非常勤医師マッチングのパイオニア、MRT。顧客基盤強化と新サービス開発に、共に取り組む仲間を募集!

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MRT株式会社

MRT株式会社

  • 公開日:2021/01/29
  • 更新日:2023/06/26
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募集の概要

買収対象領域
●医療人材のマッチングサービス運営会社 ●医薬品や機材、医療情報の提供などを通じ、医療人材や医療機関とのパイプを築いている会社 ●人材マッチングの精度向上などで協業できるAI開発会社 ●RPAなど、業務効率化ノウハウを持つ、ソフトウェア開発会社、もしくはBPO事業者 ●IoT機器・システム開発会社 ●ビッグデータ解析を行う会社
募集の特徴

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

MRTは、テクノロジーを活用して、医師と医療現場の課題を解決することを掲げ、さまざまな事業を展開しています。グループ全体で10を超えるサービスを運営しており、中でも、顧客・ユーザー基盤の核をなしているのが、MRTの代名詞ともいえる、非常勤医師のマッチングサービス「Gaikin」です。本サービスは、登録医療機関がスポット的な求人情報を掲載し、応募してきた会員医師の中から最適な人材を自動マッチングする仕組みです。医療機関が医師に支払う報酬に応じ、一定の割合を手数料として医療機関から頂いており、日々500人超の医師をご紹介しています。

もともと東大医学部出身者の互助組織からスタートしたMRTの最大の特長は、代表の私、小川も含め、自らも医師であるメンバーの知見と発想を活かした事業展開にあります。たとえば、非常勤医師のマッチングにおいては、同じ「内科」といっても、「内分泌内科」に対応できる人材を求めている現場に、「循環器内科」を専門とする医師がアサインされてしまったら、ミスマッチとなります。この点、当社サービスでは、医療現場のニーズと課題を知り抜いている医師が開発に携わっているからこそ、高精度なマッチングを実現できています。

当社はこのほか、人材関連では、看護師や薬剤師向けのサービスも展開しています。また、医局・医療機関向けに、業務効率化や経営支援を目的とするサービスもあり、組織の情報共有やコミュニケーションをサポートするグループウェアの提供、医師アルバイトの給与計算・振込代行など、多彩なラインアップをそろえています。さらに、診療点数に基づき、診療費全体の7割に当たる部分が健康保険から支払われるのを待つ間、病院の経営が逼迫するのを防ぐため、負担を肩代わりして先払いするサービスも展開しています。コロナ禍で病院の負担が増す一方の現在、特にニーズが高まっています。

テクノロジーで医療現場を支えるうえでは、オンライン診療のサポートも重要なテーマです。もともとオンライン診療支援ツールとして「Pocket Doctor」を展開していましたが、2020年12月には新たに、患者さん目線のサービスとして、医療相談から必要に応じたオンライン診療まで、一気通貫で利用できる「Door.into健康医療相談」をスタートしました。「受診すべきかどうか、まずは専門家に相談したい」という、コロナ禍で急増中のニーズに応えていきます。

何を目指しているのか?

私たちが目指すのは、全国の医師をはじめ、スタッフの皆さんが医療に専念できるよう、その周辺のあらゆる課題やニーズへのソリューションを提供していくことです。そのためには、まずは顧客・ユーザー基盤を拡大していくことが重要です。早期に全国ネットワークを確立し、ゆくゆくは海外で同様のモデルを展開していくことも視野に入れています。

全国約30万人の医師のうち、MRTの会員は現在約7万人。残りの約4分の3の取り込みに向け、特に若手医師をターゲットとした施策を図りたいと考えています。また、看護師をはじめとするコメディカル(医療スタッフ)へのアプローチにも、今後一層注力します。

昨今のテクノロジーの進化を踏まえ、医療提供の進化とパワーアップに向けたシステム提供も推進していきます。たとえばセンサーと通信技術を活用したオンライン診療や行動療法、医師不足・スタッフ不足の現場の対応力を何倍にも拡大できるAI活用など、可能性は大きく広がっています。

また、医師の一生に寄り添うという観点から、転職や開業、さらには事業承継なども含め、ステージに応じた支援サービスを提供することにも注力していきます。この領域も裾野は広く、すでに健康食品メーカーなどとのタイアップによる医師のPR活動の支援、資金運用支援などさまざまなサービスを展開しています。今後もポートフォリオを拡充しながら、医師ネットワークの拡大につなげていきます。

なお、医療機関での診療以外にも、一般企業での健康診断、産業医としての相談対応や診療など、医師が必要とされるフィールドは多岐にわたります。こうした現場と医師人材をつないでいくことも、当社が今後果たすべき役割であると捉え、企業向け営業体制づくりにも取り組んでいきます。

何を必要としているのか?

