私達は、「将棋ウォーズ」、「CHESS HEROZ」、「BackgammonAce」の開発を通じて蓄積した機械学習等のAI関連の手法を固有のコア技術とし、現役将棋プロ棋士に勝利した将棋AIの開発者などトップエンジニアをはじめとするAIエンジニアが日々開発に取り組んでおります。また、一般社団法人 日本ディープラーニング協会の正会員、及び一般社団法人「人工知能学会」の賛助会員、AIについて最先端の動向を把握するなど、AIを戦略的な重点分野と位置づけております。
当社のAIは頭脳ゲームだけではなく、大手金融機関等でも導入されるなど、様々な業界で活用されています。
AIを社会に実装し付加価値の創出を
IoTやブロックチェーン、仮想通貨といったテクノロジーによる新たな価値の創造が期待される中で、人工知能(AI)を活用する動きも活発化しています。
そのAI分野で「人工知能革命を起こして未来を作る」を目標に掲げており、2018年4月には東証マザーズへ上場しております。
データとAIアルゴリズムを掛け合わせた付加価値創造を
M&A先を選ぶ方針には、自社の特徴を生かして、付加価値を作り出したり、相乗効果を生み出したりすることが主眼としてあります。
「今までの事業でデータを蓄積した企業や、今後データを蓄積していこうと企業」を対象とし、AIを適用していくデータを重要視しております。
そのほかにも建設、金融、エンターテインメント、ソフトウェア関連といったこれまで弊社がAI技術を活用してきた領域なども興味の対象になります。
しかしながら、AIは長期的には非常に幅広い業種で活躍する可能性を秘めていると考えており、多くの企業がその対象になりえます。
将棋や囲碁といった頭脳ゲーム向けのAIアルゴリズム開発や建設分野など各産業向けのAI提供に注力しております。その中でさらに、AIを応用する分野を広げ、より大きな相乗効果を生み出すべく、M&Aを進める構えを取っています。
M&Aは3指に入る優先度の「成長エンジン」
AIを活用した付加価値の創出を目指すHEROZですが、「M&Aは成長エンジンのひとつ」だと重要視しています。
IPOという節目を経てさらに、さらにAI事業を成長加速させていきたいと考えています。