募集の概要
- 買収対象領域
- 通信建設や電気工事、5G/IoTに関わる事業であれば、幅広く検討させていただきます。特に注目しているのは以下の領域です。 ●通信建設業界における基地局の設計/工事会社及び、 その周辺に関連する事業会社 ●電気工事業界関連会社 ●5G/IoTソリューション開発に意欲的なハードウェア及び ソフトウェア開発会社 ●ITの活用により、新たな価値の創出が期待できる事業を運営する会社 (現在、旅館再生×IT活用に挑戦中です)
- 募集の特徴
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短2ヶ月
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
当社は、電子部品および電子機器の開発・製造・販売を行う株式会社アドテックとして、1983年にスタート。メモリモジュール、フラッシュメモリの開発・製造・販売を軸に、市場の拡大と共に成長を遂げ、2004年にはジャスダック上場を果たしました。
一方で、メモリ周辺市場の特性として環境変動が非常に大きいことから、2014年3月期以降、M&Aを活用して次々と新規事業へ参入し、新たな収益基盤を開拓。
2015年10月には、多角化経営を支えるため、株式会社AKIBAホールディングスを純粋持株会社とするホールディングス体制へ移行しました。
現在は5つの事業会社を抱える企業集団となっています。
それぞれ専門領域の異なる事業会社がグループ内に集まったことにより、互いの強みを活かした連携も生まれています。
たとえば、バディネットは近年、大手通信キャリアの社外パートナーとして、5G/IoTサービスの開発プロジェクトに携わっており、アドテックに監視端末などIoTデバイスの開発機能があることから、協働してプロジェクトに貢献しています。
また、マンションなどへの無線LAN導入工事も手掛けています。これに伴い、マンション管理会社や工事会社への調整業務においては、コールセンター運営を専門に行うiconicStorageと協業しています。
今後もグループ内のリソース活用の最適化を進めつつ、総合力で市場のニーズに応えていきます。
何を目指しているのか?
5G/IoT時代を迎え、私たちの生活は今まさに大きく変わろうとしています。
これらの分野において、バディネットは5G/IoT時代のインフラパートナーとして「通信建設テック™️」をコンセプトに掲げ、通信キャリアとの直接取引でインフラ構築工事を中心に、5G/IoT向けの各種通信建設工事事業を展開し豊富なノウハウを持っており、アドテックはIoTデバイスで既に多くの実績を積んでおります。
バディネットの「通信建設テック™️」は、直近の5G/IoTデバイスの普及と市場規模の拡大に対応するため、ICTの徹底活用で通信建設業界の新たな基盤作りとコストの適正化を追求する、IoT時代の通信建設の最適解です。
5G/IoT時代の2035年はIoTデバイス1兆個の時代となり、農業や製造業、医療など、産業分野を問わず活用され、自動車・家電・文具など多種多様なものがインターネットに接続されます。
このマーケットは第4次産業革命と言われるほどに巨大で、私たちの生活を大きく変える出来事です。
このIoT時代に我々通信建設会社はどのように対応できるでしょうか。
現在の通信建設業界の構造では時代の流れに対応できなくなることは必至です。そして一番大きな問題はコスト面です。
人手不足・職人に依存する高コスト体質や高齢化の問題、1人につき100個のデバイスが割り振られる時代では、商材情報や部材などの膨大な情報管理も発生するでしょう。携帯キャリア各社へ多くを依存している体質も考え直すタイミングかもしれません。
現在、iConstructionやDXなどと言われているように、建設工事業界にもデジタル化の波は及んできておりますが、そこ対して各社十分な検討が出来ているとは言い難い状況です。
デジタル化に対応するには、何から、どのように着手すれば良いのかを漠然と思考しながらも
日々の現場管理、工事施工に対しての安全管理などで対応が後手に回ることが多いでしょう。
ただ、前述のようにIoT時代はすぐそこまで来ており、対応は急ピッチで進めなければなりません。
このように、通信建設業界が目前に迫る超巨大マーケットへ対応するため、バディネットは「通信建設テック™️」で、IoT時代の最大の壁であるコストや業界体質を改革していくことを提唱しています。
