クリエイターエコノミーのリーディングカンパニーと共に成長できるエンタメTechを募集!

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虎の穴ラボ株式会社

虎の穴ラボ株式会社

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募集の概要

買収対象領域
規模を問わずイラスト・漫画・小説・アニメ・動画・ゲーム・アイドル・インフルエンサーなどのクリエイタービジネスや支援サービスを展開している会社を募集しています。 ●エンタメ領域:電子書籍配信、編集出版、企画制作、コンテンツマネジメント、タレントマネジメント、マーケティング、エンタメ×既存サービス ●クリエイター支援領域:SaaS、業務支援、工程管理、資金管理、プラットフォーム、サブスクリプション、シェアリング、マッチング、EC物流、海外展開 ●先端技術領域:AIエンジン開発、AIサービス、NFTサービス、バーチャル関連、Web3
実現したいこと
新規事業の獲得
募集の特徴
買収スケジュール
公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスを行った後、面談を通じて、当社とのシナジー、ビジョンや価値観の一致、事業の成長性を判断させていただき、基本合意書の締結等のフローに進ませていただきます。

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
当初のミッション・ビジョンに大きく反するような企業様や、条件に全く無関係の企業様は基本的に対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
契約締結までの期間
最短3ヶ月
募集エリア
北海道東北関東中部近畿中国地方四国九州・沖縄海外
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

虎の穴ラボは2019年10月、ユメノソラホールディングスから分社する形で誕生しました。ユメノソラホールディングスの中核会社は、アニメ、漫画、小説を原作とした二次創作物や、商業流通のないオリジナル漫画、いわゆる「同人誌」を販売するショップ「とらのあな」の運営で知られる株式会社虎の穴です。ホールディングス傘下に6社を擁し、クリエイターとファンを結ぶ各種事業を展開しています。

虎の穴は、全国にショップを展開している一方で、業界内でもいち早く事業のデジタルシフトを推進してきました。ECサイト「とらのあな通信販売」の年間売上は100億円を超え、EC化率は7割に達しています。国内はもとより、海外でも北米、アジア中心に、40を超える国・地域にファンが広がっており、登録ユーザー数は約320万人に上ります。

加えて、近年、急成長しているサービスに、クリエイター支援プラットフォーム「Fantia」があります。クリエイターがプラットフォームに作品をアップすると、応援したいファンからの資金援助が得られる仕組みで、イラストレーターのほか、コスプレイヤーなど、さまざまなクリエイターに利用いただいています。2020年の取引金額は70億円に達する勢いです。
2016年に「Fantia」をローンチした際は、類似サービスが存在しない状況でしたが、その後、他社もクリエイター支援プラットフォームに参入。現下の新型コロナウィルス感染拡大により、リアルの作品販売イベントの開催が難しくなった中、クリエイターの皆さんが活動を継続していく手段の一つとして、一層の盛り上がりを見せています。

こうした事業を展開するユメノソラグループにおいて、エンジニア集団である虎の穴ラボは、グループのデジタルシフトをリードしています。現在、展開しているのは、主に以下の3事業です。

●ECソリューション事業
「とらのあな通信販売」のサイト構築から運用、物流・決済など周辺事業との連携までを一貫して手掛けています。

●クラウドソリューション事業
「Fantia」の開発と運用を行っています。これをベースに、将来はシェアリングサービスやマッチングサービスなどのプラットフォーム開発、運営受託にも発展させていくことを視野に入れています。

●デジタルマーケティング事業
「とらのあな通信販売」「Fantia」のSEOやWEB広告等の集客、UIUX、ユーザビリティ改善などを推進しています。

何を目指しているのか?

ユメノソラグループは、「クリエイターの支援を通じて、世界を遊びきれないほどのクリエイティブ=エンターテインメントで満たし、誰もが創作物を楽しむ充実した日々を送る」世界の実現を目指しています。

そして、クリエイターによる作品や関連商品をより早く、広く、多く流通させていくためには、あらゆるサービス・業務のデジタル化、オンライン化を一層進展させていくことが重要です。当グループでは、販売チャネルのオンライン化は軌道に乗っている一方、コンテンツのデジタル化に関しては、まだ進んでいるとはいえません。ソフトウェアもしくはWeb配信によるコンテンツ提供の割合を早期に紙媒体と同程度まで引き上げ、さらには紙媒体をしのぐ規模にまで成長させていくことを目指します。

取り扱う作品・商品のジャンルも、今後は広げていきたいと考えています。創業以来、取り扱ってきた同人誌の分野では、すでに一定のシェアを獲得していることから、同人誌をベースに培ってきた事業ノウハウを、今後はより幅広いクリエイティブ作品の流通に生かしていくことで、成長可能性を拡大していきます。

