募集の概要
- 買収対象領域
- 【対象領域】 ⚫︎食品添加物・副原料のメーカー・卸売企業 当社と同じ領域の製品を扱っているメーカーや卸売り企業を主たる対象領域としています。お客様に提供する素材の選択肢を拡充するため、当社とは異なる領域の製品を扱っているメーカーや卸売企業の場合も検討しますので、お気軽にご連絡ください。
- 実現したいこと
- 既存領域の強化
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- まずディスカッションやメッセージを通じて、事業のシナジーの有無を判断致します。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 当社の事業とかけ離れたシナジーが見込めない企業様は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短3ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
当社は、食品メーカー向けに食品添加物・副原料を製造・販売する総合メーカーです。
代表製品はアイスクリーム用安定剤・乳化安定剤。1955年、アイスクリームバーの液だれ防止を目的に販売し、現在は業界トップシェアを誇ります。1960年に自社工場を設立してメーカーに転身し、応用開発を進める中で製菓・製パン、デザート、冷凍食品、フライ、水産、畜肉などの分野に展開。製品ラインナップを拡充してきました。
最大の強みは、小回りの利く開発・営業体制です。営業担当は5年以上の開発経験を持ち、お客様の技術的課題に即応できる「機動力」と「課題解決力」を備えています。こうした技術力に裏打ちされた柔軟な対応が評価され、長年にわたりプライム上場企業を含む多くの大手食品メーカーと直接取引を行っています。
2010年には香料メーカーのコウシン化学工業、2024年には粉体調味料メーカーのポリホス化学をグループ化。製品領域を広げ、顧客ニーズに幅広く応える体制整備を進めています。
【主な製品】
・安定剤・乳化安定剤(アイスクリーム・冷菓用)
・乳化気泡剤・油脂・老化防止剤(製菓・製パン用)
・ゲル化剤(プリン・ゼリー・ムース用)
・フライ用衣剤・唐揚げ粉(冷凍食品用)
・シーズニング・味付け剤(フライ・唐揚げ用)
・香料
何を目指しているのか?
2029年度の売上目標は100億円。その実現に向け、既存事業の強化と合わせて、以下の施策に注力していきます。
⚫︎製品ラインナップ拡充
周辺領域の製品を増やし、クロスセルを強化します。最終的には、一つの加工食品に必要な食品添加物・副原料を、当社グループで網羅できる体制づくりを目指しています。
⚫︎海外進出
これまでも顧客の海外展開に合わせ、現地規制に対応した食品添加物・副原料を提供してきました。今後は自社主導で海外メーカーや卸売企業との連携を進めるなどして、海外市場での事業展開を図りたいと考えています。
何を必要としているのか?
国内だけでなく、海外の企業も対象です。
【対象領域】
⚫︎食品添加物・副原料のメーカー・卸売企業
当社と同じ領域の製品を扱っているメーカーや卸売り企業を主たる対象領域としています。お客様に提供する素材の選択肢を拡充するため、当社とは異なる領域の製品を扱っているメーカーや卸売企業の場合も検討しますので、お気軽にご連絡ください。
【対象外領域】
⚫︎食品メーカー・卸売企業
当社は、「食品メーカーを支える裏方」という立場を維持しつつ、食品添加物・副原料メーカーのグループを作ることを目指しています。そのため、最終製品・商品を扱う企業とのM&Aは検討していません。
何を提供できるのか?
過去にグループ化した2社は、以下のような点でシナジー創出に励んだ結果、業績の向上と従業員の給与アップを実現できています。
⚫︎顧客基盤の共有
当社は半世紀以上にわたって、プライム上場企業を含む数々の大手食品メーカーと直接取引を行っています。当社の顧客基盤を、貴社の販路拡大に活用できます。
⚫︎営業力
開発研究所では、当社と貴社の製品を組み合わせた技術開発を行います。顧客には両社製品をセットで提案するため、営業実績の向上が見込めます。また、当社の営業人材は5年以上の開発経験を積んでおり、貴社製品の魅力を的確に顧客へ伝えることが可能です。
⚫︎工場の共有・稼働効率化
当社工場の製造ラインに余裕があるときは、貴社製品の製造に利用していただけますし、反対に貴社工場の稼働率が低いときは、当社製品の製造を委託することもあります。互いの工場を補完的に活用し、稼働効率を上げて取引規模を最大化していきましょう。
起業家・経営者に向けてひとこと
食品業界で長年、技術とノウハウを磨き続け、事業を成長させてきた──。この記事を読んでくださっているのは、そのような経営者の皆様だと思います。思い入れのある事業だからこそ、これからも長く続けていくためにどうすべきかと、悩んでいる方も少なくないでしょう。
当社も1955年の創業以来、様々な困難を乗り越えて事業を拡大してきました。貴社が積み上げてきた実績と技術の重みを理解し、責任を持って伸ばしていく覚悟があります。社長の私は30代ですが、若さは不安要素ではなく、むしろ貴社に長くコミットできる強みだと考えています。
これから当社は、製品ラインナップ拡充や海外進出を通じて、さらなる事業拡大を図ります。次のステージを、ぜひ一緒に目指していきましょう。
