理化学用ガラスや環境測定機器を製造して100年のSIBATA。次の100年を共に目指す仲間を募集!

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柴田科学株式会社

柴田科学株式会社

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募集の概要

買収対象領域
1. 既存事業の強化を実現できるメーカー 環境計測機器、理化学用ガラス機器、理化学機器、プラントエンジニアリング装置、ポンプなどのメーカーで、当社にない技術、製品、マーケットをお持ちの事業者 2. 既存事業の補完を実現できるメーカー 水質計測機器、ガス計測機器、光学計測・分析機器、理化学用特殊ガラス、石英ガラス加工など、当社にない技術、製品、マーケットを持つ事業者や、計測機器のIoT化で協業できる事業者 3. 当社の既存事業と近い分野で、アジア展開(輸出)に強みを持つメーカー、商社 4. 当社が目指す新規事業の業界で活躍されているメーカー ヘルスケア・医療業界向け検査・診断、食品業界向け簡易検査・非破壊検査などの領域で、独自技術を持つ事業者
実現したいこと
新規事業の獲得
募集の特徴
買収スケジュール
まず、記載情報やメッセージを通じて、事業の成長性や当社とのシナジーの有無を判断いたします。代表との面談の前に担当取締役の榎本が面談させて頂き、貴社ニーズの把握、当社ニーズとのシナジーなどについてざっくばらんに議論させて頂き。目指すべき姿が一致し、共に成長するストーリーが描ける場合は、代表との面談、1~2ヵ月程度のデューディリジェンスを経て基本合意契約に進みます。

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
以下に該当する企業は対象外とさせていただきます。 ・赤字企業 ・現経営者あるいはキーになる社員に、買収後の充分な引き継ぎをしていただけない企業 ・コア技術を有する社員がご高齢な企業(責任をもって数年かけて引き継ぎをしていただければ可)
買収予算
1億円〜3億円3億円〜10億円
契約締結までの期間
最短2ヶ月
募集エリア
関東中部近畿
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

柴田科学の製品群(左から、粉じん測定機、化学合成・反応装置、理化学用ガラス機器)

柴田科学の製品群(左から、粉じん測定機、化学合成・反応装置、理化学用ガラス機器)

柴田科学は1921年(大正10年)、理化学および医療用ガラス器具を製造・販売する企業として創業しました。その後、汎用科学機器、環境計測機器、プラントエンジニアリングなどの事業を次々と展開。人々の健康、安全、安心に貢献する技術を地道に磨きつつ、どこまでもまじめで実直な企業文化を育んできました。

現在は、埼玉県草加市、長野県飯田市、そして台湾の高雄市に製造拠点を構え、下記の4つの事業を行っています。

●環境測定機器事業
SIBATAブランドのシンボルとなっている事業です。環境測定機器の企画、開発、検証、販売までを一気通貫で手掛けています。
中でも、市場シェアNo.1を獲得している製品として、粉じん測定機、ガス捕集装置が挙げられます。これらは、主に製造業において、作業環境測定、室内環境測定、大気環境測定など、規制対応目的の測定に使用されます。また、水道水やプールの水質管理、食品製造現場の衛生管理などにおいて、規制やHACCPなどの規格対応目的の測定に使用される、残留塩素測定器もトップシェアを誇ります。
さらに、マスク(医療・労働衛生用呼吸用保護具、サージカルマスク)性能評価の分野では、国内唯一の試験装置メーカーであり、当社製品が国家検定機として使用されています。

●汎用科学機器事業
国立・民間の化学・薬学系大学、研究所などで使用される化学合成装置や化学濃縮装置をはじめ、各種科学機器・装置、制御装置、分析装置などを製造しています。

●理化学用ガラス機器事業
国立・民間の化学・薬学系大学、研究所などで使用される化学実験用ガラス器具、ガラス計量器などを製造しています。プラスチック製ディスポーザブル製品の登場後、ガラス機器は市場が縮小傾向にありましたが、最近は人体や生態系への配慮から、自然素材であるガラスが見直されています。また、ガラス機器には、他に代替が利かない用途もあります。当社はこの分野で、業界有数の知名度と信頼性を誇ります。

●プラントエンジニアリング事業
化学プラントエンジニアリング装置の設計・施工を行います。当社は、研究用から製造用までのガラス製および金属製プラントを手掛ける国内唯一のメーカーです。併せてこの事業では、研究所などで使用される動物実験装置、環境試験装置も製造しています。

なお、昨今のコロナ禍においては、マスク性能試験装置、マスクフィッティングテスター、消毒液の検査器などの提供を通じ、感染拡大防止に貢献しています。

何を目指しているのか?

