食のスペシャリスト「久世」が、輸入物流や低温物流、畜産加工、食品製造などの分野でM&Aを検討中!

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株式会社久世

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募集の概要

買収対象領域
●物流領域(一般貨物利用運送事業) 物流機能の強化を図るため、倉庫業および配送業を営む企業を求めています。特に輸入した貨物の通関や保管に特化した物流企業を探しています。また、関東エリアで冷凍冷蔵設備(低温流通)を持つ企業も歓迎します。 ●畜産加工・卸領域 すでに展開している水産・青果に続いて畜産を強化し、生鮮三品全体を底上げするために、食肉加工会社や卸売会社を仲間に加えたいと考えています。ニッチなジャンルに特化した企業ではなく、汎用性の高い商品(特に牛・豚)を扱っている企業、加工場を持つ企業が理想です。 ●製造領域 製造拠点の増強による販売拡大を目指し、パートナーを探しています。製造領域では、汎用性が高く、かつ付加価値を付けられる商品を扱っている企業を想定しています。たとえば大豆を豆腐や湯葉、デザートに加工するなど、一つの食材から多様な商品展開をできる企業に興味があります。また、果物をフルーツピューレにする技術を持つ企業、醸造技術や脱塩技術を持つ企業など、技術力の高い企業にも注目しています。
実現したいこと
既存領域の強化
募集の特徴
買収スケジュール
公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスや面談を通じて、当社とのシナジーや事業成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
買収予算
1億円〜3億円3億円〜10億円10億円〜
契約締結までの期間
わからない
募集エリア
関東
ロックアップ
あり

M&Aの戦略

何をやっているのか?

当社は、1934年の創業以来、外食・中食産業向けにさまざまな食材・食品をお届けしてきました。事業ミッションに『システムで 運ぶ、つくる、考える 頼れる食のパートナー』を掲げ、グループとして食材の製造・販売を手掛けています。具体的な事業内容、および事業の強みは次の通りです。

【主な事業内容】
●食材卸事業
久世および連結子会社が、ホテル、会館、レストラン、居酒屋、ファストフード、ケータリング、デリカ・惣菜、機内食など、外食・中食の幅広いお客様に向けて、業務用食材および資材の販売を行っています。冷凍・常温品はもちろん生鮮品から消耗品などのキッチンサポートまで取扱アイテムは約48,000。自社物流センターと外部倉庫を利用したKZN(久世全国物流ネットワーク)を構築し、関東圏を中心とするお客様に商品をお届けしています。

●食品製造事業
連結子会社のキスコフーズが、ソースやスープなどの自社ブランド製品およびOEM製品の製造・販売を展開。また同社子会社のKISCO FOODS INTERNATIONAL LIMITEDが、ニュージーランド・クライストチャーチ市において、オリジナルのフォンドヴォーやベシャメルソースの製造を行っています。

【強み】
●首都圏本拠地による情報力と配送機能の充実
創業の地・池袋に本社を構えて90年間、首都圏を中心に事業を行い、顧客や仕入先のネットワークを構築。最も大きな経済圏である関東地方に密着した営業活動を行っています。

●店舗展開支援力
商品の提供に留まらず、メニュー開発や見せ方、店舗オペレーション、DXに至るまで、長年の経験とノウハウを生かし、長く愛される繁盛店づくりをサポートできる点が強みです。

●共同購買組織「JFSA」による商品力や独自のPB商品開発力
日本外食流通サービス協会(JFSA)に加盟し、全国各地域の同業者と協業体制を構築。購買力や商品開発力の強化につなげています。また、お客様のニーズに合わせて久世プライベートブランド(PB)商品を開発・提案し、店舗の差別化をサポートしています。

何を目指しているのか?

事業ミッションに掲げる「頼れる食のパートナー」を実現すべく、強みである「運ぶ」「つくる」「考える」の各機能をさらに強化していきます。

具体的には、関東に経営資源を集中しシェア拡大を図るほか、低温物流を軸とする物流機能の強化やDXへの対応、お客様の課題解決と利便性向上につながるサービスの拡充を進め、事業基盤を強化します。たとえば、顧客とのコミュニケーションや受発注をLINEに集約するプラットフォーム「KUZEX」の採用顧客数を一層増やしていきます。

また成長戦略として、EC事業の強化、海外事業の強化、グループシナジーの創出などにも力を入れていきます。海外事業については、久世、旭水産、キスコフーズがそれぞれ取り組んでいますが、グループ内外で連携しながら、アジアを中心に、北米エリアにも展開していきます。

そして定量目標として、売上高を2024年3月期の644億円から2026年3月期に710億円へ、営業利益を同期間で18億円から19億円へ引き上げることを目指しています。

何を必要としているのか?

既存事業の強化を目的にM&Aおよび出資を検討しています。具体的に対象となる領域は以下の通りです。

●物流領域(一般貨物利用運送事業)
物流機能の強化を図るため、倉庫業および配送業を営む企業を求めています。特に輸入した貨物の通関や保管に特化した物流企業を探しています。また、関東エリアで冷凍冷蔵設備(低温流通)を持つ企業も歓迎します。

●畜産加工・卸領域
すでに展開している水産・青果に続いて畜産を強化し、生鮮三品全体を底上げするために、食肉加工会社や卸売会社を仲間に加えたいと考えています。ニッチなジャンルに特化した企業ではなく、汎用性の高い商品(特に牛・豚)を扱っている企業、加工場を持つ企業が理想です。

●製造領域
製造拠点の増強による販売拡大を目指し、パートナーを探しています。製造領域では、汎用性が高く、かつ付加価値を付けられる商品を扱っている企業を想定しています。たとえば大豆を豆腐や湯葉、デザートに加工するなど、一つの食材から多様な商品展開をできる企業に興味があります。また、果物をフルーツピューレにする技術を持つ企業、醸造技術や脱塩技術を持つ企業など、技術力の高い企業にも注目しています。

何を提供できるのか?

●外食・中食企業の顧客基盤
当社はフードサービス(レストラン)から高級ホテル、レジャー施設、機内食、社員食堂、お弁当・お惣菜などの中食業界まで多種多様な顧客基盤を持ち、日常的に商品を提供しています。この顧客基盤を生かし、貴社商品の販売を強化してください。

●提案型営業力の提供
約70名の営業担当者が提案型営業を展開。DX化を推進し営業活動の仕組み化も行っています。この営業力を貴社の事業展開にも活用していただけます。営業力強化のノウハウも提供します。

●海外展開のサポート
グループ会社とともに海外事業を強化しています。特に食品の輸出を検討している企業は当社のネットワークを生かしていただけます。

●製造・物流などの各機能との連携
久世グループが持つ物流や製造、システムなどの機能と連携し、シナジー創出を図っていただけます。また、東証スタンダード市場上場会社として、経営面でのサポートも行います。

起業家・経営者に向けてひとこと

時代の変化に対応しながら顧客価値の向上に取り組む企業様とのパートナーシップを求めています。10年先を見据えた成長戦略を共に描き、実現に取り組んでいける意欲的な企業様と出会いたいと考えています。

当社のM&A方針の特徴は、可能な限り現経営陣の方々に継続して経営に携わっていただく点です。これが両社の発展に効果的だと考えていますが、最終的な役割は状況に応じて柔軟に対応いたします。M&A後は、両社の企業文化を尊重しつつ、互いの強みを生かしたシナジー効果の最大化を目指しましょう。ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご連絡ください!