募集の概要
- 買収対象領域
- ■マッチングプラットフォームの開発実績があるシステム開発会社 ■アプリ開発会社
- 実現したいこと
- 新規事業の獲得
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスを行った後、面談を通じて、当社とのシナジーや事業の成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか？
長年の製造専門メーカーとしてのモノづくりのノウハウや知見を活かし「画像検査装置」など新規事業にも注力
1937年に創業した半田重工業株式会社は、主にフォークリフト部品と油圧シリンダーの開発設計を行っています。フォークリフト業界の世界最大手である豊田自動織機とのつながりは深く、同社が織機を作っていた1947年まで遡ります。長年培った信頼関係から、豊田自動織機のフォークリフト部門であるTOYOTA L＆Fが生産するフォークリフトのほぼ全てに当社の油圧シリンダーが搭載されており、今後も安定した経営基盤が整っています。
また、現在新規事業にも注力しています。長年の製造専門メーカーとしてのモノづくりのノウハウや知見を活かし、新しいIoT技術を取り組んだ新商品の開発を行っています。例えば、生産管理の「見える化システム」、工場の稼働状況が一目でわかる「稼働率システム」、「受発注業務EDIシステム」、「在庫管理システム」、「数値解析の受託開発」など。
そのなかでも特に力を入れているのが「画像検査装置」です。通常のカメラでは捉えにくい素材や形状の外観検査を得意とし、あらゆる製品の欠陥の抽出が可能。AI（機械学習）を用いた画像処理により誤検出・過検出を抑えることで、画像検出率は、95％を達成しました。さらに、他社製品と比べ大きなコスト優位性があるため、全国各地の大手製造企業様からの引き合いが強く、売上は順調に推移しています。いずれは、会社全体の売上の1割までに成長させていきたいと考えています。
何を目指しているのか？
今後は、中核事業であるフォークリフト部品と油圧シリンダーの開発設計に引き続き注力しつつ、「画像検査装置」のさらなる販売拡大を目指します。将来的には海外進出も計画しており、インドなどこれから経済成長が期待できるような地域に、まずは営業所の設置から行い、いずれは現地生産も視野に入れたいですね。
ほかに、新たなプロダクトとして「工業系マッチングサイトの統合プラットフォーム」の開発を進めています。これは、工場で発生するさまざまな困りごとを解決するため、外壁塗装業者、トイレ清掃業者、食堂のケータリング業者といった多種多様な事業者とプラットフォーム上でマッチングを可能にしたものです。段階的にサービスを開始する予定で、2021年の3月に第一弾、8月に最終ローンチを予定しています。
何を必要としているのか？
常務取締役・新美彰崇
「工業系マッチングサイトの統合プラットフォーム」などの新規事業の創出に向けて、以下の事業者様を募集します。
■マッチングプラットフォームの開発実績があるシステム開発会社
現在開発中の「工業系マッチングサイトの統合プラットフォーム」がローンチした後の、運営・メンテナンスに関わっていただきたいと考えています。大規模企業はもちろん、従業員が5－10人程度の小規模な事業者様に至るまで、高い技術力をお持ちの会社様を募集します。また、業種を問わずマッチングプラットフォームの開発実績がある会社様には、「工業系マッチングサイトの統合プラットフォーム」の機能追加などでもシナジーがあると考えます。
■アプリ開発会社
「工業系マッチングサイトの統合プラットフォーム」を今後さらに成長させていくために、新しく組み込めるアプリなどのアイデアをお持ちの事業者様も合わせて募集します。
上記以外にも、当社とシナジーを感じる会社様がいましたら、お気軽にお問い合わせください。
何を提供できるのか？
●全国の製造関係の顧客基盤
フォークリフト製造の最大手である豊田自動織機をはじめ、さまざまなフォークリフトメーカーの顧客を提供できます。また、最近は「画像検査装置」の販売も始め、フォークリフトメーカー以外の多種多様な業界でのものづくり企業とのネットワークもできましたので、貴社製品の販売などにご活用ください。
●挑戦できる社風・環境
「画像検査装置」の開発に伴い、AIに強い大学と共同提携を結びました。当社のエンジニアを数年間大学に派遣したことで、画像処理の技術を習得させることに成功し、装置の内製化につながっています。
ほかにも「数値解析の受託開発」では、油圧シリンダー生産時にシミュレーションで数値解析を行っていますが、これも東京理科大学との共同研究によるものです。そのため、社員のアイデアや新製品開発のための機材費や研究費などは惜しみません。そうした社員が挑戦できる環境が当社にはあります。当社とともに日本のものづくりを変えていきましょう！
●エンジニアリソースの提供
画像検査装置をはじめ、さまざまなIoT機器を内製化している関係で、エンジニアを多数かかえています。特に画像処理系に専門領域をもつエンジニアが多く、そうしたリソースの提供が可能です。
●充実した研修制度
業務に必要な免許・資格取得はもちろん、社外の大学教授や専門企業OBなど、その道のプロフェッショナルな講師を招いて、技能・技術だけでなく、理論的な「現象・不具合発生のメカニズム」や「化学反応」までを見据えた技術者としてのスキルアップ教育にも力を入れています。
起業家・経営者に向けてひとこと
代表取締役社長・新美喜久子（中央）
メイン業務以外にも、「画像検査装置」や「工業系マッチングサイトの統合プラットフォーム」など、日本の中小企業に貢献できるようなシステムや製品を今後も作っていきたいと考えています。
当社と日本のものづくりを支える存在になっていただける事業者様のお声がけをお待ちしています！