既に「通信建設テック™️」の様々なトライアルの場として、キャリアへ依存しない独自のローカル5GやLPWAサービスを展開する事業体に対し、バディネットは折衝/施工管理/設計/工事の対応を着手しております。
このトライアルでは、日々のリアルな通信建設現場を知っている当社だからこそ、現場第一主義の最適なICTを活用する準備を進められています。
今後は作業員のスマートグラス着用などにより、リモートで技術オペレーターとの連携で経験不足を補ったり、基地局建設等の作業の標準化、安全の管理を実施できる体制の構築や各種報告書のデジタル化による生産性の向上なども検討中です。
そして近い将来、コスト管理やスピード感に強みが持て、熟練工に頼らない誰もが活躍できる労働環境を作り上げる「通信建設テック™️」を創造し、今後爆発的に増大していくIoTインフラ構築の需要に対しての準備をして参ります。
一方で、既存産業におけるDXにも、積極的に取り組んでいきます。その第一歩として、経営危機にあった栃木・鬼怒川の旅館を譲り受け、2020年10月1日にリニューアルオープンさせました。
ペット同伴可の温泉旅館という既存の特性を十分に活かしつつ、今後はそこにITを融合し、効果的な情報発信や新たなサービス展開へとつなげていきたいと考えています。
このように、当社はこれからも新たな収益源の獲得を目指しながらも、バディネットはコンサル業界出身の代表・堀を中心に「通信建設テック™️」で業界を変革し、IoT時代に対応した企業価値の形成を目指していきます。
AKIBAホールディングスのグループリソースとテクノロジーの力を結集して解決し、より拓かれた業界を関係者の皆さんと創り上げたいと考えています。
何を必要としているのか?
●通信建設業界における設計/施工会社
現在、当グループのバディネットは「通信建設テック™️」を提唱し、IoT時代の最大の課題であるコストの壁を越えていく挑戦を行っています。
そのための一つとして、2020年11月にバディネットは、株式会社トランテンエンジニアリングを子会社化しました。
この子会社化により、ビル/鉄塔/GPLのいずれの現場においても必要な業務を完結できる高い専門性がより強固になります。通信キャリアの無線基地局建設工事における業務領域を網羅的にカバーできるようになり、今後増加する5G基地局工事で全ての領域を事業範囲としていくための準備です。
今後M&Aにて検討したい会社様は、通信キャリアの無線基地局建設工事において、基地局の図面設計/構造確認の領域です。「通信建設テック™️」に共感していただける熱い思いをお持ちの会社様とは、是非ともお話させて頂ければと思います。
何を提供できるのか?
当社はITグループとして専門領域の異なる事業会社が集まっており、
それぞれの強みを生かした連携を進めていますので、各事業会社の事業領域や成長のシナジーを共有することができます。
上述のバディネットは、通信工事部門ではiconic storageのコールセンターと協業し、IoTの分野ではアドテックと協業し、新規事業創出と戦略的投資事業を拡大しています。
このように、グループ内にはハードウェア、ソフトウェアの両面で高い技術を持った人材が豊富であることはもちろん、企画、営業、コンサルティング、コールセンターなど、多岐にわたるプロフェッショナル人材が揃っておりますので、様々なリソースを提供することもでき、気軽に情報交換できる環境があるのは強みだと思います。
また、管理部門が充実している点も大きなメリットです。ホールディングスからのノウハウ提供、人材派遣など、各社の必要に応じたバックアップを行っていきます。
そして何より、2013年から多角化を進めてきた当グループには、多様な企業文化を認め合い、学び合うマインドが浸透しています。
対話を大切にしながら、スムーズなグループインをサポートしていきますので、安心してお任せいただければと思います。当グループの基盤とベクトルを共にし、より大きな成長を実感できるでしょう。
起業家・経営者に向けてひとこと
AKIBAホールディングスが培ってきたITの技術、ノウハウをはじめ、各種のリソースを活用することにより、パワーアップしたいという強い意欲をお持ちの皆様を、ぜひ仲間に迎えたいと考えています。コンプライアンス強化に取り組んできた当グループでは、子会社となる会社様には役員と監査役を派遣し、ガバナンス体制の構築に注力している一方、事業運営は基本、各社の裁量にお任せし、自由に行っていただく方針です。
互いの独立性を尊重しつつ、グループとしての強みを発揮して発展を目指す私たちと共に、力を合わせて、これからのIoT時代を変革していきましょう。ご連絡をお待ちしております!