アジャイル開発向けソフトウェアに強みあるリックソフトが、SaaSのライセンス販売・開発で仲間を募集!

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リックソフト株式会社

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募集の概要

買収対象領域
企業向けソフトウェア/サービスの提供を実施している企業様
実現したいこと
新規事業の獲得
募集の特徴
買収スケジュール
1.弊社経営企画での評価 2.経営層含めたビジネスモデル構築とその評価 3.基本合意書締結に必要な簡易DD 4.基本合意書の締結 5.本格的DD

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
ITと関係性が低い企業様は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
契約締結までの期間
最短6ヶ月
募集エリア
北海道東北関東中部近畿中国地方四国九州・沖縄海外
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

アジャイル開発向けソフトウェア関連の3事業を展開。世界の製品を日本へ、自社製品を世界へ届けています。

アジャイル開発向けソフトウェア関連の3事業を展開。世界の製品を日本へ、自社製品を世界へ届けています。

当社は2009年の創業以来、主にアジャイル開発向けソフトウェアに関わる3事業を展開しています。

売上構成比の85%以上を占めるメイン事業は「ライセンス&SIサービス事業」です。グローバルの優れたソフトウェア・ツールのライセンスを国内に販売するとともに、導入に伴うコンサルティングやアドオン開発を行っています。主力商材は、アジャイル開発領域のトップブランドであるアトラシアン社製品で、同社製品の黎明期以降、国内におけるエバンジェリストしてサービスを提供しています。

また、ライセンス&SIサービス事業から派生して、当社でライセンス販売するツールの運用管理を24時間365日対応で請け負う「クラウドサービス事業」(サービス名「Rick Cloud」)を展開。

さらに「自社ソフト開発事業」として、アトラシアン社製品のアドオン製品を企画・開発し、世界70カ国で販売しています。「WBS Gantt-Chart for Jira Cloud」をはじめとする自社製品の顧客数は約3,500社で、その8割が海外企業です。北米を中心に、ヨーロッパやアジアの市場でも支持を獲得しています。

当社が創業時から強みとしているのは「技術に強い技術商社」であることです。全従業員のうち約4割が技術者であり(83名中32名、2020年11月時点)、海外製品への深い理解と広範な知識を有する人材基盤を構築しています。これにより、従来の商社機能メインの企業では成しえなかった、一歩踏み込んだ製品導入コンサルティングや運用ノウハウ提供が可能となっています。

当社の製品サポート力は海外ソフトウェア企業から高く評価されており、アトラシアン社による同社製品の顧客対応力ランキングでは、全世界500社以上のパートナーの中で上位10位をキープ、国内パートナー13社のうちではトップです。技術的背景に裏付けられた課題解決力が国内市場のニーズを捉えたことで売上は着実に増加しており、2020年2月期は前年比24.4%もの売上成長を達成しました。

何を目指しているのか?

ミッション「『価値ある道具(ツール)』を世界中の人が使えるようにする」の実現に向け、当社ではドメスティック、グローバルそれぞれの市場についてゴールを設定し、達成に向けて邁進しています。

国内市場で目指すゴールは、世界中の優秀なソフトウェア・ツールの活用を推進し、日本企業の生産性向上・価値向上を後押しすることです。DXの必要性が叫ばれる中、アジャイル開発は、もはや一部のIT業界だけのものではありません。目まぐるしく変化する市場のニーズへ柔軟に対応可能なシステム開発を行い、デジタル化によるビジネス変革を行うことは、どの業界においても求められているといえます。

さらに、DXが進むビジネス環境で競争力を維持するためには、日々進化するデジタルツールを積極的に取り入れ、ビジネススピードを向上し続けることも不可欠です。当社のライセンス&SIサービス事業は、そうした国内ビジネスの課題解決に貢献できると考えています。

具体的な事業戦略としては、国内外の優れたソフトウェア製品を組み合わせて活用できるDX支援プラットフォームを構想しています。ビジネス変革に向け、事業や業務を一から設計し直したいと考える顧客に対して、製品の組み合わせや活用方法ごと提案するイメージです。このプラットフォームの構築に向け、現在ではアトラシアン社製品だけでなく、アルフレスコ社やタブロー社などの製品も積極的に取り扱っています。

グローバル市場においては、世界に通用するソフトウェア製品を自社で開発し、提供することを目指しています。今や、優秀なソフトウェアは、企業が世界のビジネスシーンで影響力を発揮する上で不可欠な要素のひとつになっているといえるでしょう。

しかしながら、現時点では、日本のソフトウェアは海外で選ばれる水準に達していません。私たちは、日本のソフトウェア産業を世界で戦えるレベルにまで成長させていくべきだと考えています。その土台を作るため、当社が先陣を切って、グローバル市場における日本発ソフトウェアの小さな成功を積み上げることが目標です。

