募集の概要
- 買収対象領域
- ●LCMサービス領域 1. PC等IT機器の導入・運用 LCMサービスの全体を網羅している必要はなく、一つの工程に特化した企業も対象です。 2. ITインフラの運用・管理 想定しているのは、ソフトウェアを含め、ITインフラの運用管理を行っている企業。サイバーセキュリティ管理に知見を持つ企業なども歓迎します。 ●SIer・SES ITシステムの運用保守に強みを持つ企業、インフラエンジニアを中心に事業を展開している企業を求めています。 その他、情報システム部門の業務を肩代わりできるような事業領域であれば、幅広く検討します。
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスや面談を通じて、当社とのシナジーや事業成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- わからない
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
当社は、企業のPC等IT機器の調達から導入、運用、廃棄までを管理するLCM(ライフサイクルマネジメント)サービスを展開しています。最大の特徴は、上記の全工程をワンストップで担えること。これにより、上場企業として唯一無二のポジションを築き上げました。
例えば、IT機器のサブスクビジネスは、多額の先行投資が必要な領域ですが、当社は上場企業の資金力を生かし、高い参入障壁を乗り越えています。運用段階では、ヘルプデスクをサブスクモデルで展開し、ストック型収益を拡大してきました。
特に大きな強みを持っているのが、IT機器の処分領域です。リスク管理の観点から、年々高い専門性が求められるようになってきている領域ですが、PCの回収とリサイクル販売を祖業とする当社は、約30年にわたって蓄積した専門的な処理ノウハウを生かし、セキュアな処分を実現してきました。現在ではトップシェアを誇るまでに成長し、「IT機器の処分といえばパシフィックネット」という第一想起を獲得しています。
そして、当社のLCMサービスが目指すのは、情報システム部門の業務を肩代わりすること。IT環境が発展するにつれ、情報システム部門の守備範囲は拡大し続けていますが、人手不足が深刻で、コアであるDX業務にまで手が回らないという実情があります。そこで当社が情報システム部門にとって「守り」のノンコア業務を引き受けることで、「攻め」の情報システム部門を増やし、社会により一層貢献していきたいと考えています。
何を目指しているのか?
今後は、成長スピードの加速と持続的成長に向け、以下のように取り組んでいきます。
●顧客基盤と営業力
1990年代から30年以上にわたって、官公庁や大手・中堅企業など社会的信用度の高い顧客を中心に、盤石の基盤を築いてきました。ビジネスモデル上、タッチポイントが多いのみならず、当社からの提案を真摯に受け止めてもらえる土壌もあるため、貴社ソリューションの販路拡大に役立つはずです。
●LCMサービス範囲の拡大
ワンストップ展開を継続しつつ、サービス範囲の拡大によって、さらなる付加価値を提供していきます。特に注力するのは、情報システム部門の負荷軽減に貢献できる領域。ソフトウェアを含むITインフラの運用管理や、情報システム人材の派遣など、幅広い事業を視野に入れていきます。その際、社内でのサービス開発のみならず、外部企業との協業も行っていく予定です。
何を必要としているのか?
既存事業を強化しつつ、LCMサービスの拡大を図るため、以下の領域で仲間を募集します。
●LCMサービス領域
1. PC等IT機器の導入・運用
LCMサービスの全体を網羅している必要はなく、一つの工程に特化した企業も対象です。
2. ITインフラの運用・管理
想定しているのは、ソフトウェアを含め、ITインフラの運用管理を行っている企業。サイバーセキュリティ管理に知見を持つ企業なども歓迎します。
●SIer・SES
ITシステムの運用保守に強みを持つ企業、インフラエンジニアを中心に事業を展開している企業を求めています。
その他、情報システム部門の業務を肩代わりできるような事業領域であれば、幅広く検討します。ただし、システム開発やソフトウェア開発をメインとする企業よりは、ITシステム・ITインフラの運用に注力する企業の方が、互いにシナジーを創出しやすいと考えています。
何を提供できるのか?
●顧客基盤と営業力
1990年代から30年以上にわたって、官公庁や大手・中堅企業など社会的信用度の高い顧客を中心に、盤石の基盤を築いてきました。ビジネスモデル上、タッチポイントが多いのみならず、当社からの提案を真摯に受け止めてもらえる土壌もあるため、貴社ソリューションの販路拡大に役立つはずです。
●全国展開
関東はもちろん、北海道から東北、中部、近畿、九州まで、全国7か所にテクニカルセンターを有しており、全国規模でサービスを展開することが可能です。
●社会的信用と認知度の向上
2006年に上場して以降、社会的信用の向上により一層力を入れてきました。さらにIT機器の処分については第一想起を獲得しており、多くの人々に認知される企業となっています。必要に応じて、当社のブランド力を貴社の事業成長に生かしてください。
●エンジニア力
かつてBtoCでIT機器のリユース・リサイクルに携わっていたことから、ハードウェアについては圧倒的な知見を有しています。また、グループ会社である株式会社テクノアライアンスは、クラウドを含めたITインフラの先端的な技術を蓄積。技術的にさらなる高みを目指したい企業を、全力でサポートします。
起業家・経営者に向けてひとこと
M&Aは、企業にとって「重要度は高いが、緊急度が低い」取り組みの一つだと、私は考えています。特に事業環境が目まぐるしく変化する現代においては、自社だけで事業を成長させたり、顧客に付加価値を提案したりすることは、現実的ではなくなりつつあります。かく言う当社も、単独で事業を拡大する難しさを実感してきた企業の一つ。だからこそ、これまで2社の仲間を迎え、共に成長してきました。
当社は独立系のため、自由度が高く社内一人ひとりのメンバーが主役でいられる、自由闊達な社風があります。ジョインした2社もすぐになじめるようなそれぞれの文化が尊重される社風です。そして何より特徴的なのは、ビジネスモデルが完全に一致する競合他社がいないこと。投資家やパートナーなどからはも「ユニークな企業」だと高い評価を頂いています。
堅実なサービスと、独特なポジショニング。この2つが両立した当社と、次の一歩を踏み出したいという企業は、ぜひご連絡ください。共に時代の変化を乗り越え、成長していきましょう。