このような展望の下、成長著しい「Fantia」については、アニメや漫画だけでなく、一般の絵画作品やクラフト作品などのクリエイターも集まるプラットフォームへと進化させていきます。同時に、グローバル展開も強化し、現状では2割弱に留まっている海外クリエイターの割合を、今後3年ほどのうちに5割超まで高めることを目標としています。これにより、国内No.1のパトロン型クラウドファンディングサービスを目指すとともに、世界でもクリエイター特化型クラウドファンディングにおけるNo.1を目指していきます。

このほか、新規の事業として、電子書籍サービスやクリエイター向け業務発注・管理サービス、クリエイター向けCtoCモール、動画関連サービスなどの立ち上げにも、挑戦したいと考えています。

こうしたグループ全体の変革の中で、虎の穴ラボとしても、自社オンラインサービスの開発と運用を通じ、グループ外からも安定したサービス収入の見込める、ストック+フロー型の収益モデルの確立を図っていきます。

何を必要としているのか?

当グループはクリエイターエコノミー領域でのCtoC取引の支援をECサービスやクラウドファンディングモデルでリードしており、2024年現在のグループ事業の年間流通総額は400億円超、登録クリエイター総数は40万超の規模になります。

そのクリエイターやIPアセットを活用、またはシナジーの発揮できる新しい事業展開および事業のグローバル展開加速による事業成長計画を描いており、伴走できる企業様を募集しています。

●買収目的:新規サービスの創出・既存事業の成長加速
●対象事業領域:アニメ漫画ゲームイラスト等のエンタメTech、インフルエンサービジネス、電子出版編集、クリエイター支援Tech、AIやNFTなどのエンタメに係る先端サービス など
●事業規模:問いませんが、希少性のあるサービスを歓迎します
●従業員人数・営業地域等:問いません

何を提供できるのか?

●当グループ事業の紹介
虎の穴:世界トップクラスの同人誌流通支援事業
Fantia:国内トップクラスのクリエイター支援サービス運営
とら婚:アニメ漫画等のファン向け特化婚活サービス運営
AOCS:海外発送サービス
ツクルノモリ:IPマネジメント、MD、商品企画
とらのあなラボ:ソフトウェア開発等
ユメノソラHD:グループ会社管理、経営支援、バックオフィス支援

●グループアセット
サービス累計登録ユーザー総数:1500万人超
累計クリエイター登録総数:40万人超
同人誌委託登録クリエイター数:10万組超
年間同人誌流通冊数:1500万冊超
主要取引先:クリエイター、出版取次、IP管理主幹事会社等

●想定シナジー
グループアセットを活用したアップセル、グループ事業との連携によるクロスセルの双方を想定

●補足
当グループの最も大きな強みは、“グローバルニッチトップ”を目指していける事業領域に立脚している点です。
同人誌だけでも、国内の市場規模は800億円以上。強烈な嗜好性をベースにした、特殊な創出・消費形態が形成されているだけに、新規参入障壁も大きく、市場は寡占状態にあります。さらに海外市場ともなると、完全なるブルーオーシャンです。

これまでにグループ内の各種サービスに登録したユーザーは、累計1000万人超。年間1,500万部以上の同人誌を取り扱い、40万人超のクリエイター登録を有します。このユニークな顧客基盤や協力先ネットワークトを生かすことで、さまざまなビジネス展開が可能になると考えます。 

ES(従業員満足)向上にも注力しており、ワークライフバランスの充実を前提としたフルリモート勤務、リモートワーク手当、設備導入支援に加え、従業員同士の相互交流を図るための交流会などもあります。業態次第ですが地方勤務や副業も実現しています。

コーポレートの面では、人材採用や資金面のサポートも可能です。このほか、間接部門の本社集約、経営リソースの融合、技術面での融合などを図ることにより、コスト削減、財務改善、業務効率化などが期待できます。

過去のM&A実績としては、2013年に、PC・PS向けシミュレーションゲームやノベル式RPGシリーズを展開していたゲーム開発会社、株式会社アクアプラスを仲間に迎えました。
ゲーム開発専業の同社は、事業企画、コラボレーション企画、販売促進については不得手な部分がありましたが、企画や販売面を得意とし、顧客層も共通する当社と共に販売力を強化し、イベント開催やグッズ化も推進。資金面やバックオフィス面のサポートも行い、開発に集中できる体制を構築しました。この結果、新たにソーシャルゲームの分野でヒットタイトルの開発に成功し、売上高はM&A前の2倍以上となっています。

起業家・経営者に向けてひとこと

アニメや漫画のコアファン≒オタク層向けサービスの先駆者である私たちは、デジタルシフトにおいても、業界の先陣を切って取り組んできました。

しかし、“デジタルファースト”を掲げる私たちの取り組みは、まだこれからが本番です。新しい仲間をお迎えし、当社が培ってきたクリエイターとユーザーの基盤をフル活用していただく中で、一緒に発展していきたいと願っています。

グループ入り後も、貴社の自主性は尊重します。決して上下関係ではなく、あくまでフラットな、パートナーとしての協力関係を長期的に築いていければ幸いです。まずはお気軽にお声掛けください!