京たばこ商事から事業を引き継いでおり、合計すると半世紀を超える歴史を持ちます。前身会社時代に築いた取引関係、マーケットとのつながりが当社の大きな財産となっており、今、バイヤーがどのような商品を求めているのかをスピーディーに把握できる環境があります。
こうした市場とのパイプを生かしてホットな情報を収集し、一方では協力関係にある中国のメーカー各社と緊密に連携することにより、自社企画商品の開発も手掛けています。商品のジャンルはライター、点火棒のほか、最近は喫煙具のマーケットが縮小していることもあり、新領域開拓にも力を入れています。注目領域の一つは介護。表面は吸水、裏面は防水機能を持ち、尿漏れなどから寝具を守る使い捨て防水シーツの売れ行きが好調で、手応えを感じています。また、前身会社時代からの塩の仕入れルートを生かして商品化した、人工海水やペットの水槽用の水質調整剤などにも、今後の拡販に向け期待をかけています。
何を必要としているのか?