募集の概要
- 買収対象領域
- ●デジタル広告運用のエージェンシー Google等の広告運用能力、Amazon ECの専門知識といった強みを持つこと。※東京以外で事業を行う会社様(特に中部・関西・九州)も歓迎です。 ●動画・ソーシャル・コンテンツマーケティングのプランニングができる企業 動画制作や公式アカウントの管理作業のみを請け負うのではなく、クライアント企業様に直接プランニングを提案できること。 ●ECの設計・運用経験のある企業 システム構築のみの受託ではなく、EC立ち上げ・リニューアルの設計や、その後のEC事業拡大の伴走といった経験を持つこと。 ●BI/AI、DMP/CDP、MA/CRMなどの設計・運用経験がある企業 システム導入のみの受託ではなく、導入後のマーケティング活用までを含めた設計・運用の経験を持つこと。
- 実現したいこと
- 新規事業の獲得
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- まずはディスカッションをさせて頂き、事業の成長性や当社とのシナジーの有無を確認させて頂きたいです。面談には事業責任者とM&A責任者が参加いたします。その後のスケジュールはスキームによっても変わります。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。特に、企業に対するクライアントワークをされている企業を前提とさせて頂いており、例えば自社でECの店舗を経営されている等は対象外です。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短3ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
1956年に4人で創業し、総合広告代理店として国内第3位の規模を誇るまでに成長したADKグループ(旧社名アサツー ディ・ケイ)。2017年からベインキャピタルの傘下で、第二創業期として事業変革を推進です。そのADKグループのなかでマス・デジタル広告、デジタルソリューション、ダイレクトマーケティングなど、コミュニケーション領域全般を担う基幹会社がADKマーケティング・ソリューションズです。
近年は特にデジタル広告、ソーシャル、EC、CRMなど、デジタル時代ならではの顧客接点への対応を強化しています。これらの領域における取り組みは、ともすると顧客獲得(コンバージョン)偏重に陥りがちですが、当社では目先の成果のみにとらわれることなく、フルファネルでのマーケティング施策を提供。ブランディングからお任せいただく包括的なアプローチや、複数の施策を密接に連携させたソリューションを提供しています。
デジタル時代のマーケティングを実現するには、それを支えるデータ・テクノロジーへの対応力も必要です。当社はBI/AI、DMP/CDP、MA/CRMなどのテクノロジーを活用し、クライアント企業様のマーケティングの仕組みを設計・運用支援する対応力を強化しています。
他の総合広告代理店と大きく違うところは組織体制です。他社では専門分野ごとに独立した会社があり、分業体制になりがちです。一方、当社はできるだけ分社化せず、デジタル広告の担当もマス広告の担当もワンフロアに集まり、コミュニケーションを密にとりながら業務を進めています。この体制により、クライアント企業様に対して幅広い施策をワンチームで提案することが可能となっています。
こうした強みを生かし、例えばマス・デジタルの垣根を超えたオン・オフ統合型のプランニングや、テレビ広告にデジタルの手法を取り入れたプランニング・バイイングを推進するなどユニークなソリューションを提供。従来のマス広告中心の代理店の論理にしばられない、クライアントファーストな提案を行っています。
何を目指しているのか?
広告業界は大きな環境変化に直面しています。デジタル化の劇的な進展により、スマートフォンやSNSなどを介して企業と消費者が直接コミュニケーションを行う接点が増えている今、企業にとってはこれらのすべての接点において、より良い顧客体験を提供していくことが重要になっています。
それに伴い、私たちが手掛けるコミュニケーションには、商品・サービスの認知を高めるだけでなく、申し込み、来店、購買、利用などあらゆるシーンで「具体的にどうやって消費者を動かすか」が求められるようになってきました。ADKグループはこのようなクライアント企業の課題解決に真正面から向き合うべく「コンシューマー・アクティベーション」をミッションとして掲げ、消費者の具体的な行動を喚起するプロフェッショナルカンパニーとなることを目指しています。
現在、私たちが事業戦略として掲げているのは「D2C(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)」です。通販やeコマースなどに閉じた狭義のD2Cではなく、ソーシャルやリアル店舗まで含めて、企業と消費者の直接のコミュニケーションから生まれる顧客体験全般を広義のD2Cと捉え、こうした広義のD2Cコミュニーケションに貢献するソリューションの割合を大幅に引き上げることを目指しています。短期的な販売成果だけでなく、中長期的に消費者に支持されるブランドをつくる独自のD2Cソリューションを構築したいと考えています。
何を必要としているのか?
