募集の概要
- 買収対象領域
- 主な対象は、「最新の技術や独自のアイデア」があり、弊社とのシナジーが見いだせそうな会社です。 具体的には、 ●ブロックチェーンゲームやメタバースの領域で独自の技術やアイデア、実績をもつ会社 ●VRを活用したサービスを提供する会社 ●当社の保有するIPの活用において協業できる会社(ゲーム分野でのイベント事業やプロモーション事業を手掛ける会社、プロスポーツチームのプロモーションを手掛ける会社など) ●海外向けタイトルを販売している、あるいは海外に拠点を持っているゲーム開発会社・・・など 一方、シナジーの有無に関わらずエンターテインメント領域において、「最新の技術や独自のアイデア」を持つ会社も対象となります。
- 実現したいこと
- 新規事業の獲得
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- まずディスカッションから始めさせて頂き、是非ご一緒にとなれば、その後のスケジュールは適宜ご相談できればと考えています。まずは1~3か月ほどのデューデリジェンスを想定しております。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- わからない
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
2003年、ガラケー全盛の時代に、代表取締役会長 馬場功淳が個人で、位置情報ブラウザゲーム「コロニーな生活」を提供開始したのが当社のスタートです。その後、2008年に株式会社コロプラを設立。以来、“Entertainment in Real Life”を経営理念に掲げ、人々の生活のほぼすべてである「日常」を、エンターテインメントを通じて、楽しく素晴らしいものにしていくために事業活動を行ってきました。現在、主に以下の4つの領域で事業を展開しています。
・国内モバイルゲームサービス
現在の主力はモバイル(スマートフォン)ゲームです。「白猫プロジェクト」「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」といったヒットを生み出しています。また、2019年9月には当社が開発を担当した「ドラゴンクエストウォーク」がスクウェア・エニックス社よりリリースされました。毎年複数のタイトルを提供し、その中から多くのヒットタイトルを生み出すことで、売上の「層」が毎年積みあがってゆく「積上型の売上モデル」を構築しています。モバイルゲーム以外にも、昨今はゲームキャラクターなどのIP(知的財産権)を生かした、アニメ化・舞台化、イベント開催といったビジネスにも力を入れています。
・海外モバイルゲーム
約5年前から海外展開をスタート。台湾、香港、マカオ、インドネシア、韓国など、東アジアを中心に展開しています。
・VR(仮想現実)サービス
PC・スマートフォンに続く第3のプラットフォームとしてVRに注力。コロプラグループ全体で、「ゲーム」「360度動画」「投資(VR特化型ファンド)」の3領域において積極的に事業展開をしています。
・その他のサービス
創業間もない時期から位置情報ビッグデータを活用した調査サービスを手掛け、これまで180 を超える自治体や民間企業の事業を受託してきました。
近年では、コロプラが開発するドラゴンクエストウォークをはじめとしたスマートフォンゲームやVR/MRコンテンツとの自治体連携役割を担い、観光や交通、街づくりにおける地域課題解決を支援しています。
また、スマートフォンユーザーに特化した市場調査サービスなども展開しています。
何を目指しているのか?
当社は「モバイルゲーム会社」というイメージが強いのですが、決してそこだけにこだわっているわけではありません。当社にとって事業の主軸は、あくまでも「エンターテインメント」です。「どの時代においても、多くのユーザーに受け入れられる、新しいエンターテインメントを作り続ける」というビジョンを掲げ、この実現に向けて、モバイルゲームに限らず多様なサービスを提供しながら成長していきたいと考えています。そのために今後は、モバイルゲーム事業を着実に成長させつつ、新たな分野に積極的に挑戦していきます。
何を必要としているのか?
多様な分野でのエンターテインメントビジネスを確立していくために、下記の注力分野においてM&Aを検討しています。
・ブロックチェーンゲーム
コロプラは、子会社であるBrilliantcryptoによる「Brilliantcrypto」の開発をはじめ、ブロックチェーンゲームに注力しています。ブロックチェーンゲームは新しいゲーム体験を生むだけでなく、コロプラが次の成長ドライバとして期待するメタバース経済圏の発展に繋がると考えています。ブロックチェーンゲームやメタバースの領域で強みをお持ちの事業者様からのご相談をお待ちしております。
・VR
VRは、ゲームやアトラクションに限らず、ライブやイベント、スポーツ観戦、企業のプロモーションなど、さまざまな分野に適応し、顧客体験の価値を高められる可能性を持ちます。このVRの領域で何らかのサービスを提供している事業者様と一緒に、新しいサービスの開発に挑戦していきたいと考えています。
・IPの活用
当社では自社IPを活用し、アニメ、舞台、コンサート、グッズ販売、イベント開催、メディア運営などの展開を行っていますが、これをさらに推し進めていくうえで協力していただけるパートナーを探しています。イベント事業やプロモーション事業に強みを持つ事業者様は、ぜひご相談ください。ゲームとリアルの連携という意味では、プロスポーツチームとのコラボレーションにも可能性があるかもしれません。
・海外展開
海外向けタイトルを販売している、海外でのマーケティングノウハウがある、あるいは海外に拠点を持っているゲーム開発会社様を仲間に迎えたいと考えています。
いずれにしても、チームを組んで一緒に何か新しいサービスを創り出していける関係を構築したいと思います。財務面や管理面の課題を抱えている事業者様でも、弊社との協業によって新しい価値を生み出すことができると考えています。キラリと光る技術やアイデアがあり、当社のサービスとの融合で何らかの面白い展開が見いだせそうであれば積極的に検討します。「自社のサービスとコロプラのアセットを生かしてこんな面白いことができる」といった提案をぜひお待ちしています。
何を提供できるのか?
コロプラはこれまでモバイルゲーム運営を通じて、B2Cサービスの実績を積み重ねてきました。そこで得たマーケティングノウハウを、ゲーム以外の事業においても活用いただけるはずです。
さらに、戦略の策定や社内規程の整備、管理業務の効率化など、人員の派遣も含めて経営サポートを行います。バックオフィス業務を全面的にサポートすることで、事業者様が事業開発に集中できる体制を構築することができます。
当社はこれまで6社のM&Aを実施しており、PMIの経験が豊富です。具体的な事例としては、2015年に子会社化したゲーム開発会社の株式会社ピラミッドがあります。同社は当時、資金繰りが厳しい状況にありましたが、当社から資金を提供し、またバックオフィス面をサポートすることで、開発に集中できる体制を構築。その後、「アリス・ギア・アイギス」というヒットタイトルの開発に成功しました。
また2016年には、マザーズに上場していたゲーム開発会社の株式会社エイティングを子会社化しました。当時、同社は開発費やマーケティング費の増大に苦しんでいましたが、当社グループ入り後は、両社のノウハウや技術等の経営リソースを幅広く融合させることで業績が向上し、黒字化を実現しています。さらに、2020年には株式会社MAGES.を子会社し、IP創出力や総合的なプロデュース力といった強みを残しつつ、経営資源の選択と集中を推進する同社に対してサポートを続けています。
起業家・経営者に向けてひとこと
M&Aにあたっては、親会社・子会社、委託・受託といった関係ではなく、対等のパートナーとして、新しいサービスの創出に力を合わせて挑戦していきたいと考えています。「最新のテクノロジーと、独創的なアイデアで"新しい体験"を届ける」という当社のビジョンに共感していただける事業者様からのお問い合わせをお待ちしています。ぜひ一緒に、面白いことをやりましょう!