マニュアル制作等をグローバルに展開するクレステックが、マーケティング分野のパートナーを募集!

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株式会社クレステック

株式会社クレステック

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募集の概要

買収対象領域
マーケティングやセールスプロモーションの領域において、市場調査・分析、営業戦略やプロモーション手法の立案、広告・宣伝まで、トータルに対応できる企業 ※特にデジタルマーケティングに強い事業者は歓迎します
募集の特徴

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

クレステックグループは1984年の創業以来、テクニカルドキュメントの制作業務をベースに事業を展開してきました。現在では、国内11拠点と関係会社3社、海外11カ国20拠点に及ぶネットワークを構築し、グローバル市場のなかで多様なサービスを提供しています。事業領域は多岐にわたりますが、「マニュアル制作/ローカリゼーション」と「印刷・パッケージ製造」の2領域が現在の主力事業です。

○マニュアル制作/ローカリゼーション
パソコンや家電製品、自動車・二輪車などの取扱説明書、サービスマン向けの修理マニュアル、教育・研修マニュアルなど、テクニカルドキュメントの制作を手がけています。文章のライティングだけでなく、必要な情報の収集と整理、コンテンツの構成立て、現場や実機の取材、グラフィック作成指示などにも対応。昨今では、Webマニュアルや映像マニュアルの制作も増えています。
さらに、海外市場向け製品を製造している日本のメーカーに対しては、ネイティブ翻訳者による各種ドキュメントのローカライズ(現地語化)も行っています。

○印刷・パッケージ製造
国内の提携印刷工場、そして中国、インドネシア、アメリカなど世界各地に展開する自社工場をコントロールし、マニュアル等のオンデマンド印刷、梱包、配送、在庫管理といったサービスを提供しています。薄紙対応や複雑な折り加工が必要な医薬品添付文書の印刷も得意としています。印刷、梱包、配送、在庫管理までを一括代行するフルフィルメントサービス、さらにはECサイト開発・運営サービスまでを組み合わせたBPOサービスも提供しています。
また、製品パッケージの設計サービスも行っており、安全性はもちろん、輸送費、保管費といった物流コストの無駄を省くことも考慮した設計に注力しています。

上記2事業に加え、新領域開拓も積極的に推進中です。特に以下の4分野に注力し、将来を見据えた事業の育成に取り組んでいます。

・マーケットリサーチ
クライアント企業に代わり、製品展開のターゲット市場に関する情報の収集や分析を行っています。

・コンサルティング
マニュアルの評価や改善提案、国際法令・規格に準拠したドキュメント検証などを行っています。

・企画
マニュアルの品質向上、マニュアル制作コスト削減、販促ツールをはじめとするコンテンツの企画・制作などのソリューションを提案しています。

・開発
執筆、翻訳、DTPといった多岐にわたる業務を一元管理するシステムや、文書の原案作成から交付・施行、履歴管理までトータルな法制執務をサポートするシステムなど、ドキュメントの制作プロセスを支援するシステムの開発を行っています。

何を目指しているのか?

ITの急速な進化により情報が身の回りに氾濫し、ユーザーの情報選択や整理に混乱が起きています。そのようななかで当社は、人とヒト、人とモノ、そして人と世界を繋ぐ、新たなサービスとソリューションを提供できる企業へと進化していくことにより、持続的な成長基盤を確立することを目指しています。「Global Communications 世界を繋ぐ 人に優しい コミュニケーションの創造へ」をスローガンに掲げ、3つの重点戦略に取り組んでいます。

1つ目は「事業分野拡大」です。これまでは家電や機器類などハード製品に関するマニュアル等の制作が主力でしたが、今後は医薬品、ヘルスケア製品、非耐久消費財などへと対象製品の幅を広げていきます。

2つ目は「事業領域拡大」です。長年の得意分野であるマニュアル制作や翻訳、印刷などだけでなく、コンサルティングや販売支援など、お客様業務の中でもよりコアに近い領域の支援サービスに、今後ますます力を入れていきます。

3つ目は「既存事業深化」。既存事業のノウハウや人的資産を生かしつつ、動画などの新しい手法を取り入れたり、AIによって翻訳業務を効率化したりと、収益性の向上を図ります。

何を必要としているのか?