D2Cソリューションの強化に向け、体制強化を進めていきます。最優先で拡充したいのは、D2Cコミュニケーションにおいて必須のソリューションであるデジタル広告運用のリソースです。その他にも動画、ソーシャル、コンテンツマーケティング、EC、BI/AI、DMP/CDP、MA/CRMといった領域も重視しています。これらの領域に強い事業者様のM&Aを検討しています。
○デジタル広告運用のエージェンシー
Google等の広告運用能力、Amazon等のECの専門知識といった強みを持つこと。なお、地域は東京だけでなく全国を対象にしています。特に中部・関西・九州を中心とするローカルでの事業展開には大きな可能性があると考えており、積極的な体制強化を検討しています。
○動画・ソーシャル・コンテンツマーケティングのプランニングができる企業
動画制作や公式アカウントの管理作業のみを請け負うのではなく、クライアント企業に直接プランを提案できること。
○ECの設計・運用経験のある企業
システム構築のみの受託ではなく、EC立ち上げ・リニューアルの設計や、その後のEC事業拡大の伴走といった経験を持つこと。
○BI/AI、DMP/CDP、MA/CRMなどの設計・運用経験がある企業
システム導入のみの受託ではなく、導入後のマーケティング活用までを含めた設計・運用の経験を持つこと。
何を提供できるのか?
私たちがご提供できるメリットとしては、まず、ナショナルクライアントをはじめとして数千ブランドの顧客基盤を持つことが挙げられます。この顧客基盤をご活用いただくことで、非連続な事業成長にチャレンジしていただけます。
また、私たちは一定の事業スケールを持つ企業として、小規模の事業者様にはない様々なアドバンテージを有しています。例えばGoogle等のプラットフォーマーと強固な関係性を持つこともその一つ。また自社DMPやBPO拠点など大型投資が必要なアセットを自由に活用できることも大企業ならではの武器といえます。
さらに、総合広告代理店としての総合力もご提供できます。例えばデジタル広告専業の事業者様であれば、デジタル広告にマスメディア、クリエイティブ、ソーシャルなどを絡めた提案が可能になります。
パートナー企業様に対しては、これらの経営資源を最大限活用していただくために積極的な取り組みを行っています。提携直後から共同でプロジェクトチームを立ち上げ、早期に成果を上げるPDCAを徹底しています。直近の事例では、2019年に株式会社プリンシプルと資本・業務提携を実施。同社は私たちの顧客基盤を活用し、提携初年度から新規案件を獲得しています。プロジェクトチームが日次で課題抽出とボトルネック解消を進めることで提携関係を深めることができました。
起業家・経営者に向けてひとこと
私たちのビジネスは人材が財産です。M&Aにおいても経営者様だけでなく従業員の皆様を含めて幸せになれるかどうかの見極めを大切にしています。そのため、M&Aアドバイザー任せではなく、私たちの責任者がM&A前後を通じて一貫して売り手企業様と直接コミュニケーションをさせていただきます。買い手・売り手に関係なく、イコールパートナーとしてご一緒に成長していきたいと考えています。
また、私たちは異文化を許容する企業文化を特徴としています。もともと旭通信社と第一企画が合併してできた企業であることに加え、多様なバックグラウンドを持つ社員をプロパー・中途に関係なく積極的に登用しています。さらに、大企業でありながらベンチャーのようなスピード感があると自負しています。私たちの事業変革にぜひ参画して下さい。