この実現に向けた取り組みとして、オープンイノベーションを活用した自社ソフト開発を強化していきたいと考えています。国内で生まれた価値の高い要素技術を取り入れ、まずはアトラシアン社製品のアドオン市場で、革新的な製品を発信していきたいと考えます。

一方、これらの事業戦略を推進する上で課題となっているのは、海外のソフトウェアやツールのノウハウ・知識を有する優秀な人材(技術者、営業担当者)の確保です。国内では同領域に精通した人材が未だ不足していることから、現在はポテンシャルのある人材を採用・社内育成している状況であり、事業成長に要員数が追いついていません。今後に向けて即戦力となる人材をスピーディに確保するべく、M&Aや事業提携を活用したいと考えています。

何を必要としているのか?

代表取締役・大貫浩

代表取締役・大貫浩

ライセンス&SIサービス事業および自社ソフト開発事業の拡充に向け、ソフトウェア・ツール事業を展開されている企業様を求めています。

ライセンス&SIサービス事業については、海外ソフトウェアのパートナービジネスをお持ちの企業様が候補になります。必ずしもアトラシアン社のパートナーである必要はなく、他社製品のライセンスを販売されている企業様も大歓迎です。商材ラインナップを補完いただくことで、クロスセルの可能性が広がるでしょう。

自社ソフト開発事業については、SaaSなどの自社製品をお持ちの企業様と組み、製品開発力を強化したいと考えます。商材のタイプとしては、ビジネスの生産性向上を支援するソフトウェア・ツールを希望します。また、一定の業界に特化したバーティカルSaaSより、あらゆる業界の業務に活用できるホリゾンタルSaaSのほうが相性がよいでしょう。当社の取り扱うアトラシアン社製品と親和性が高く、シナジーを生みやすいと考えます。

ソフトウェア・ツールに関するスキルやノウハウを持つ優秀な方々を広く集めたいと考えているため、営業エリアは問いません。ライセンス販売事業を展開されている企業様の場合は国内のどこでも、自社製品をお持ちの企業様なら拠点が海外でも問題なくコラボレーションできると考えます。

何を提供できるのか?

海外製品のライセンス販売を行う企業様に対しては、当社の素晴らしい顧客基盤を提供可能です。当社が直接取引を行う約500社の顧客のうち、100社以上が一部上場の大手企業です。IT企業はもちろん、製造業や金融業、さらには宇宙開発関連や各国政府関連の取引実績もあり、大規模なプロジェクトに取り組める環境にあるといえるでしょう。二次請け・三次請けの受託ビジネスに限界を感じている企業様には、大きなメリットになると考えます。

また、事業の見直しを検討されている企業様からの事業譲渡も歓迎します。直近では、2021年2月に、ゴーツーラボ株式会社より、アトラシアン社製品ライセンス販売・SIサービス事業を譲受しました。私たちと同じく、日本におけるアトラシアン社製品販売のパイオニアであった同社を仲間に迎えたことで、販売力を強化できると考えています。

自社製品をお持ちの企業には、製品の海外展開をお手伝いさせていただきます。グローバル市場における営業やマーケティングは、アメリカ・サンフランシスコにある当社の海外子会社が全面的にサポートします。当社は海外展開を独力で行ったため非常に苦労しました。その苦労した経験や蓄積したノウハウを活かしたアドバイスが可能です。よい製品やアイデアを持ってはいるものの「認知度が低く販路開拓が難しい」「現地法人設立や税金などのコストがネックになっている」といった理由でグローバル進出を断念しているという企業様は、ぜひご相談いただければと思います。

起業家・経営者に向けてひとこと

私たちは、単に事業や製品を買収するのではなく、価値観を共有できる仲間に加わっていただきたいと強く願っています。

当社の経営理念「我々の技術・知識・ノウハウを最高に発揮し、お客様の価値向上と社会の発展に貢献します」に掲げる通り、私たちは顧客の課題解決のためなら、リソースの出し惜しみはしません。したがって「顧客の要望にだけ応えていればよい」「効率的なサービス提供が第一であり、労力は極力割くべきではない」といった発想の企業様とは、当社はあまりマッチしないかもしれません。

一方で「製品ライセンスの販売や作業としてのSIだけでは物足りない」「時には、顧客の組織や業務の変革まで積極的に提案していきたい」と感じている熱意ある方々には、存分に活躍いただける機会を提供できると自負しています。

こうした考えに共鳴し、少しでも関心を持たれた方は、ぜひお声掛けいただけますと幸いです。事業提携も含め、幅広いコラボレーションの可能性を検討させていただきますので、まずはお気軽に相談ください。ご連絡をお待ちしています!