重点戦略の2つ目で触れた「事業領域拡大」を実現するために、グループ内に取り入れたい機能として、マーケティングやセールスプロモーションに強い事業者様のM&Aを検討しています。

パートナーとしてイメージしているのは、市場調査・分析、営業戦略やプロモーション手法の立案、広告・宣伝まで、トータルに対応できる事業者様です。大手広告代理店から仕事を請け負い、実際の制作や戦略実行に携わっている広告制作会社・プロダクションのような事業者様がイメージに当てはまるかと思います。特に、近年ニーズが高まっているデジタルマーケティングに強い事業者様を歓迎します。

当社ではそのような事業者様をグループに迎え入れ、国内はもちろん、成長著しいアジアを中心とする海外市場においても、事業領域拡大を図りたいと考えています。ただし、M&A先の検討にあたり、海外でのビジネス経験を必須条件と考えているわけではありません。当社の持つ海外事業のノウハウと、貴社が持つ国内でのマーケティングのノウハウを融合して、グローバルにさまざまなビジネスに取り組んでいきましょう。

何を提供できるのか?

クレステックの売上高のうち、国内事業が占める割合は3割程度。残り7割は、中国、東南アジア、欧米など海外での売上が占めています。お客様は国内外で事業展開する日系メーカーが中心で、大手完成品メーカーのほぼすべてと取引口座を持っています。また、昨今では海外メーカーとの取引も増えています。
海外事業における豊富な経験、そして大手メーカーを中心とする安定した顧客基盤は、当社グループの傘下に加わっていただく事業者様にとっても、活用価値の大きいアセットと言えるでしょう。

また、前述の通り当社の事業領域は幅広く、顧客製品の市場供給に関連する領域において、多数のサービスやソリューションを持っています。これらのサービスやソリューションを、貴社の既存顧客に対して提案することで、売上拡大を図ることも可能だと思います。たとえば貴社が外食チェーンとお取引があるのなら、当社のラインアップのなかから、従業員教育用のマニュアル制作やEラーニング提供、また海外進出先のマーケットリサーチなどのサービスを販売していただくことが可能です。

東証二部上場企業であり、安定的な財務基盤を持つこともメリットの一つと言えるかもしれません。当社としてはこの強みを生かして、従業員の皆さまの待遇改善、経営面のサポートなどを行う考えです。

当社ではこれまでも何度かM&Aを実施してきました。たとえば2017年、自動車のマニュアル制作に特化した大野印刷株式会社を子会社化しました。同社は当時、財務的に厳しい状況に陥っていましたが、当社が資金面で支援を行い、事業面でもシナジー効果を発揮することで収益性が強化され、黒字化を実現。従業員に対しても年2回のボーナスを支給できるようになったほか、従業員持株会へ加入できるようにするなど待遇改善を行いました。

今後実施するM&Aにおいても、従業員の皆さまにとって不利益にならないように、待遇改善や雇用契約の内容をしっかりと検討していきます。

起業家・経営者に向けてひとこと

当社のお客様は国内外のメーカーです。モノづくりの業界では、外部環境変化による各社の業績変動はありますが、モノづくりそのものがなくなることはありません。モノづくりに欠かせない当社の事業もまた、なくなることはない事業だと考えています。そういう意味で当社は、急成長するというよりも、一歩一歩ゆっくりと成長していく企業です。

M&Aにおいても十分に検討のうえ、お互いにシナジー効果を発揮できる事業者様と最適なパートナーシップを構築したいと思います。ぜひクレステックグループの仲間に加わって、事業領域の拡大や海外進出を成し遂げてください!