募集の概要
- 買収対象領域
- SES企業 ※当社の拠点がある東京、大阪、金沢、名古屋、静岡の会社を歓迎します ※従業員数10~100名程度の会社を想定しています
- 募集の特徴
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。 ※マイナー出資や業務提携は検討していません。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- ロックアップ
- 原則売却オーナーの意向に従う
- その他M&Aの方針
- 経営者様は事業譲渡後に引退されるケースを想定しています。M&A後は社名を残しつつ当社グループに加わっていただくことが基本ですが、経営者様のご希望にできるだけ沿う形で進めていきたいと考えています。
M&Aの戦略
何をやっているのか?
パワーエッジは、お客様先に常駐して開発を行うSES事業を主軸としているシステム開発会社です。東京に本社を置き、大阪、金沢、名古屋、静岡に拠点を構えています。
銀行や証券会社などの「金融系」から、製造業などの「業務系」、SNS基盤構築やソーシャルゲーム開発などの「エンターテインメント系」、電子機器、IoT関連機器などの「組込系」、そして各種スマートフォンアプリまで、非常に幅広いシステムに対応。システム開発に加えて、インフラ関連設計やサーバー構築などのネットワークソリューション、システム導入やシステム運用支援などのITサポートも提供しています。
また受託開発だけではなく、アパレル・ファッション業界向けの販売管理システムや展示会時の受注処理システム、飲食店向けのオーダーエントリーシステムやタブレットPOSシステムといったパッケージ製品の開発・販売も行っています。
当社のお客様はSIer、ユーザー企業とも大手が多く、業種は多岐にわたります。最も取引額の大きなお客様でも、売上高全体に占める割合は10%程度で、上位のお客様は毎年のように変わっています。対応可能な業種やシステムの幅を広げることで、特定顧客との取引に依存するリスクを避け、外部環境に左右されにくい安定した財務体質を確立しています。
人材の採用と育成を得意とするのも当社の強みです。新卒採用の段階では技術力を問わずに人柄やコミュニケーション能力を重視した採用を行い、入社後に、実務研修や一人ひとりの適性・レベルに合わせた指導により技術力を高めています。これにより、お客様の問題を深く理解・洞察する力を持った人材を育成し、お客様との信頼関係を強固なものにしています。その結果、当社ではほとんど営業活動を行わずに、継続取引やご紹介によって案件を獲得しています。
何を目指しているのか?
当社は創業以来20年、順調に事業を拡大し、グループ従業員数240名、売上高約27億円の規模となりました。今後の目標は、数年以内に従業員1,000人、売上高100億円の企業になることです。
なぜ1,000人にこだわるか。最大手SIerなどから大規模プロジェクトの依頼を受けるためには、ある程度のエンジニア数を確保できる体制が必須だからです。1,000人規模の体制がつくれれば、「やりたい」と思えるような大規模プロジェクトに名乗りを上げることができます。そして、大規模プロジェクト全体を当社で担当できれば、自分たちの裁量で仕事を進めやすい上、高い利益率を確保でき、社員のやりがいも一層高まると考えています。早急に1,000人を達成し、企業のステージを一段階引き上げたいと考えています。
何を必要としているのか?
1,000人規模の企業を目指すために、ここ数年、パッケージ開発会社を中心に積極的なM&Aを行ってきました。今後は、エンジニアを多く抱えている各地のSES企業をM&Aしていきたいと考えています。
特に、当社の拠点がある東京、大阪、金沢、名古屋、静岡と同じエリアにある事業者様のM&Aを検討しています。サービス提供分野は汎用系以外なら何でも構いません。従業員数は10~100名程度で、地元に密着して地場の有力顧客に対して長年にわたりサービスを提供している、そんな企業が理想です。経営者様は事業を譲渡後に引退されるケースを想定しています。
財務的には、必ずしも黒字である必要はありません。直近の決算の時点では赤字であっても、3年後には黒字になる見通しが立つなど、将来性が見えるようであれば検討対象となります。M&A後は社名を残しつつ当社グループに加わっていただくことが基本ですが、経営者様のご希望に合わせてフレキシブルに対応していきたいと考えています。
何を提供できるのか?
当社のグループに加わっていただく事業者様に対して提供できるメリットは、まず人事労務制度の最適化です。給与体系などを必ずしもパワーエッジ本体に合わせる必要はありませんが、残業代未払いや安すぎる給与などの問題があれば是正します。これまでM&Aした子会社のケースでは、従業員の給与をいずれも10%程度上げています。従業員への処遇を適正に行い、従業員満足度を高めてモチベーションアップを図りたいと思います。
資金面や経営管理面のサポートもできる限り行います。たとえば2018年に子会社化したソフトウェア開発会社の場合、グループ入り前の決算は赤字で、しかも大幅な債務超過に陥っていました。M&A後に当社から運転資金を貸し付け、経理業務はパワーエッジ本体が担当することとして管理部門の負担を減らし、私が社長になって経営立て直しを図ったことで、現在は黒字企業になりました。
業務効率化や売上拡大についても積極的にアイデアを出し、より良い会社になるようサポートします。とはいえ、何にでも口を出すということではありません。元からある社風やルールを尊重しながら、もっと良い方法があればプラスしていく、という考えです。経営ができるリーダークラスの人材がいるのであれば、当社から役員を送り込むこともしません。貴社の事情に応じて柔軟に対応します。
なお、当社は2018年からの2年間だけで5件のM&Aを実施してきました。M&Aのノウハウを蓄積してきたこともあり、検討はスピーディーに行えます。検討開始から1カ月で契約に至った例もあります。当社が確認したい情報を速やかに提供いただけるのであれば、同様のスピード感で対応できるとお考えください。ただし、申し訳ありませんがウェブ面談には対応していません。大事な経営判断ですから、Face to Faceでじっくりとお話しさせてください。
起業家・経営者に向けてひとこと
パワーエッジにはいくつかのグループ会社がありますが、それぞれのカラーが全く異なります。同じグループだからといって統一感を出そうとは考えておらず、各社の社風や考え方、ルールを尊重しているからです。各社がそれぞれのカラーを生かしながら自由にビジネスを展開し、かつ利益を上げて、結果としてグループ全体が成長できることを理想としています。
将来的にグループとして1,000人規模の企業になれば、より大きな仕事や面白い仕事ができるようになると思います。一つ上のステージに向けて、一緒に挑戦しましょう。