募集の概要
- 買収対象領域
- ●デジタルマーケティングに強い会社 ●ウェブシステムの開発会社 ●音声解析などのAI技術を持つ会社 ●映像制作会社
- 募集の特徴
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
インフォニックは、国内外の5つのグループ会社とともに、システム開発やインフラ構築・運用といった事業を展開している企業グループです。
クライアントの課題に合わせ、システムの企画立案から設計、構築、開発、運用保守までをオールインワンで提供する「受託システム開発事業」、大手企業やグローバル企業のネットワーク基盤の構築・運用を担う「インフラ基盤構築・運用事業」、それらの事業で培った技術力・ノウハウを活かして独自のソフトやシステムの開発を行う「ITサービス開発事業」を展開しています。
上記のなかでも今後の成長を期待しているのが、ITサービス開発事業です。特に、グループの株式会社ネクプロが提供するウェビナー(Webイベント)マーケティング事業が急拡大しています。ネクプロは2005年に創業し、2010年頃からウェビナーに軸足を置いた展開をしてきました。ここ数年で一般的になってきたウェビナーにいち早く可能性を見出し、事業として取り組んで実績を積んできたのがネクプロです。
ネクプロのウェビナープラットフォーム「ネクプロマーケティング」の特徴は、まず、会場を使ったセミナーとオンラインのウェビナーの同時開催に対応していること。リアルとウェブのイベントの開催・管理を一元化できるため、効率的な管理を行いながら参加者を飛躍的に増加させることが可能です。また、ウェビナーの開催のみならず、リード管理やメール配信、アンケート分析、視聴履歴分析、キャンペーンマネジメントなど前後の工程で必要な機能も提供。統合クラウドマーケティングプラットフォームとしての高い完成度を有しています。
ネクプロマーケティングは、大手メーカーや医薬品企業、大手メディア企業などに採用されています。アドビ株式会社もその一つ。多くのトップ企業がネクプロのプラットフォームを活用していることからも、その使い勝手の良さや信頼性の高さをご理解いただけるかと思います。
何を目指しているのか?
インフォニックグループでは、「Free Clients from Complex Work.(複雑な業務からクライアントを解き放て!)」を長期的なゴールに据えて、さまざまな事業に取り組んでいきます。特に中期的に注力していくのは以下の4つの事業です。
1. ウェビナー事業(株式会社ネクプロ)
2. Zendesk事業(株式会社ZeQ)
3. Salesforce事業(インフォニック株式会社)
4. 中堅・中小企業向け受託事業(インフォニック株式会社、株式会社コンピューターシステムハウス)
ウェビナー事業では、まず国内でNo.1プラットフォームとしての地位を固め、将来的に世界No.1を狙います。現在、ウェビナーを開催するにはWeb会議ツールを使うという認識が一般的です。しかし、Web会議ツールはあくまでミーティング向けのツールです。マーケティングの側面を持つコンテンツを運営するなら、マーケティングツールとの連携が必須になります。ネクプロマーケティングならウェビナーの開催も顧客とのコミュニケーションもワンストップでカバー。さらに、リアルイベントとの同時開催にも対応しています。会場でのセミナーとオンラインセミナーをひとつのシステムで完結させることを実現した国内唯一のサービスであり、世界No.1にもなりうるツールだと自負しています。
何を必要としているのか?
ネクプロのウェビナー事業の拡大に協力いただける事業者様を募集します。具体的に検討しているのは以下のような事業者様です。
●デジタルマーケティングに強い会社
マーケティングオートメーションツールの導入や運用支援を行っている事業者様をイメージしています。当社のお客様に対して、ウェビナーの企画やツールの運用を支援してください。
●ウェブシステムの開発会社
特に映像配信やライブ配信など、動画関連の技術に強い事業者様を求めています。
●音声解析などのAI技術を持つ会社
映像内の音声からの文字起こしなど、ウェビナープラットフォームに付加できる機能をお持ちの事業者様を求めています。
●映像制作会社
当社では動画撮影の案件も受託していますが、現在は外注している状況です。グループ内に撮影できるリソースを拡充したいと考えています。具体的には、スタジオや放送機材をお持ちで、映像コンテンツの編集制作やライブ配信に対応できる事業者様をイメージしています。
何を提供できるのか?
グループに加わっていただく事業者様に提供できるメリットとしては、まず、管理業務の効率化が挙げられます。財務・経理・総務・人事業務をインフォニックのグループ管理部でできる限り巻き取りますので、貴社はコア業務に専念していただくことが可能です。
また、システム開発や動画撮影の業務を多数提供できることもメリットの一つ。ここ数年で注目され始めたウェビナーですが、新型コロナウイルス感染症拡大を背景に、活用する企業が一気に増えました。ネクプロのWebサイトへの流入も前年比で10倍以上に増加し、受注も拡大しています。特に、ライブ配信の案件はご依頼も多く、それに対してリソースが不足している状況です。撮影や編集のリソースをお持ちの事業者様に依頼できる案件はたくさんあります。
また、ウェビナーを含めたデジタルマーケティングをうまく活用したいというお客様も増えています。当社のウェビナープラットフォームを足がかりに、お客様のマーケティング全般のサポートを展開し、事業の幅を広げていただくことも可能かと思います。
これまでインフォニックグループでは、複数の会社のM&Aを実施してきました。たとえば2018年、中小企業向けにERPなどのシステム開発を提供している株式会社コンピューターシステムハウスを経営統合。インフォニックのメンバーが役員として経営に参画し、ノウハウを注入することで、経営管理面や開発体制の強化を実現しています。今後グループにジョインしていただく事業者様にも同様に、インフォニックのノウハウやリソースを活用して成長をお手伝いします。
起業家・経営者に向けてひとこと
ソーシャルディスタンスが求められる現代において、「ウェビナー」を利用できない企業は信用されない、そんな時代が来ると確信しています。ウェビナー領域で、共に世界No.1企業になりましょう。ぜひ一緒に挑戦してください!