小川 智也代表取締役CEO 小川 智也代表取締役CEO

上記ビジョンの実現に向け、主に以下の観点から、一緒にチャレンジしていく仲間を求めています。

●顧客・ユーザー基盤の拡大
全国ネットワークを広げ、より強固なものにしていくため、医師や医療スタッフ、医療機関を顧客に持つ事業者様と積極的に連携していきたいと考えています。人材関連サービスを手掛ける会社様のほか、医薬品や機材、医療情報の提供などを通じ、医療機関とのパイプを築いている事業者様も対象になります。

●新たなテクノロジーの導入
テクノロジー活用に関しては、さまざまな方向性が考えられます。まず、主軸の人材マッチングにおいては、現状、多くの部分を自動化できているものの、細かな調整など、依然、人力に頼らざるを得ない部分も残っています。今後、完全自動化を目指すにあたり、AI開発を得意とする会社様と組めればと期待しています。当社サービス用に開発したAIは、将来的には、医療機関の採用プロセスを省力化するシステムとして、外販していく展開も考えられます。

医療現場の事務作業を効率化するサービスも、新規に開発していきたいと考えています。この領域では、現場での受け入れられやすさを考慮し、反復業務の自動化など、オペレーションを抜本的に変えることなく省力化できるシステムから取り組むことを想定しています。RPAの知見を持つソフトウェア開発会社様、もしくはBPO事業者様などと協業できればと考えます。

5Gの実用化など、データ通信環境の向上が進む中、これを医療提供に活用していくために欠かせない技術として、IoT関連技術を持つ会社様にも非常に関心を持っています。ウェアラブル機器などを介して、患者のデータを常時取得できるシステムの開発などに加え、将来的にはメンタルな疾患の治療においても、IoTを活用できるかもしれません。たとえば、うつ病などの回復期にある患者さんの外出を増やしていくにあたり、近年ヒットしたゲーム「ポケモンGO」のように、外出が楽しみになり、かつ行動記録も取れるようなシステムができたら――アイディアレベルながら、そんなことも思い描いています。

●疾病予防
国の方針もあり、これからのヘルスケアにおいては、「治療」の領域に加えて、「予防」の領域をますます充実させていくことが求められます。生活習慣病やメンタル疾患などを未然に防止する観点から、望ましいライフスタイルの条件を科学的に追求していくためには、データ解析のスキルが不可欠です。ビッグデータの取り扱いにおいて技術力を持ち、かつヘルスケアへの貢献に向けた意欲をお持ちの事業者様をぜひお迎えしたいと思います。

何を提供できるのか?

当社はこれまでにもM&Aに積極的に取り組み、子会社化および事業譲受を多数経験してきました。当社と同様に、医師・看護師・医療機関向けサービスを展開する会社を仲間に加えてきた中で、互いにとっての最大のメリットは、やはり顧客・ユーザー基盤を共有できることです。規模の拡大によって既存サービスの収益力が向上し、サービス改善や追加開発、さらには新規サービス開発などの余力も生まれます。

現在、当社グループのサービスを利用している医師は約7万人、医療機関に関しては全国の3分の1を超える大学病院とのパイプを持っています。グループへの参画により、これら会員層へのアプローチが可能となります。

また、当社には医師として医療現場を深く知るメンバーがそろっているため、貴社サービスに対する専門的見地からのアドバイスも行えます。

間接部門の統合に関しても、各社のニーズに応じた対応を行います。東京本社のほか、札幌、名古屋、大阪、福岡にも支社や営業所などを展開しており、これらの拠点に同居する、もしくは営業活動の足がかりとして活用するといった展開も可能です。

起業家・経営者に向けてひとこと

どんなに時代が移っても、医療は人間にとって、その誕生から最期の瞬間まで、なくてはならないものであることは変わりません。この営みに携わる多くの人々をバックアップし、新たな可能性を示し、未来を作っていくことは、まさにやりがいあふれる仕事です。

まだまだIT活用が進んでいない医療の現場には、すぐにも改善できる余地のある課題も、多数存在しています。明日のよりよい医療のために、私たちと一緒に熱い思いを持ち、一歩一歩、世界を変えていきませんか? ご連絡をお待ちしております!