2021年に創業100周年を迎えるにあたり、「次の100年に向け更なる成長を目指し、2031年に売上100億円を目指す」をビジョンに掲げ、既存事業の強化と補完、新規事業の創出、海外展開の強化を進めています。

既存4事業の中では、「環境測定機器事業」「理化学用ガラス機器事業」を注力ドメインとしています。

主力の環境測定機器事業では、HACCPの義務化、食の安全のニーズを受け、油の劣化簡易検査など、食品の簡易検査の市場が伸びています。これに対応するため、現状のラインアップを補完する製品開発や技術の獲得を進めています。

理化学用ガラス機器事業においては、今後もガラスの加工技術に磨きをかけ、業界での高いポジションを確固たるものにしていきます。

新規事業としては、環境計測事業で培った技術を活かし、医療・ヘルスケア分野の検査・診断などへの進出を検討しています。

海外展開については、すでに中国、韓国、台湾、ベトナム、インドネシア、インドに進出し、各種製品に対して高い評価をいただいています。現在の輸出比率7~8%を20%まで引き上げていくことを目指しています。

何を必要としているのか?

柴田 眞利代表取締役社長

柴田 眞利代表取締役社長

次の100年に向けて、売上拡大と収益向上、研究開発力と技術力、製品開発スピードの向上を共に進めていく仲間を求めています。オンリーワンの技術をお持ちで、柴田科学の経営理念および経営ビジョンを共有できる事業者様を歓迎します。具体的には、期待されるシナジーの方向性別に、下記の4つのカテゴリーに注目しています。

1. 既存事業の強化を実現できるメーカー
環境計測機器、理化学用ガラス機器、理化学機器、プラントエンジニアリング装置、ポンプなどのメーカーで、当社にない技術、製品、マーケットをお持ちの事業者様を検討しています。

2. 既存事業の補完を実現できるメーカー
水質計測機器、ガス計測機器、光学計測・分析機器、理化学用特殊ガラス、石英ガラス加工など、当社にない技術、製品、マーケットをお持ちの事業者様を検討しています。また、計測機器のIoT化で協業できる事業者様も魅力的です。

3. 当社の既存事業と近い分野で海外展開(輸出)に強みを持つメーカー、商社
今後、アジア市場での製品展開の強化を図っていくにあたり、すでにアジア地域で強固な顧客基盤を持つメーカー、もしくは商社を仲間に迎えたいと考えています。

4. 当社が目指す新規事業の業界で活躍されているメーカー
当社のコア技術を応用し、貴社の技術とジョイントすることで事業の幅を広げたいと考えています。ヘルスケア・医療業界向け検査・診断、食品業界向け簡易検査・非破壊検査などの領域に注目しています。

何を提供できるのか?

以下のようなリソースの提供により、貴社の成長をサポートしていきます。

●環境計測機器、理化学機器分野の業界リーダーとしてのステータス
当社は環境計測機器、理化学機器の分野においては、業界有数の知名度と信頼を有しています。環境計測・測定市場においては、各分野のオピニオンリーダーと深い関係があり、公定法(食品衛生法や厚生労働省の通知などで定められた検査法)化、学術的な裏付け獲得などに向けた取り組みが可能です。これらのネットワークを活用して、研究開発・製造・販売・海外進出など、業務のあらゆる面で貴社のビジネス拡大をサポートできます。

●販売効率の向上、顧客基盤の拡大
当社は、全国津々浦々まで販売網を張り巡らせているのに加え、主要ネット系チャネルとも連携しています。当社の主力事業と同じ市場で使用する製品をお持ちであれば、販売効率の向上、顧客基盤の拡大などが期待できます。

●独自の環境測定技術、プラントエンジニアリング技術、理化学ガラス加工技術の活用
当社は環境測定技術、プラントエンジニアリング技術、理化学ガラス加工技術において、それぞれ他社にない強みを有しています。これらの技術との融合により、新製品の開発や新規事業の創出にチャレンジしていただけます。

起業家・経営者に向けてひとこと

柴田科学は、「世界の人々の安心と安全、そして健康に貢献することを企業使命とする」を経営理念に、100年にわたり、技術と品質と信頼に磨きをかけてきました。今後も常にお客様、地球環境、社員の幸福を考えて仕事をしたいと考えています。この想いを共有していただける事業者様と、創立200年となる2121年に向けて、一緒に飛躍していきたいと思います。お問い合わせをお待ちしております!