【ユーザーの声~事業譲渡編】売り手企業はとにかくアクションを!理想のM&Aを実現する「M&Aクラウド」活用法
買い手:株式会社viviON
売り手:株式会社GENSEKI
公開日:
「M&Aクラウド」を介して、クリエイター応援プラットフォームサービス「GENSEKI」の事業譲渡を行った株式会社GENSEKI。同社の代表取締役で、現在は株式会社viviON 経営戦略部・GENSEKIチームリーダーの青木 峻一氏(写真右)と、事業を譲り受けた同 代表取締役社長の明石 耕作氏(写真中央)、同 経営戦略部・ゼネラルマネージャーの生原 優介氏(写真左)に、「M&Aクラウド」の使用感をお聞きしました。
プロフィール
大学を中退して美容師になり、その後IT業界へ転じた異色の経歴を持つ。美容院勤務中、インターネットに夢中になり、WEBサイトを運営。趣味が高じて、美容師からIT業界へ。株式会社ライブドアの前身企業で頭角を現し、分社化と同時に独立する。その後、運営会社は株式会社ゲオへ買収される。異動を経て、2014年4月に株式会社エイシス(現 株式会社viviON)の代表取締役に就任。
大学卒業後、ソフトバンクモバイル株式会社(現 ソフトバンク株式会社)に入社し、法人事業に従事。その後、ゲーム系ベンチャー企業にてグループ会社の代表取締役や新規事業の責任者を歴任。上場準備や事業立ち上げなどビジネス開発を中心に担当。2019年に株式会社エイシス(現 株式会社viviON)に入社。現在は、ゼネラルマネージャーとして新規事業や新規コンテンツ開発を管轄。
大学在学時に数社でインターンを経験し内定を獲得。企業の中で職務をこなしていくやり方に納得できず、卒業後WEBデザイナーで独立。生活のためにアルバイトを掛け持ちしながら、着実に制作スキルを身につけ、2017年に株式会社Limentsを共同創業し、WEB制作事業の統括を牽引。その後、2019年4月に株式会社GENSEKIを設立。
GENSEKI(売り手)「知識がなくても安心。最初から最後まで使いやすかった『M&Aクラウド』」
――青木さんにはかなりアクティブに「M&Aクラウド」をお使いいただきました。当社カスタマーサクセスからのサポートも含めて、サービスを利用された感想はいかがですか?
青木 最初から最後まで、「使いやすかったな」という言葉につきますね。特に印象的だったのは、サービスに登録して1時間以内にカスタマーサクセスの方がお電話くださって。
「キックオフミーティングのセッティングをさせていただけませんか?」っていうご提案をいただいたんですよ。実際にWEB面談をさせていただき、自社の課題感をお伝えしたうえで、シナジーが見込めそうな打診候補先を複数提示いただくなど、すごく丁寧に対応いただきました。
サービス面では、登録ユーザー用のマイページも使いやすかったです。ダッシュボードに各フェーズのタスクが表示されているので、自分自身が次に何をしなければいけないのか明確で助かりました。分かりづらい専門用語には説明が付いているのも親切だなと感じましたね。あと打診先との面談時に活用できるテンプレート資料が用意されていたので実際に使わせていただき、viviONさんからも「資料が分かりやすかった」という評価をいただきました。
――UIもコンテンツも日々改善を進めています。そういったお言葉をいただけると大変嬉しいです。
青木 私自身がサービスを作る側でもあるので、「良くできているな」という目線で見ていたかもしれないです。
――「M&Aクラウド」を利用するうえで心がけておくべきことなどがありましたら、ぜひアドバイスをお願いします。
青木 実際にサービスを利用して感じたのは、とにかく候補先に打診すべきという点ですね。どういった業界の企業と組んだら自分たちのサービスを伸ばせるのか、大きなシナジー効果が見込めるのか、直接お話ししないと検討しづらいことが数多くあります。
もしviviONさんが3社目にお会いした企業だったら即断即決だったかもしれません。ただ、1社目がviviONさんだったからこそ、即断即決ができませんでした。私自身、10社近くとお会いし、あらゆる視点で比較検討したうえで、改めてviviONさんとの相性の良さを実感しました。
とにかく自分からアクションを起こすことを意識して、いろんな方とお話しさせていただくことが、理想を叶える一番の近道であり、大事なことなのかなと思います。
viviON(買い手)「『M&Aクラウド』での成約は2回目。魅力的なスタートアップと出会えます」
――「M&Aクラウド」には前身の「株式会社エイシス」として、2018年12月からご掲載いただいています。掲載に至った背景をお聞かせいただけますか?
生原 そうですね。M&Aクラウドは当社が求めている案件が多い印象があって、今回のような成約事例もそうですが、売り手企業側に魅力的なスタートアップが多い印象です。
――他のM&Aマッチングプラットフォームも使われていますか?
生原 はい。他社さんのサービスも使っていますが、どちらかというと事業継承などの案件が多いのであんまり成約には至っていません。「M&Aクラウド」では、当社は以前にも音声サービスを提供している企業から事業譲受していて、今回が2回目の成約なんです。
――ありがとうございます。viviONさんは本当にこまめにプラットフォームにアクセスしてくださっていますね。
生原 そうですね。「M&Aクラウド」はアクティブな売り手企業が多く、結構打診をいただきます。基本的に受信内容に関してはすべて対応するようにしていますし、時間に余裕があれば自分から売り手を検索してスカウトもしています。
――「M&Aクラウド」の掲載企業のなかでも、viviONさんはかなりの数の企業様とお会いいただいています。サービスを利用していて、期待にそぐわなかった点などはありませんでしたか?
明石 不便に感じたことはないですね。
生原 あるとすれば、任意ワードで売り手企業を検索できるようにしてもらいたいです。私たちの業界の場合、たとえば出版社が気になるなとか、ライバー事務所が気になると思った時に業種検索ではうまく絞り込めないので。それがフリーワード検索のような形になると、より利便性が高まるのかなと思います。
――ご登録企業様同士のマッチング、そしてM&Aの成約を全力でサポートするべく、引き続きUXについても高めていきます。明石さん、生原さん、青木さん、本日はありがとうございました。