将来の成長のエンジンとなるEC事業と、海外事業に経営資源を投入したいと考えています

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株式会社IKホールディングス

株式会社IKホールディングス

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募集の概要

買収対象領域
●越境EC事業を展開されている企業様 ●自社ブランドのスキンケア化粧品を、EC等において拡販計画を実行中の企業様 ●食品を、EC等において拡販計画を実行中の企業様
実現したいこと
既存領域の強化
募集の特徴
買収スケジュール
公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスや面談を通じた上で意向表明いたします。

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
契約締結までの期間
最短3ヶ月
募集エリア
関東中部近畿
ロックアップ
交渉次第
その他M&Aの方針
株式交換を希望します。

M&Aの戦略

何をやっているのか?

ビジネスモデル図を一言で言い表し、「marketingメーカー」と称しています。

ビジネスモデル図を一言で言い表し、「marketingメーカー」と称しています。

アイケイは、化粧品、雑貨、食品など多岐にわたる商品ラインアップをそろえ、BtoBtoC(卸売)とBtoC(直販)の双方を手掛けています。名古屋に本社を置き、東京に支社を構えています。

創業は1982年。生活協同組合の顧客網を活用しつつ、カタログ制作や物流を独自に行う事業で成長を遂げ、2001年にはJASDAQ上場を果たしました。その後、東証二部、名証二部を経て、2020年12月には東証一部、名証一部に市場変更しました。現在は、東証スタンダード市場と名証プレミア市場に移行しています。

2000年代以降、新たな販売チャネルの開拓も積極的に進めました。BtoBtoCでは現在、生協のほかに一般の通販各社、さらにはドラッグストアやホームセンター、家電量販店といったリアル店舗との取り引きも行っており、BtoBtoC全体でグループの売上の約6割を占めています。

一方、BtoC領域では、2001年に設立した子会社、株式会社フードコスメにて、韓国のフードコスメティックブランド「SKINFOOD」のリアル店舗を展開。また、2014年には、TVショッピング会社をM&Aで仲間に迎え、現在のTVショッピングでの露出を起点とした、マルチチャネル販売モデルの確立へとつながっています。

商品ラインアップは、「美しく生きる」「健康に生きる」「楽しく生きる」の3軸に沿って、企画しています。
足元では、韓国コスメの成長が著しく、この領域で日本一の座を狙っています。

また、私たちの将来の成長のエンジンは、EC事業と海外事業になるであろうと考えていまして、現在その方向にてご一緒できる企業様を探しています。

何を目指しているのか?

今のアイケイ最大の目標は、「マーケティングメーカー」としての完成形に到達する、すなわち取扱商品全体におけるPB商品の割合をアップし続けることです。今後5年ほどをめどに、100%の実現を目指しています。

一方、販売チャネルに関しては、現在でも売上の約4割を占める生協ルートについては、すでに全国各地の生協と取引済みであることから、他ルートの深耕が今後の課題です。

まず、急成長中のTVショッピングについては、まだまだ成長可能性があります。視聴者の中心を成す50~70代は、人口ボリュームも大きく、消費意欲も旺盛です。市場規模を考えれば、300億円程度までは伸ばせる余地があると見ています。

これに加え、BtoC領域では、ECチャネルも非常に有望です。TVショッピングと同様にECについても、今後、社外の専門知見を採り入れていくことで、攻めの施策を打っていきたいと考えます。

一方、BtoBtoC領域においては、量販店などリアル店舗への卸売に関して、商品ラインアップやプロモーションの最適化を進め、売上アップを図っていきます。

将来の成長のエンジンは、ECと海外になるであろうと考えていますから、今後はその分野に経営資源を投入したいと考えています。

何を必要としているのか?

飯田 裕代表取締役会長兼CEO

飯田 裕代表取締役会長兼CEO

上記のビジョンの達成に向け、以下の2要素をお持ちの会社を仲間に迎えたいと考えています。

●越境ECの知見
EC展開は、これまで社内の事業部や子会社ごとに独自に取り組んできており、最近、部分的な統合や全体的なクオリティ向上に向けた連携を開始しはじめました。今回、お迎えする会社様には、海外事業を拡大させたいので、ぜひプロの知見を活かし、こうした取り組みをリードいただきたいと期待しています。


●独自の化粧品ブランドや食品を持っている(ファブレスメーカー)
アイケイの商品カテゴリーの中でも、化粧品と食品を成長させていきたいと考えています。マーケットにおいてすでに一定の認知度を獲得している、目安としては売上規模5~10億円程度のブランドをお持ちの会社様と組み、ECで定期購入型の事業や、海外進出を狙っています。

当社なら、流通業に関するあらゆるインフラ(品質管理・物流・安定した販路)が整っています。ブランドの持つ可能性を大きく花開かせることができると考えます。

何を提供できるのか?

アイケイには、商品の販売事業を展開するうえで必要な機能とインフラがすべてそろっています。物流、品質管理、受注、カスタマーサポート、いずれも自社でカバーしているため、貴社に足りない部分を補うことができます。物流に関しては、当社センターの最新のピッキングシステムを活用することで、コストダウンにもつながるかもしれません。

製造機能に関しても、過去38年の事業展開を通じ、生産設備を持つメーカー約400社とのパイプを築いてきました。作りたい商品に応じて、最適な工場に協力依頼ができますし、量産段階になれば、コストの抑制が可能な中国の工場に発注することも可能です。

BtoBtoCのネットワークも活用いただけます。全国の生協のほか、主要な通販会社、雑貨や家電の大手量販店とは、軒並みお取り引きがあります。

さらに、化粧品に関しては、3つのプライベートブランドをASEAN諸国でも展開しており、現地代理店や小売店への卸ルートを持っています。化粧品ブランドをお持ちで、海外進出を狙っている会社様には、これも活用価値の高いアセットと言えるかと思います。

起業家・経営者に向けてひとこと

ご一緒にビジネスをスケールさせたいと、夢を持っておられる経営者の方にジョインいただきたいと思います。

ご一緒にビジネスをスケールさせたいと、夢を持っておられる経営者の方にジョインいただきたいと思います。

アイケイは、「ファンつくり」を経営理念に掲げています。エンドユーザーや取引先、株主にアイケイのファンになっていただきたいのはもちろんですが、当社では何より先に、社員にファンになってもらうことを重視してきました。

これまで数社のM&Aを経験し、必ずしもすべて事前に想定していた成果につながったわけではありませんが、計画通りに運ばなかったからといって関係を終わらせるようなことはしません。当社への吸収合併も含め、社員を第一に考えた選択をする会社です。

また、社員第一主義と並び、私たちが大切にしているのは「お客様立場主義」です。会社経営における成功とは何か――40年以上にわたって追求してきた私の結論は、「社員とお客様から見て、よい会社であり続けること」、これに尽きます。

私たちは今後もステークホルダーに対する誠実さを中核に据えつつ、「マーケティングメーカー」としての事業モデルを完成させることに邁進していきます。この独自モデルを100%具現化できれば、向こう10年は成長し続ける基盤ができるでしょう。そこに向けて一緒に走ってくださる皆様からのご連絡をお待ちしております!