募集の概要
- 買収対象領域
- ●コンサルティング会社 ITコンサルティングはもちろん、業務改善コンサルティングや事業開発コンサルティング、マーケティングコンサルティングといった、企業向けのコンサルティングサービスが対象です。 ● サイバーセキュリティ関連サービス 想定しているのは、サイバーセキュリティの戦略策定、SOC構築支援等のコンサルティング、診断サービス(脆弱性診断・セキュリティアセスメントなど)やインシデント対応、ツール代理販売(自社IP販売含む)などを手がける企業です。 ●BtoB向けITプロダクト・サービス 業界・職種特化型、特にDXのポテンシャルが大きい領域のITプロダクト・サービスを想定しています。あるいは、業界・職種を問わない汎用型でも、ニッチトップを狙える可能性があるITプロダクト・サービスや生成AI技術を自社プロダクトへ活用が見込める企業は積極的に検討します。 ●受託開発会社 売上高10億円以上で、元請けがメインのSIerを対象とします。当社グループと同じく、金融・製薬・製造業界を対象に上流工程を対応できる基幹系システム開発を行っている企業が理想です。それ以外の領域をメインとする企業も検討可能です。
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスや面談を通じて、当社とのシナジーや事業成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短3ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
当社は、「世界をフィールドに先進のICTをもって新しい価値を創造する」という企業理念のもと、国内外で受託開発をメインとしたITサービスを提供しています。
最大の強みは、顧客のIT課題に上流から関わっていること。顧客の業務に入り込み、顧客以上に業務理解を深めながら、基幹系のシステム開発を行っています。このように開発の上流工程にコミットするスタイルが功を奏し、元請け率は90%という高水準に達しています。
さらに、20年近く前から最先端技術のR&Dを行ってきたのも、当社の特徴です。現在でも専門部署がAIやIoT、ブロックチェーンなどの研究を行っており、開発したAIエンジンを活用して、様々なプロダクトやシステムの開発につなげています。
【主な事業】
●国内IT事業
主に金融・製薬業界等を中心とした大手企業に対して、システム開発・運用を手掛けています。また、人事・就業・福利厚生業務等の業務プロセスを代行する人事BPOサービスも展開。
●海外IT事業
1980年代後半から、顧客の海外進出に合わせ、米国・英国に子会社を設立。国内と同じく、システム開発・運用を行ってきた。その後、中国でオフショア拠点となる子会社を設立した他、インドおよびインドネシアにも子会社を設立し、現地マーケットの開拓に注力している。
何を目指しているのか?
当社は、2030年に向けた中期経営計画「CAC Vision 2030」を策定しました。
掲げているビジョンは、「テクノロジーとアイデアで、社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループへ」。スクラッチ開発の将来性やエンジニア不足といった外部環境の現状を受け止め、受託開発のビジネスモデルにとらわれることなく、自社プロダクト・サービスなどの開発に果敢に挑戦していこうと考えています。
その手段として、自社開発はもちろん、M&Aやマイノリティ出資による協業も積極的に検討していく予定です。
何を必要としているのか?
執行役員 兼 戦略インテグレーション本部長 前田卓也
「CAC Vision 2030」を達成するため、以下の領域でパートナーを募集します。
●コンサルティング会社
ITコンサルティング、業務改善コンサルティング、事業開発コンサルティング、マーケティングコンサルティングといった、企業向けのコンサルティングサービスが対象です。
現在でも顧客のIT課題の上流から関わることが多いですが、さらに上位レイヤーの経営課題にITが解決策として想定されていない段階から関わりたいと考えております。そのため、ITでの課題解決が想定されないM&Aコンサルティングや会計系コンサルティングは対象としません。
● サイバーセキュリティ関連サービス
想定しているのは、サイバーセキュリティの戦略策定、SOC構築支援等のコンサルティング、診断サービス(脆弱性診断・セキュリティアセスメントなど)やインシデント対応、ツール代理販売(自社IP販売含む)などを手がける企業です。
当社は、自社で開発したシステムの運用も行っているため、サイバーセキュリティという「守り」の機能を追加することで付加価値を上げるのが目的です。
●BtoB向けITプロダクト・サービス
業界・職種特化型、特にDXのポテンシャルが大きい領域のITプロダクト・サービスを想定しています。あるいは、業界・職種を問わない汎用型でも、ニッチトップを狙える可能性があるITプロダクト・サービスや生成AI技術を自社プロダクトへ活用が見込める企業は積極的に検討します。
自社独自のプロダクト・サービスによって顧客接点を獲得し、カスタマイズ開発などの案件受注、さらにはプロダクト・サービスの改善につなげることで、開発の好循環を生み出したいと考えています。
●受託開発会社
売上高10億円以上で、元請けがメインのSIerを対象とします。当社グループと同じく、金融・製薬・製造業界を対象に上流工程を対応できる基幹系システム開発を行っている企業が理想です。それ以外の領域をメインとする企業も検討可能です。プライムとして商流拡大が見込めない二次請中心の企業やITベンダーへのSESのみを生業としているところは投資対象外となります。
何を提供できるのか?
●顧客基盤
当社の元請け率は90%で、顧客は金融業界や製薬業界などの大手企業が中心です。そして、それぞれの顧客とは、長年にわたる密接な信頼関係を構築しています。グループジョインの暁には、この顧客基盤を貴社プロダクトやサービスの拡販に役立ててください。
●最先端技術の提供
AIやIoT、ブロックチェーンなどの研究開発を行う専門部署を有しており、業務改善のシステム開発や新たなプロダクト開発につなげています。それらの最先端技術を、貴社プロダクトの付加価値向上やアップデートに活用することができます。
●エンジニアリソースや開発における知見
中核企業の株式会社シーエーシーだけでも1000名程度のエンジニアがいる他、様々な開発案件を通して豊富な開発ノウハウを有しています。プロダクトのアイデアを実現するためにエンジニアリソースを必要としている企業や、プロダクトのカスタマイズ・アップデートのために開発の知見を強化したいという企業は、ぜひご相談ください。
●安定した経営基盤
プライム上場企業として、内部統制構築のアドバイスやバックオフィス業務のサポート、人材採用ノウハウの共有なども可能です。社会的な信用のもと、プロダクトやサービスの開発・改善に集中できる環境を提供します。
起業家・経営者に向けてひとこと
当社は1966年の創業以来、外部環境と顧客に恵まれ、今では国内外合わせて35社でITサービスを展開するまでに成長しました。
しかし、現状に満足しているわけではありません。むしろ、今までやってきたことに執着することなく、新たなプロダクト・サービスの開発や、顧客の開拓に挑まなければならないと考えています。そのプロセスにおいては、当社にないアイデアやリソースを持つ貴社の力が必要です。
これまで様々な企業にジョインしていただきましたが、心がけてきたのは、「決して一方的なM&Aにはしない」ということ。それは、当社が本気で「社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループ」を目指しているからです。このビジョンに賛同していただける企業は、ぜひ当社と一緒に互いの事業を発展させていきましょう。